突然の家族とのお別れ。元気でいるときは考えもしなかったこと、または考えたくもなかったことですよね。ただし、誰にでもいずれその時はやって来ます。

そして、悲しみに沈む暇もなくお葬式の手配や準備などやるべきことはたくさんあります。その中でもまず最初にやるべきこと、それは親しい人やお世話になった方々へ、家族の死を知らせることです。

しかし、誰に、どのように伝えれば良いのでしょうか。また、急な連絡をもらった周りの人は、どう対応するのがスマートでしょうか。実は、連絡をもらった時にしてはいけないこともあるのです!

ここでは、普段はあまり考えたことはなかったけれども知っておきたい、訃報の連絡方法とその対応法に焦点を絞ってご紹介していきます。

これを読めば、万一の時にも落ち着いて対応をする準備ができるでしょう。突然の有事にも慌てず対応できるよう、ぜひご一読ください。

-- この記事の目次 --
1.訃報連絡とは
2.訃報連絡をする5つのグループ
3.訃報連絡 電話でする場合
4.訃報連絡 メールでする場合
5.新聞に訃報掲載する場合
6.訃報連絡をもらった際の対応
7.いざという時のために準備して置くこと
まとめ

1.訃報連絡とは


出典元:https://www.pakutaso.com/nature/flower/

はじめに、訃報連絡とは何でしょうか。

その名の通り、訃報(フホウ):死去のお知らせ を、親戚や友人や会社の人、またその他関係者の人々に連絡することを言います。

みなさんも新聞や地域広報の小さな欄で見たことがあるかもしれませんね。

基本的に内容はとてもシンプルで、誰が亡くなって、いつお葬式があり、喪主の名前やどの人が連絡者であるのかが記載されています。

赤ちゃんが生まれるとみんな周りにその命の喜びを伝えますね。

それと同じように、ある一つの命の終わりを伝えることもとても大事なことです。

ただ、誰に伝えれば良いのでしょうか。

人は気づかぬうちに多くの人間関係のつながりを持つものです。

フェイスブック上などで友達の数を把握することは可能ですが、実生活に置いてどのくらいの人と関係しているのかというのは自分自身でもわかりません。

何十年も会っていなくても、夢などで不意に小学生の頃に仲の良かった同級生が出てきて、あの子どうしてるかな、とふと気になることもあります。

自分でも把握するのが難しい交友関係ですから、家族が故人の交友関係にあった人たち全てに死去を伝えるのは到底無理でしょう。

ただし、いくつかのカテゴリーに分けて、連絡がわかる人にきちんと連絡しておくことで、いずれ伝い知れることもあります。

それではこれから実際に、いつ、誰に、何を、どのように伝えれば良いのか、詳しくご紹介していきます。

1-1. 訃報連絡をするタイミング

まず、いつ連絡するのが良いかということですが、まずは家族や故人と血縁関係のある親戚には、亡くなって病院や施設から自宅などに安置した後すぐにその死を知らせます。

