お葬式ガイド

お葬式・お通夜のマナーや基礎知識、家族葬や散骨などお葬式の種類、宗教や宗派、霊園・斎場について解説します。

訃報は不意に、そして突然に届くものです。

だから、様々な事情で通夜にも告別式にも出れない時があります。

或は、訃報を知ったのが葬儀が終った後だったということもあるかもしれません。


「訃報」を後で知った時、どう対処すればいいのでしょうか?


お悔やみを伝えること。

香典のこと。

供物・弔問のこと。

などなど、様々なことに思い悩んでしまいます。


例えば、

香典は「郵送」で送っても構いません。

ここでは、一般的な「訃報」を後で知った時の対処法について詳しく、ご紹介いたします。

しっかりと対処することで、葬儀後でも、ご遺族へ配慮あるお悔やみを伝えることができます。

この「対処事典」を読んで、訃報を後で知った時の対処法を身につけて下さい。

-- この記事の目次 --
1.訃報を後で知った時の5つの「対処法」
2.訃報を後で知った場合の「手紙」は「こう」書きます
3.訃報を後で知った場合の「弔電」の対処法
4.訃報を後で知った場合の「香典」の渡し方
5.「供物と供花」 知っておきたい葬儀後の「供物」と「供花」のマナー
6.後日「弔問」に伺う際、知っておきたいこと
まとめ
   

1.訃報を後で知った時の5つの「対処法」



「訃報を後で知ったけど、どうすればいいの?」 こんな悩みの解決法です。

まず、確認しなければいけないチェク事項。

それは、「訃報」のお知らせを何時頂いたのかと、どんな経緯でお知らせを受けたのかです。

  1. 訃報を知ったのは「通夜」前。

    「通夜」「告別式」には参列できない
  2. 訃報を知ったのは「通夜」後。

    「告別式」には参列できない
  3. 訃報を知ったのが「葬儀」後。

    四十九日前
  4. 訃報を知ったのが「葬儀」後。

    四十九日後
  5. 訃報を知ったのが「葬儀」後。

    友人・知人から
  6. 訃報を知ったのが「葬儀」後。

    遺族の欠礼状で
1.と2.については、何らかの事情で葬儀に参列できない。

3.〜6.が、「訃報」を後で知り、葬儀に参列する機会が無かったと、いうことになります。

 

通常、葬儀に参列できない(しなかった)場合の「お悔やみ」=「弔意」の伝え方は次の5つがあります。

 1. 手紙  2. 弔電  3. 香典  4. 供物・供花  5. 弔問 この5つの伝え方、訃報を知った時期違いで、対処法が微妙に異なります。

2.訃報を後で知った場合の「手紙」は「こう」書きます



「訃報」を後で知った場合、弔意(お悔み)を、どう伝えればいいのでしょうか? 

「弔意」を伝える手法は色々ありますが、 「訃報」を後で知ったという観点からいえば、「お悔みの手紙」こそが、一番ご遺族に「お悔やみの想い」を伝えられるだけではなく、参列できなかった「お詫び」も述べることが出来る手法です。

    では、「訃報」を後で知った場合の対処法としての「お悔みの手紙」の書き方と、ポイントを解説いたします。

 

通例としては、 【書き出し】→【お詫び】→【励まし】→【香典の同封】 の順で書きます。

 

ポイント1.冒頭からお悔やみの言葉で書き始めて下さい

1.拝啓、謹啓等の「頭語」は書きません 2.季節をあらわす「時候」の挨拶文はいりません 書き出しの文例です。

通常は縦書きですが、ページ構成上で横書きにしています
  • 「御尊父様御他界なされた由、ただ驚くばかりで、お慰めのことばもありません。」
  • 「ご母堂様ご急逝とのお知らせに接し、申し上げる言葉がありません。」
  • 「◯◯様の突然の訃報に接し、言葉を失っています。」
  • 「ご主人のご逝去を、心からお悔やみ申し上げます。」

ポイント2. 弔問に伺えない(伺えなかった)お詫びを述べて下さい

1.弔問に伺えない(伺えなかった)理由を簡潔に述べます 2.祝い事と重なった場合は「やむを得ない事情で」と書きます 遠方にお住まいの方や、出張などの時の表現例です。

  • 「遠方住まいしておりまして、・・・」
  • 「幼い子供を連れての急な長旅もかなわず・・・」
  • 「あいにく多端な出来事を抱えており・・・」と表現します。