ご自分の会社の上司にはもちらん忌引きなどもあるのでその旨連絡しますが、故人が勤務していた会社や取引先などには、葬儀の日時が決定し次第、お知らせをします。

1-2. 訃報連絡は2段階

訃報連絡は2段階踏むのが良いでしょう。

まず、家族や親戚、そして故人が特に親しかった友人がいる場合、その人たちに「亡くなったこと」を簡潔にお知らせします。

その時に葬儀の詳細など詳しいことはまた後で連絡することを伝えるようにしましょう。

人の死を受け入れるのには時間がかかります。

また、突然のことなので予定を立てるのも難しく、悲しみも合わさってパニックになることもあります。

なるべくシンプルに故人の死を伝えるのが第一段階です。

その後、葬儀屋さんと相談し、お葬式の日時や場所が決定した後に、もう一度改めてその詳細を伝えます。

会社や自治会など、手続きも絡んで連絡が必要な相手には、詳細が決まった後に連絡する方がスムーズに進みます。

1-3. 訃報連絡の手段

訃報連絡は大きく分けて3通りあります。

一つは電話で直接伝えること。

一つはメールやFAXなどの文章で伝えること。

そしてもう一つは新聞や広報、掲示板などで知らせることです。

基本的には電話で連絡することがマナーとして正しく、最も早く確実に伝わる方法と言えます。

ただし、幅広い交友関係がある場合や会社など大きな組織になると、一人で電話をかけて回るのは負担が大きすぎますね。

一斉連絡ができるメールはそういう時に大変役に立ちます。

後ほどその場合分けと詳しい連絡方法を記載しますが、大まかに分けると、関係が深い人には電話で、会社など大きな組織にはメールやFAXで、さらに連絡先がわからない不特定多数の人にはメディアを利用する、というように場合分けをします。

1-4. 訃報連絡の内容、大事なポイントは5つ!

さて、では、訃報連絡に必ず入れるべき要項です。

基本的に5つあります。

電話で伝える時はメモに書いて話すようにすれば伝え忘れずにすみますよ。

・亡くなった人のお名前  ・亡くなった日時  ・お通夜・告別式の日時と場所、できれば葬儀の形態(仏式・神式・教会式など)*まだ決まっていない時は後ほど連絡するということを伝える  ・自分の名前と連絡先 (責任者が別の場合はその人のお名前と連絡先) ・その他注意事項がもしあれば(家族葬なのでご近所や会社の方の参列はお断りすることなど)

2.訃報連絡をする5つのグループ

 
出典元:pakutaso

前述しましたが、故人の交友関係を把握して連絡して回るというのは非常に大変なことです。

誰がどのような人間関係を構築しているかなんて家族であっても到底知る由もありません。

訃報連絡を受け取っていなかった人が、後で伝え聞いて、お別れを言いたかったのに・・・と残念に思われることもままあることですし、知らずに新年の挨拶などをしてしまった!ということもよくあることです。