訃報の受取りが葬儀終了ご知った場合のお詫び表現例です。

  • 「ご無沙汰しており、○○様の不幸を存知あげず、お悔やみも申しあげず失礼いたしました」
と、時間が経ってしまった非礼を述べて下さい。

ポイント3. 励ましや、遺族を気遣うことばを掛けて下さい

1.心や心情へのいたわりが、ご遺族を元気づけます。

2.ご遺族の身体への心遣いも忘れないで下さい。

励ましや、遺族を気遣う表現例です。

  • 「お嘆きのあまり、お体にさわりなど、ございませんよう、ご自愛のほど、お祈り申し上げます」
  • 「○○様のご落胆は察するにあまりありますが、幼いお子様たちのたちのためにも、くれぐれもご自愛下さい」
  • 「お力落としと存じますが、どうぞお気を強くお持ちになり、くれぐれもご自愛下さい」
 

ポイント4. 「香典」を同封する場合は、その点についても触れて下さい

1.香典を同封する場合は、大きめの「現金書留用」封筒で送って下さい 2.必ず郵便局の窓口から「郵送」して下さい。

香典を同封する場合の文例です。

  • 「わずかばかりですが、御香料を同封いたしましたので、御霊前にお供えいただきたく、お願い申しあげます」
  • 「同封のものは、まことに些少ではありますが、○○様の御霊前にお手向けください」
  • 「心ばかりのものを同封いたします。

    御霊前に故人のお好きだったものをお供えいただければと存じます」
 

ポイント5. 故人との関係別の書き出しの例です

父を亡くした知人の場合
  • 「御尊父様御他界された由、ただ驚くばかりです」
  • 「御尊父様の御逝去、誠に御愁傷様でございます」
母を亡くした知人の場合
  • 「ご母堂様ご急逝とのお知らせに接し、ただ驚いています」
  • 「御母上様後逝去の報に接し申し上げる言葉がありません」
夫を亡くした友人の場合
  • 「ご主人のご逝去を、心からお悔み申しあげます」
  • 「ご主人の不慮の災禍での訃報にただ驚いています」
妻を亡くした友人の場合
  • 「ご令閨の悲しい報せを受けとりました」
  • 「奥様が急逝されたとの報に接し、とても驚いています」
親戚、親族の場合
  • 「お義兄さまの突然の悲しいお知らせにぼう然としています」
  • 「○○さんご逝去のお知らせを承り、息がつまるほどの衝撃をうけております。

    故人には生前・・・・」
取引先・会社宛ての場合
  • 「○○株式会社、○○社長の御霊に、取引業者の一員として、謹んでお別れのことばを申しあげます」
  • 「貴社取締役○○様のご逝去の報に接し、悲しみを深くしております。

    ご生前は格別の厚情を賜り、今の弊社がございますのも・・・」
 

ポイント6. その他の「お悔やみの手紙」の注意点です

便箋、封筒、ペンにも細やかな配慮が必要です。

  • 便箋は原則「真っ白」なものを使用して下さい。

  • 枚数は2枚になると、「重なる」に通じますので、1枚でおさまるようにします。

  • 書式は「手書き」の「縦書」です。

  • ペンは、黒インクのボールペンや万年筆。

    地方によっては、薄墨で書くところもあります。

    カラーペンなどで書くことは控えて下さい。

  • 封筒も、不幸が重ならないように「二重封筒」は避け、一重のものを使用して下さい。

ポイント7. 忌み言葉は使わないで下さい

お葬式や、「お悔みの手紙」では、使ってはいけない言葉があります。

「忌み言葉」といい、言霊(ことだま)の力によって不幸が再び起きてしまうと言われているものです。

重ね言葉としての忌み言葉
  • 重ね重ね
  • 重々
  • たびたび
  • 次々
  • 再三
  • 返す返す
繰り返すことを連想させる忌み言葉
  • 再び
  • 再々
  • 続く
  • 引き続き
  • また
他に、「死去」「ご存命中」などの直接的な言葉や、「四」「九」などの縁起が悪い数字も忌み言葉に含まれます。

3.訃報を後で知った場合の「弔電」の対処法

 

弔電は、葬儀に参列できない時に送るお悔やみ電報のことです。

こんな時に、弔電を送ります。

訃報を受取ったのが、 1.訃報を受取ったのが「通夜」の前ですが、「通夜」「告別式」には参列できない場合 2.または、「通夜」後に「訃報」に接し「告別式」には参列できない場合 3.故人や遺族の勤務先(会社・職場)や所属していた団体・組織が送る場合 訃報を後で知ったケースでいえば、2.が該当します。

ただ、いずれの場合もやむをえない事情で通夜・葬儀に参列できない時です。

では、2の場合の対処法も含め「弔電」について解説します。

 