家族葬であってもひとまず訃報の連絡をすることは礼儀の一つとも言えるでしょう。

ここでは連絡をすべき人たちを5グループごとに分けました。

そうすることで、伝え忘れ、伝え漏れをなるべく少なくすることができます。

・家族や親戚・・・親、子供、孫、兄弟姉妹、叔父叔母、イトコ、甥や姪など 電話での2段階連絡法が適切です。

疎遠になっている親戚もいるかもしれませんが、連絡先がわかるようでしたら一方を入れるのがマナーです。

  ・交友関係 友人、知人、クラブや習い事などの集まり、旧友、飲み仲間など 特に近い間柄の方の連絡先がわかれば、電話2段階連絡法を用います。

友人関係は生前に友人リストを作っていることは少ないので連絡先を集めることは容易ではありません。

ご友人の方からのお手伝いの申し出があった場合は遠慮なくお願いして、周りのご友人の方々に伝えてもらえるように頼みましょう。

・会社関係 勤務先、取引先など 直属の上司か連絡先のわかる同僚の方には電話で連絡するのが良いでしょう。

こちらは詳細が決まってから連絡をします。

その方にある程度の範囲での社内への連絡をお任せします。

色々な手続き等もあるので、メールでも詳細を送っておくと社内連絡もスムーズにいきます。

・地域関係 自治会、区町内会など こちらは葬儀の詳細が決まってから各自治体の責任者の方に電話で連絡します。

あとは連絡網があるのでそれぞれ伝わっていくでしょう。

・お寺(菩提寺)・・・先祖代々のお墓があるお寺(もしあるならば) 先祖代々のお墓がある人は、そのお寺にも連絡をします。

そのお寺の僧侶に葬儀のお勤めをしていただくならば、スケジュールのこともあるので亡くなってすぐに電話で連絡をします。

3.訃報連絡 電話でする場合


出典元:pakutaso

3-1. 電話でするべき相手とは

訃報の連絡は、電話でするのが基本です。

特に、家族や親戚、親しい友人や菩提寺には、きちんと電話で伝えましょう。

人が大勢いる会社や地域関係の人には、まず一番連絡の取りやすい人、会社の上司・同僚、区長さんに電話で伝え、あとはその方の指示に従うのが良いです。

会社や地域には連絡網もありますので、一人で全部をやろうとせずに、核になる人に伝えたらあとは回してもらえるようにお願いするのも負担がかからない方法です。

人の死の痛みというのは多くの人が共有しているものなので、もし協力や助けを申し出てくれる人がいたらその優しさに遠慮なく頼って良いと思います。

3-2. 電話での訃報連絡、文例集3選

人の死についてなんと切り出したら良いかは、少し困りますよね。

そこで、参考にできる文例集を3つ選抜してみました。

・親族などへ連絡する場合 「もしもし〜です。

本日今朝方、母が亡くなりました。

お葬式の日時などはまだ決まっておりませんので、後ほどまた改めてお電話いたします。

遺体は明朝自宅に戻って来る予定です。

何かありましたらご連絡ください。

番号は〜です。

では、またご連絡いたします。

・友人などへ連絡する場合 「もしもし、〜の息子の〜と申します。

突然のお電話で申し訳ありません。

実は、○月○日に母が亡くなりました。

生前は大変お世話になりありがとうございました。

つきましては、お通夜を明日の午後7時から、〜斎場で行います。

告別式は明後日の1時から同じ会場で行います。

もし何がご連絡等必要な際は、私にお電話ください。

電話番号は〜です。

・故人の勤務先などへ連絡する場合 「もしもし、こんな時間に申し訳ありません。

私は〜営業部第二課の〜の息子で〜と申します。

父が本日○時○分に亡くなりました。

お手数ではございますが、関係者の皆様にお伝えいただけますでしょうか。

また、故人の希望により、葬儀は家族だけで行う予定でございますので、弔問及び御香典は失礼ながら辞退申し上げております。

詳細につきましては、後ほどメールにてご連絡いたします。

*たとえ、家族だけでのお葬式であっても、会社には手続き等ありますので、必ず連絡するようにしましょう。

4.訃報連絡 メールでする場合


出典元:pakutaso

4-1.メールでするべき相手とは

訃報連絡は、基本的には電話ですが、会社など多くの人に連絡しなければいけない場合、名簿やデータをもとに一斉送信のできるメールを利用することも多くなりました。

最近では海外在住の人も多くないため、物理的に電話がつながりにくい人にはひとまずメールで連絡します。

参考:マナーの虎 訃報の文例集

4-2. メールでの訃報連絡、文例

件名:【訃報】○○○○逝去のお知らせ
本文:業務部業務一課長○○○○殿


父〜が病気療養中の処、平成○年○月○日に他界いたしました。

ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます。

なお、通夜・葬儀は下記の通り仏式にて執り行います。

故 〜〜〜 儀 葬儀告別式
通夜 平成○年○月○日(水) 午後六時より
葬儀告別式 平成○年○月○日(金) 午後一時より二時まで

場所 ○○斎場(住所、電話番号を記載)

仏式  浄土宗

喪主 ○○○○(長男)


連絡先 
電話番号(自宅の電話や携帯の電話番号、メールアドレスなど)


5.新聞に訃報掲載する場合

             
出典元:http://www.ashinari.com/2009/07/23-025158.php

連絡先がどうしてもわからない人に知らせる手段として、新聞の死亡欄(お悔やみ欄)に記載するというものがあります。

私の祖父などはよくこの死亡欄で知り合いの訃報を知り、葬儀に駆けつけていました。

最近では故人の遺志や、または死亡欄の情報を利用して営業をしてくる業者さんもいるようで載せない人もいるのですが、もしその必要がある人は参考にしてください。

新聞掲載には、有料の場合と無料の場合があります。

黒枠で囲んで載せる場合は、広告扱いとなり、有料です。

通常のお悔やみ欄は、新聞社の記事なので無料です。

一般の人の葬儀情報は、地方紙に記載されます。

死亡欄への記載は、多くの場合が葬儀社が喪主に記載するかどうか確認します。

それ以外は、死亡届が出された際に、新聞社に情報が入り、新聞社から連絡が来る場合もあるようです。

広告として掲載する場合は訃報・お悔やみ広告の総合サイトがあります。

どちらにしても、遺族に確認なしに掲載されることはありませんのでご安心ください。

6.訃報連絡をもらった際の対応


出典元:https://www.pakutaso.com/model.html

さて、今まで遺族側の訃報連絡方法を紹介してきました。

より多くの疑問や戸惑が出て来るのはむしろ訃報連絡を受けた側かもしれません。

突然電話がかかってきて親しい人の死を知らされた時、どのように応えれば良いのでしょうか。

遺族の悲しみにも寄り添ってあげたい、自分の気持ちも整理しないといけない、どんな表現を使うのが適切でしょうか。

ここは多くの人が迷うところであるかもしれません。

ここからは、訃報連絡を受けた側の対応法をご紹介していきます。

6-1. 訃報連絡をもらった際の大事な5つの行動

突然の訃報の連絡を受けた際にするべき行動で大事なポイントは5つあります。

・落ち着いた対応を心がける 連絡をしてきた人は、大体故人と近い関係にあたる人で、おそらく相当のショックを受けていると考えられます。

もちろん気が動転するのは当たり前ですが、なるべく取り乱さず、落ち着いて話すことを心がけます。

・相手の言う用件を確実に聞く 死に至る経緯などはどうしても気になってしまうものですが、あれこれと問いただすのはマナー違反です。

遺族の人はこれから方々に連絡をしたり、お葬式の準備をしたりと、やることがたくさんあります。

なるべく長電話にならないように、相手の言う用件をしっかり聞くことが大切です。

・大事な情報はすぐにメモ 訃報の連絡を受けた際に確認しなければいけないことは以下の4点です。

・故人のお名前 ・葬儀の日時と場所 ・宗旨(お葬式の宗教) ・喪主のお名前と故人との続柄 電話を受けた際、本人が不在な場合もあります。

電話の相手が面識のない方の場合もあります。

必ず、誰が亡くなって、どんな関係の誰が電話をかけてきたのかメモを取りましょう。

また、取り乱しているときは記憶力も薄れますので、葬儀の日時や場所も確実に文字に残しておくことはとても大切です。

弔電を届ける際に必要になるので、喪主のお名前、宗旨(仏式か神式かなど)も確認しておくと後々安心です。

・相手を思いやる言葉を添える 故人の死を悼む言葉とともに、電話の相手を気遣った言葉を添えたいものです。

親しい間柄であったなら、余裕があれば何か手伝いを申し出るか、もしくは可能であれば何かを引き受けると良いでしょう。

もしかしたら、故人の友人の連絡先がわからなくて困っているかもしれません。

助け合うということが、遺族の悲しみを少しでも癒すことにもなるなら幸いなことです。

・他の人に伝えるときは遺族に確認を取る 訃報の連絡を受けて、すぐに周りに伝えて回るのは賢い行動ではありません。

もしかしたら、あまり周りに広めてほしくはないかもしれませんし、小規模の葬儀を望まれているかもしれません。

遺族が知らない他の故人の友人がいる場合もその旨を遺族に確認してから「私の方から伝えておきましょうか?」と申し出るようにした方が良いでしょう。

大事なのは、基本的な情報の確認と、相手への思いやりです。

お悔やみの言葉は故人を悼み、また残された遺族を励ますものでなくてはなりません。

6-2. お悔やみの言葉

皆さんは人の死を知った際に用いる「お悔やみの言葉」をいくつ挙げられますか?