ポイント1.  「弔電」は葬儀に確実に間に合わすこと

1.弔電は葬儀開始時間より2〜3時間前に届くように依頼する 2.弔電は通夜・告別式が行われる場所に送ります。

できれば前日に届くのが望ましいのですが、どうしても前日に間に合わない場合は、告別式の開始時間より2〜3時間前に届くようにして下さい。

  • 宛名は葬儀責任者となる喪主宛に送ります。

  • 喪主の氏名がわからない場合は故人のフルネームを書きます。

  • 「○○ ○○○ ご遺族様」 「○○ ○○○様 遺族ご一同様」 「○○ ○○○家 ご遺族様」などと書いて下さい
  • 送り先は、葬儀がとり行われる斎場、自宅などの住所に送ります
社葬は、企業・団体が主催します。

部署宛、葬儀責任者宛、主催者(個人・グループ)宛になりますので、事前確認が必要です。

また、主催者から弔電の受付に関して、会場宛や指定場所の記載が示される場合もあります。

会社として弔電を送る場合は、葬儀を行う葬儀社の名前を調べておくと、供花などの手配の際に全体のバランスで配置してもらえます。

差差出人の明記も故人との関係で違ってきます。

弔電を受取る側にとって、どんな関係の誰から届いた弔電なのかを判別できるようにすることもご遺族への心遣いです。

例えば恩師の場合でしたら、「○○高校○○年卒業」などと明記することが大事です。

会社名で出す場合は、会社名だけではなく社長名もいれます
  • 「肩書き」や「関係」の他、個人、連名、部署情報等を入れますと、ご遺族の葬儀後の対応がラクになります。

  • また、名前にふりがな、住所、電話番号等も加えるという配慮もご遺族の葬儀後負担を軽くします。

 

ポイント2. 「弔電」の文例も、個人と取引先では違います

「弔電」で使われる敬称も含め、個人と取引先では文例も異なります。

「弔電」で使われる敬称です
  • 実の父:ご尊父[そんぷ]様、お父様、お父上(様)
  • 妻の父:ご岳父[がくふ]様
  • 実の母:ご母堂[ぼどう]様、お母様、お母上(様)
  • 妻の母:ご岳母[がくぼ]様、ご丈母[じょうぼ]様
  • 夫  :ご主人様、ご夫君様
  • 妻  :ご令室[れいしつ]様、ご令閨[れいけい]様、奥様
  • 祖父 :ご祖父様
  • 祖母 :ご祖母様
  • 息子 :ご子息(様)、ご令息(様)
  • 娘  :ご息女(様)、ご令嬢(様)、お嬢様
  • 兄  :お兄様、ご令兄[れいけい]様、名前「○○様」
  • 姉  :お姉様、ご令姉[れいし]様、名前「○○様」
  • 弟  :御弟様、ご令弟[れいてい]様、名前「○○様」
  • 妹  :御妹様、ご令妹[れいまい]様、名前「○○様」
  • 取引先:故人が取引先の親族の場合は上記同様。

故人が直接関係の場合は、社長様、会長様、御社○○様、貴社○○様と、役職、肩書きの敬称とします。

弔電での忌み言葉は、手紙の時と同様、忌み言葉を使用しないのがマナーです。

重ね重ねなどのくり返し言葉や、再びなどのくり返しを連想する言葉の使用は避けて下さい 弔電サービス会社では様々な文例を用意していますが、事前にメッセージ文を用意しておくと、発注がスムーズにいきます。

一般的で文字数が少ない例
  • 「ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげます。」
ご尊父様例
  • 「ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。」
ご母堂様例
  • 「ご母堂様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。

    お慰めの言葉もございません。

    今はただ、心から、ご冥福をお祈りいたします。」
弔問欠席例
  • 「お悲しみに対し弔問かなわぬ非礼をおわびし、謹んで哀悼の意を表します。」
企業向け例
  • 「御社社長様のご訃報に接し、ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。」
 

ポイント3. 「弔電」サービスを考慮して選択して下さい

通信各社を含め、「弔電」を扱っている企業は20社を超えます。

どこに頼むかの選択基準は色々ありますが、『何故「電報」なのか』を考慮して選択して下さい。

「弔電」は、葬儀に参列できないけど、弔意を伝えたいから送るものです。

そこを第一義に、どこに頼むかを選択して下さい。

勿論、信頼感・安心感があることが大前提です。

  主要弔電取扱企業の項目別比較表です。

(台紙の種類は2000円以下のもの)
申込方法 受付時間 当日配達 料金 台紙 支払い方法
NTT東日本 西日本 電話115 ネット 8時~22時 19時まで  台紙料金    + 文字数料金 7種 クレジットカード電話料金から引き落とし 25文字まで660円追加5文字増えるごとに90円加算。

郵便局 日本郵便  レタックス 0120-953-953ネット 8時~22時 15時30分まで  台紙料金    + 文字数料金 7種 クレジットカード電話料金から引き落とし 15文字越えると5文字ごとに93円加算
ソフトバンクほっと電報 0120-998-789ネット 8時~22時 17時まで  台紙料金    + 文字数料金 9種 クレジットカード電話料金から引き落とし 25文字まで700円。

追加5文字ごとに90円加算
auKDDI  でんぽっぽ ネット 24時間 14時まで 台紙料金 6種 クレジットカードネット料金から引き落とし 400字まで無料
ヒューモ二― VERYCARD(ベリーカード) ネット 24時間 14時まで 台紙料金 12種 クレジットカード 350字まで無料 台紙料金1280円〜
電報屋エクスメール 楽天市場店 ネット 24時間 HP参照 台紙料金 7種 クレジットカード楽天バンク   銀行振込    コンビニ後払い 210字まで無料 台紙料金1280円〜

4.訃報を後で知った場合の「香典」の渡し方

 

香典は、故人への供養の気持ちを表わすもので、通夜、告別式に持参します。

どうしても、通夜、告別式に参列できない時は、参列する方や代理人に託して下さい。

では、訃報を後で知り、葬儀に参列できなかった場合の香典はどうお渡しするのがいいのでしょうか?  

ポイント1.「香典」は郵送でも大丈夫です

通夜、告別式に参列出来ず、代理人も立てることが出来ない場合は、弔電をうって、なるべく早く葬儀の香典を別途現金書留で送るようにします。

勿論、後日弔問する時にご持参することでも構いません。

訃報を葬儀後に知った場合の香典も、郵送・弔問で対応して下さい 香典を郵送する場合の留意点です。

1.香典を郵送する場合は、必ず現金書留にし、郵便局の窓口から送って下さい 2.現金書留封筒はコンビニ等では販売しておりませんので、郵便窓口かゆうゆう窓口で購入して下さい。

サイズは2種類あります。

119mm×197mm 約85gの「定形郵便」と、「定形外」の142mm×215mm 107gのもので、どちらも21円です。

定形郵便でも不祝儀袋は入りますが、大きめのサイズ不祝儀袋だと入りませんので、定形外封筒の購入をおすすめします。

  • 現金書留料金は1円〜1万円までが430円。
  • それ以上は5000円ごとに10円追加になります。
  • それに、g数に応じた定形外郵便料金が加算されます。

現金書留の料金表です
通常郵便料金 現金書留料金 10,000円 30,000円 50,000円 100,000円
定形郵便 25g以内 82円 430円 512円 552円 592円 642円
定形郵便 50g以内 92円 430円 522円 562円 602円 652円
定形外郵便 50g以内 120円 430円 550円 590円 630円 680円
定形外郵便 100g以内 140円 430円 570円 610円 650円 700円
定形外郵便 150g以内 205円 430円 635円 675円 715円 765円
定形外郵便 250g以内 250円 430円 680円 720円 760円 810円
定形外郵便 500g以内 400円 430円 830円 870円 910円 960円
 