一般的にすぐ思い浮かぶのは
「この度は御愁傷様です。」「ご冥福をお祈りいたします。」の二つかと思います。

でも、あまりにもよく使われる言葉なので、心がこもっていないと思われるのではないか、正しい使い方ができているだろうか、そもそも「御愁傷様」ってどう言う意味だろう?などと思ったことはありませんか?
電話やメールでの訃報連絡を受けた際の返答・返信方法をご紹介する前に少しお悔やみの言葉について説明しておきます。

なんとなしに使うより、きちんとした常識と良識を持って使うお悔やみの言葉の方が、同じ言葉でも伝わり方は違います。

まず、「御愁傷様」と言う言葉ですが、「愁傷」は嘆き悲しむこと、またその悲しみを指し、「御愁傷様」のその意味は、相手を気の毒に思うことを言います。

相手を気遣う言葉なので、訃報の連絡があった際は例え目上であれ会社の上司であれ、どの相手に対しても使えます。

しかし、最近では「気の毒にね。

」と言うからかいや皮肉を込めた軽口の一つとして「御愁傷様」を使うこともあるので、言い方は気をつけなければなりません。

ただ単に「御愁傷様です」だけだと心がこもっていないように感じるかもしれないので、そのあとに、「本当に残念です。」や「お疲れでしょうからどうぞご自愛ください。」など、相手を思った言葉や自分の気持ちを一言添えるのが良いでしょう。

では次に「ご冥福をお祈りいたします。」についてです。

「冥福」とは死後の幸福。

または死後の幸福を祈って仏事を営むことを意味します・

「冥福」と言うのはキリスト教や浄土真宗のお葬式では使ってはいけないと言う一部の葬儀ルールはあるようですが、今ではどこで使っても問題になることはないようです。

ただし、「(故人の)死後の幸福をお祈りします。」と言うことなので、遺族に向かって言うのは少し違和感を感じる人はいるかもしれません。

その場合、「御愁傷様です。」の方がベターです。

どちらかと言うと弔電などの文章によく見られる言葉のようです。

参考:キャリアパーク「御愁傷様」の正しい意味と失敗しない使い方

6-3. お悔やみの言葉3つのタブー

お悔やみの言葉を言う際に言ってはいけないこと、してはいけないことがあります。

・重ね言葉や繰り返しを表す言葉は使わない! 「重ね重ね」「再三」「度々」「ますます」など、繰り返しを連想させるような言葉は使いません。

不幸が続くことを連想させて縁起が悪いからです。

「続きまして」や「これからも」とう言葉も繰り返しを連想させるのでなるべく避けます。

・生死に関する直接的な表現は避ける! 「死後」や「死去」「死ぬ」などの死を表す直接的な言葉は「ご逝去」や「悲報」に、生きていた頃は「元気なころ」などに変えます。

・不吉な言葉は避ける 言わずもがなな感じはしますが、「不幸になる」や「大変なことになる」「浮かばれない」などの不吉な言葉は使ってはいけません。

6-4. 訃報連絡を電話でもらった時の対応法

上記を踏まえて、実際に電話で連絡をもらった時の対応法をいくつかご紹介します。

・家族・親戚の場合

「心身ともにお辛い中、ご連絡いただきましてありがとうございます。

今後の日程が決まりましたら是非おしらせください。

すぐに伺います。」


・友人・知人の場合


「本当にご愁傷様でございます。

突然のことで驚き隠せません。

ご連絡本当にありがとうございました。

大変お世話になりましたのでお別れをしたいのですが、今後の日程などはお決まりですか?何かお手伝いできることがあれば何なりとお申し付けくださいね。」


・会社の場合


「心からお悔やみ申し上げます。

お辛いところ大変申し訳ないのですが、今後のことについては会社の方で相談の上、折り返しお電話を差し上げます。

連絡先を教えていただけますでしょうか。

また、今後の日時等決まりましたら今一度ご連絡いただければと思います。」

6-5. 訃報連絡をメールでもらった時の対応法

メールでのコミュニケーションが当たり前になり、どんなことでも今はメールで済ませてしまえますが、メールでの返信は略式であり、本来ならば手紙でお悔やみを表現するのが正しいマナーです。

メールで送るときも手紙で書く元と同じように文章や形式には気をつけたいものです。

基本として、故人が父親の場合 ご尊父様、お父様、母親の場合はご母堂様、お母様 など敬称が変わるので書く前に調べましょう。

会社関係のメールの返信例 株式会社○○ 〜〜様 この度はご尊父様のご逝去の報に接し謹んでお悔やみ申し上げます。

誠にご愁傷様でございました。

生前は大変お世話になりましたので、本当に寂しさが募ります。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