郵送する場合の不祝儀袋の「表書き」の書き方


宗教、宗派、法要の時期に合わせて、不祝儀袋の表書きを書きます。

ここでの留意点は訃報を知った時です。

訃報を知ったのが、或は、郵送が届く日が、「四十九日」以前 か、以後かで表書きが変わります。

  • 仏教の場合の表書きは、「四十九日」以前なら「御霊前」。

    以後なら「御仏前」になります。

  • ただし、浄土真宗の場合は「四十九日」以前でも、「往生即成仏」との考えから「御霊前」という言葉は使いません。

  • 神道での表書きは、「御玉串料」「御榊料」「御神前」「御花料」です。

  • キリスト教は「御花料」です。

    ユリの花、十字架などの絵の熨斗袋を使います。

  • 「御香典」の表書きは、「香」を供えるの意で、宗教・宗派にとらわれずに使える表書きです。

  • 不祝儀袋の下段中央には、送付者のフルネームを書いて下さい。

  • 尚、表書きは「薄墨」で書くのがマナーと言われていますが、この習慣は、通夜、告別式などの葬儀の時です。

    「薄墨」の習慣は、「突然の訃報で濃くなるまで墨を摩る時間が無かった」「悲しみの涙で滲んだ」と言う意味が込められています。

郵送する場合の不祝儀袋の「中袋」の書き方 香典袋の中に入れる「中袋」(中包み)には、住所・氏名、金額を書きます。

この場合の書き方は薄墨でなくて構いません。

黒ペン・万年筆等ではっきり分かり易く書くことが大事です。

金額を書く場合は旧字体の漢数字を使います
  • 一・・・壱  例えば、10,000円 → 金壱萬圓
  • 二・・・貳
  • 三・・・参
  • 五・・・伍  例えば、5,000円 → 金伍阡圓
  • 拾・・・拾  例えば、100,000円 → 金拾萬圓
  • 千・・・阡
  • 万・・・萬
  • 円・・・圓
中袋へお金を入れる場合は「新札」を避けて下さい。

「新札」を避けるのは、「あらかじめ、この日のために用意していたお札」と、解釈されないようにするためです。

ただ、お供えするお金ですから、ヨレヨレの古くなったものではなく、ある程度キレイな状態のお札を入れて下さい。

お札の入れる方向・裏表にも諸説があります
  • 例えば、「悲しみのため顔を見せない」ということで、中袋には紙幣を裏向きにする。

  • 「悲しみに沈んでいる」ので、金額が上。

    顔を下向きに入れるというのもあります。

  • 逆に「香典の表面に顔の無いお金を入れるのは失礼にあたる」と、いうものもあります。

地方の慣習に従って下さい。

ただ、複数枚の紙幣を入れる場合は、方向を揃える配慮は必要です。

表袋の折り返しは、水引きが上になるように折ります。

  • 中袋を紙の中央に置き、左、右の順に被せ、下線の折り返しを隠し、上側の折り返しが見えるようにします。

    通常、水引が印刷されています。

 

ポイント2.「香典」を郵送する場合は「手紙」を添えるのがマナーです

現金書留封筒に、不祝儀袋だけを入れて郵送するというのは、あまりにもマナー不足です。

お悔やみを伝えることが遅れたことのお詫びとしての手紙を添えて、香典をお送りしたことを伝えて下さい。

「お悔やみの手紙」の書き方は、手紙の項を参考にして下さい。

ただ全文を紹介した文例は載せておりませんので、1つの文例をご紹介いたします。

通常は縦書きですが、ページ構成上で横書きにしています 「このたびお父様のご逝去の訃報を知り、大変驚いております。

ご無沙汰いたしておりましたために、お父様の不幸を存じ上げず、お見舞いもお悔みも申し上げず失礼いたしまし  た。

本来であればすぐにでもかけつけるべきところ、遠方にてままならずまことに申し訳ありません。

心ばかりのものを同封いたしますので、どうぞご霊前にお供えいただきたく存じます。

」  

ポイント3. 後日弔問する場合の「香典」の表書きに注意して下さい

この項の「表書きの書き方」と重複しますが、ポイントは「弔問」する日が、四十九日以前か四十九日以後か・・・です。

仏教の場合、この日を境に「御霊前」が「御仏前」に変わります。

(※浄土真宗の場合は四十九日前でも「御仏前」) 「弔問日」の四十九日チェック!! 忘れないで下さい。

故人の宗教・宗派も要チェックです これも、重複しますが、大事なことなので簡単に整理しておきます。

  • 仏教の場合の表書きは、「四十九日」以前なら「御霊前」「四十九日」以後なら「御仏前」
  • 神道は、「御玉串料」「御榊料」「御神前」「御花料」
  • キリスト教は「御花料」
 

5.「供物と供花」 知っておきたい葬儀後の「供物」と「供花」のマナー



通夜〜葬儀にラクガンや果物などを祭壇に盛籠等で供えるのが供物。

同様に祭壇を飾る生花、花環は供花(きょうか)といいます。

「供物」「供花」というと、通夜〜告別式だけの故人の霊を慰めるためのものと思われがちですが、「供える」という観点から言えば、葬儀後にも「供物」「供花」の慣習があります。

  では、「訃報」を後で知った場合、弔意(お悔み)としての供物(くもつ)と供花(きょうか)はどのように対処すればいいのでしょうか。

勿論、これも香典同様、郵送や後日弔問する時に持参することで対応できます。

 

ポイント1.  葬儀後に「供花」を送る場合は「後飾り」として自宅に送る対応もあります。

供花(きょうか)とは故人に供える花のことです。

供花は故人と親しかった知人や親族、遠方で会葬できない人が、贈るもので「枕花」「後飾り」「仏壇用供花」「手元供養供花」などがあります。

「枕花」は通夜の前から飾り、葬儀が終わるまで故人の枕元に飾る花のことで、故人の魂を鎮めます。

通夜の前から供える花なので、訃報を後で知った場合には、対応できません。

「後飾り」は、四十九日や埋葬の日の忌明けまで遺骨を安置する祭壇のことで、遺影、供花、供物、燭台などを飾ります。

この「後飾り」の供花であれば、訃報を後で知った場合でも対応が可能です。

祭壇がさほど大きくないので、故人が好きだった花などを加えた、アレンジメントを供えると、故人の供養になります。

ただ、葬儀後~四十九日まで長い期間飾っておくものですのでフラワーショップに相談した上で、自宅に届けてもらうといいでしょう。

四十九日前に「弔問」する場合は、お悔やみと会葬に参列できなかった非礼をお詫びした上で供花して下さい。

 

ポイント2. 「供花」の色は、白、黄色を基調にした淡い色合が通例です

四十九日法要が済むまでは、赤やピンク・オレンジなどの派手で 濃色の花を避けるのがマナーです。

お供えとしてよく使われる花です
  • デンファレ(欄の一種でスタンドタイプに利用され)
  • ラナンキュラス(白・クリーム色・薄いグリーンが人気)
  • ユリ(仏式・キリスト教式のお供え花として利用されます)
  • 小菊
  • カーネーション(故人への「愛」の花ことばから)
  • デルフィニウム(祭壇には白より水色・薄紫を使う)
  • 水替えの必要ないブリザーブドフラワーも飾られます
 

ポイント3. 「供物」も宗教・宗派で異なります

訃報を後で知った場合の「供物」対応は、郵送対応よりも「弔問」する際に持参するのが一般的です。

その時留意しなければならないのが、何度も書いている四十九日以前か以後かということです。

  • 供物につける熨斗は、四十九日までは黒白。

    それ以後は双銀の結びきりの水引きです。

  • 熨斗の表書きは「御供物」「お供」「粗供養」とし、下部に贈り主の名前を書きます。

  • 神式の場合は「御玉串料」です
  • キリスト教には供物の習慣はありません


用意する供物は宗教によって駄目なものがありますので、予め故人の宗教を調べてから弔問するようにして下さい。

  • 仏式・・・線香、抹香、ろうそく、果物、菓子、五穀、干菓子、生前故人が好んだものはが一般的です。

    仏式では、肉、魚などの殺生に繋がるものは駄目です。

  • 神式・・・果物、菓子、海産物、酒が通例です。

    神式では、線香、抹香、ろうそくは供えません
  • キリスト教は、供物の習慣はなく、白い生花だけです
故人のことだけではなく、ご遺族も気遣うお供えものを用意します。

基本的には、故人の好きなものや、お供え後にご遺族の皆さんでいただけるものを用意しましょう
  • 菓子・・・和菓子 日持ちしそうな焼き菓子
  • 果物・・・お供えには丸いものが良いとされているので、丸ごとメロン 桃 スイカ または籠もり
  • 食べもの・常温でおいておけるもの。

    日持ちがするもの。

    缶詰 餅 海苔 昆布

6.後日「弔問」に伺う際、知っておきたいこと

訃報を後で知った時の弔問の対処法です。

親しい間柄なら、できるだけ早い時期にお悔みを伝えに弔問することをおすすめいたします。

ただ、葬儀後のご遺族は何かと忙しいものです。

弔問に伺う場合は、ご遺族のご都合を確かめる配慮が大切です。

急に伺うなどという配慮のない行動はマナー違反になります。

 

ポイント1.「弔問」をする時はご遺族の都合を確認して下さい

告別式が終わったあとでは、なかなか喪家へはいけないものです。

手紙でお悔みを伝えるのもひとつの方法ですが、やはり直接お悔やみを伝えたいものです。

弔問に際しては、ご遺族必ず事前に電話などで連絡をいれて、ご都合を伺って下さい。

この時期、ご遺族は挨拶まわりなどで忙しい時期です。

電話も手短かに済ますのが礼儀ですが、
  1. 簡単な弔意を伝え
  2. 後日訃報を知り、参列できなかったことをお詫びし
  3. 弔問可能な日時を伺って下さい
 

ポイント2「服装」は平服で地味なものがマナーです

喪服などを着る必要はありません。

平服で構いませんが、男性はスーツ、女性はアンサンブルスーツが無難です。

いくら平服でも良いといっても、Tシャツにジーンズといったラフすぎる格好は控えて下さい。

色は地味めなものにして下さい
  • キラキラした光りものは厳禁です。

  • アクセサリーも結婚指輪くらいにするのもマナーのひとつです。

 