本来ならば直接お目にかかりお悔やみ申し上げたいところですが、略儀ながらメールにて失礼いたします。

会社名 住所 名前 連絡先   参考:お悔やみメール  

6-6. 弔問に行けない場合の返答の仕方

都合により弔問にいけない場合は、その旨きちんと伝えます。

突然のことなので、遺族側もお別れに参加できないことは了解の上でしょう。

お悔やみの言葉と合わせて、行けない旨を伝えると良いです。

「ただいま遠方におりますのですぐには伺えませんが、改めてご挨拶に参ります。」
「どうしても都合がつかず、ご葬儀に伺うことができずに大変申し訳ありません。」

弔問に行きたくても、家族の意向で参列が断られることもありますね。

遺族の意に背くことをするのはタブーですので、原則参列は諦めます。

その場合は、供花やお香典、弔電という手があります。

どうしても参加したい時は、遺族の方と直接交渉するか、連絡先がわからなければ葬儀屋さんに間に入ってもらうこともできるかもしれません。

ただし、お葬式はみんなが神経質になる場でもあります。

遺族の気持ちを乱れさせるようなことはなるべくしないようにするのがマナーではないでしょうか。

7.いざという時のために準備して置くこと

出典元:https://www.pakutaso.com/person/ さて、ここまで訃報連絡の方法とその対応法をご紹介してきました。

少しはお役に立てたでしょうか。

ある人の死を知らせるということだけでも多くのことに気を配らなければなりません。

何度もお伝えしているように、急な事態に、故人の死を知らせる人を把握し、選抜し、実際に連絡していくことは大変な作業です。

そんな家族の負担を少しでも減らせるように、私たちも日頃から準備できることがあります。

それは、日頃から自分の意思、お葬式の規模などに合わせて事前に「連絡リスト」を作っておくことです。

訃報連絡をする5つのグループわけを参考にして、仲のいい友人数名、参加している習い事・教室の仲間、よく飲みにいく相手、会社で仲の良い同僚をリストアップして、連絡先を記載した「連絡リスト」を作りましょう。

そうすることで、いざという時、連絡漏れすることもありませんし、家族の負担もいくらかは減ることになるでしょう。

まとめ



出典元:https://www.pakutaso.com/model.html


ある人の死の舞台裏、訃報連絡の方法と対応法を紹介していきました。

いかがでしたでしょうか。

簡単にまとめるならば、
【訃報連絡】 ・訃報連絡をしなければならないグループは5つ。

・訃報連絡 家族や親しい友人には、まず第一にその死の事実を知らせ、第二にお葬式の日付や場所などの詳細を知らせる。

・訃報連絡 会社や自治体などの大きな組織には、お葬式の詳細が決まった後にすぐ知らせる。

・訃報連絡は電話が基本!メールは電話が届かない人か、社内での一斉メールなど、少し関係の遠い組織内での連絡に使う。

・家族葬をする場合であっても会社には必ず訃報連絡をする。

・全部を自分で連絡しようとするのではなく、友人・知人からの協力の申し出や自治体の連絡網があるときは遠慮なくお願いする。

・どうしても連絡がつかない人、連絡先がわからない人がいる場合は、新聞紙お悔やみ欄への記載も考えられる。

【訃報連絡が来たら】 ・長電話はしない。

・簡潔に、確実に、知らなければならない要項4点はメモする。

・お悔やみの言葉の使い方、敬称の変化、お悔やみの言葉をいう際のタブーなど、独特のルールは返信する前に必ずチェックする。

・いざというときのために!家族の負担を減らすために!「連絡リスト」は作っておこう。

これだけを抑えておけば、あなたも戸惑ったり焦ったりすることなく、突然の出来事が起きても落ち着いて安心な対応ができるでしょう。

大事な人を気持ちよく見送ってあげるためにも、連絡をスムーズに行い、故人が築き上げて来た人間関係を大切にして、慈愛溢れる温かなお葬式にしたいですね。