ポイント3.お悔やみの言葉と、参列できなかったことの御詫びを伝えます



「この度はご愁傷様でした」とお悔やみの言葉を述べ、次に再度葬儀に参列できなかった非礼を詫びます。

挨拶が終ったら焼香です。

ここにも作法がありますので、良く覚えて下さい
  1. 仏壇の前に座り一礼。

    遺影に一礼する前に遺族に一礼します
  1. 線香を持ち、ロウソクで火をつける。

    直接、線香に火をつけるのでなく、ロウソクで火をつけて下さい。

宗派別の線香の本数です。

  • 3本・・・・・・・天台宗・真言宗
  • 1本または2本・・ 臨済宗・曹洞宗・日蓮宗
  • 1本・・・・・・・浄土宗
  • 規定無・・・・・ 浄土真宗
線香を立てる、寝かすも、宗派で変わります
  1. 左手で線香を仰ぎ、火を消す。

    線香の煙を確認しましたら、左手で仰ぎ、火を消す。

    口で火を消すのは、悪行を積みやすいとされており、吹き消すのはタブーしされています。

  1. 線香を立てる(浄土真宗は寝かせます。

    浄土宗は二つ折りにして立てます)
  1. 合掌して最後に再度一礼。

    遺影・遺族に再度一礼します。

香典、供物・供花については、今までの解説を参考にして対応して下さい。

  • 注意する点は、四十九日の前か後です。

  • 前なら「御霊前」後なら「御仏前」です。

  • 供物につける熨斗は、四十九日までは黒白それ以後は双銀の結びきりの水引き
焼香後には、故人との関係などを長くならないように話をします。

帰る際に、「何かお手伝いできることがあれば・・・」とか「お困りごとがあれば・・・」と一言かけることも忘れないで下さい  

まとめ



通常、訃報を後で知った場合は、葬儀に参列できません。

この項は、そんな時にどうやって、「お悔やみ」を伝えればいいかを解説しました。

1.宗教・宗派の違いで対応が大きく変わります。

故人の宗教・宗派を確認することで、対応がスムーズになります。

2.仏教の場合は四十九日を境にして対応が変わります。

前が「御霊前」。

後が「ご仏前」です。

3.お悔やみの手紙は、「手書き」「タテ書き」が基本です。

書き出しは、冒頭から「お悔やみ」を伝えて下さい。

拝  啓などの頭語、時候の挨拶はいりません。

忌み言葉にも気をつけてることも忘れないで下さい。

4.弔電は葬儀に間に合わせるのが大前提です。

住所、喪主、葬儀日時をしっかり伝えて下さい。

5.「供物・供花」で供えては駄目なものを覚えて対処して下さい。

仏式は「殺生」に関するもの。

「神式」では、線  香、ロウソクは相応しくありません。

キリスト教は、白い花の供花だけです。

6.香典は郵送でも大丈夫です。

不祝儀袋が入る大きさの現金書留封筒をご用意下さい。

「御霊前」「ご仏前」の確認  も忘れないで下さい 7.後日「弔問」する時は、まずご遺族の都合を伺って下さい。

弔問時の服装は「平服」で大丈夫です。

焼香の時の作  法もありますので、事前に宗教・宗派の確認が必要です。

知っていそうで知らなかったこと。

そんな対処法をまとめました。

ぜひご参考ください。

 

葬儀の食事についてのマナーやしきたりに不安はありませんか?

参列は慣れていない方にとっては不安なものです。
それは喪主・遺族や参列者の方でも同様のことでしょう。
そこで、今回は、葬儀の場での食事シーンごとの挨拶の実例と金額・内容などの準備や振る舞い方などしめやかなご葬儀で恥をかかない「葬儀の食事」についての知識を完全解説します。

不幸ごとはいつ突然起こるかわかりません。

もしもの時のためにぜひ知識として頭に入れておくことをオススメします。

-- この記事の目次 --
1.葬儀での食事はどんなもの?
2.葬儀の食事を用意するときの具体的例
3.葬儀の食事に招かれた場合のマナー
4.葬儀の食事での挨拶など
5.葬儀の食事会で意外に悩む席順の決め方
6.葬儀の食事が終わり退出するときの挨拶マナー
7.葬儀の食事にでるときの金額の相場とは
まとめ

1.葬儀での食事はどんなもの?

出典元:http://photomaterial.net/a0019/
 

まず、最初に葬儀の一般的な流れをご紹介します。

葬儀には、ご逝去からご遺体の安置、納棺の儀があります。

1-1.お通夜後の通夜振る舞い

お通夜はそもそも、本葬に参加できない方やいそぎ訃報を聞き駆けつけてきた方が参列するという位置づけです。

その為、場合によっては「ご挨拶だけでも」という方も参列されて最後のお別れにお見えになるのです。

当然時刻は夜になるので簡単な食事をお出しして振る舞う事になります。

このようなお通夜後の食事のことを通夜振る舞いといいます。

この通夜振る舞いでは、お一人お人にお膳をお付けすることはありません。

通夜式の後別室などに設けられた場にて、お寿司やオードブル程度が飲み物と共に供されます。

よく、告別式後のお斎では「お斎におつきください」と喪主よりお願いされた方のみお膳につきまた、香典も相場の香典にプラスして「お斎」のお膳分の金額を包みます。

しかし、この通夜振る舞いはどなたでも召し上がっていただけますし金額も通夜振る舞いの金額を見込んで包む必要はありません。

通夜式の後で、もう少しご遺族にご挨拶されたいというお気持ちやお親しい仲であれば故人の偲んでお話がしたいという方が参加されるものですがご遺族のご迷惑にならないように長居は禁物です。

1-2.告別式後のお斎

通夜振る舞いと違い、この本葬に供される食事を「お斎」(おとき)あるいは精進落としと呼ばれます。

この「お斎」は参列者の方より希望されるものではありません。

ご遺族から「お斎についてください」「お膳をご用意します」とあらかじめ席に着く方をご遺族からお願いされた方のみ「お斎」につけるものです。

一般的にはほとんど身内の方か身内以外の方を「お斎」ついていただくのはかなり親しい間柄の方のみでしょう。

よほどやむを得ないようなご事情がなければせっかくのご遺族のお気持ちなので「お斎」についた方がよいでしょう。

しかし、事情があり参加できないときは早めにお断りするのがマナー

「お斎」とは正式なお膳を用意してお招きするという食事となります。

お膳も一の膳や二の膳などを用意されてお一人お一人の席をご用意しておきま

1-3.火葬場での食事

本葬を終えて出棺あとは火葬場での最後のお別れをした後でもお食事をお出しすることになります。

ほとんどの火葬場では別部屋を用意されており、しばし休憩をとり飲食をされることになります。

最近は直葬といい葬儀場での葬儀は無く火葬場で読経と最後のお別れをするタイプのご葬儀も多くなってきました。

その場合は、この火葬場の食事が「お斎」代わりとなります。

この「直葬」ではご遺族のご意向により、正式な「お斎」のようにお膳を用意する場合もありますし、通夜振る舞いのように大皿に盛り合わなどを供する場合と様々です。

ご遺族から「お斎」と言われない限りは持参する香典に金額を加算する必要はありません。

2.葬儀の食事を用意するときの具体的例

出典元:https://upin.jp/367


人数にあわせて金額や内容など
葬儀の食事会はその時に併せてのまとめ方や用意の仕方に違いがあります。

初めて喪主になる方は、どの程度何をご用意すればよいのかいちばんのお悩みどころだと思います。

そのため、ここでは具体的な内容をご案内します。

2-1.通夜振る舞いの用意

通夜振る舞いの場合はあくまで略式です。

お一人お一人に正式なお膳を用意することはほとんどありません。

私も何度か参列したことがありますが、通夜の席は割と出入りが多いです。

本葬のように呼ばれた方や近しい方もいらっしゃいますが、町内会や会社関係などの方も次々に参列しご挨拶をして軽くつまんですぐお帰りになる方が多いです。

食事と飲み物を用意しますが、お車の方にはお酒をおすすめしないようにしてノンアルコールやソフトドリンクを必ず用意しておきましょう。

人数の見込みとしては身内やご親戚縁者だけにするのかまた町内会や現役の方なら会社関係も参列されるでしょう。

30人程度の小規模の葬式なら大きなオードブルやお寿司などの数人盛りをいくつかご用意しておくだけでほとんど間に合います目安としては出席人数の半数位で具体的な予算としては3万から4万以内でしょう。

当然ですがお出しする料理内容により金額は上下します。

50人位まで参列者が見込まれるのならば上記の2~3割増しで内容と予算を上乗せしてのご用意となります。

これらはあくまで一般的な内容です、お住まいの地域でも違いがあるでしょう。

1番確実なのは葬儀をあげる地域の葬祭ディレクターからのアドバイスが1番確実ですね。

地域の風習など何度も立ち会っているのですぐ見込みがつくと思います。

また参列される皆様は食事をしに来るわけではありません、お通夜振る舞いは少し控えめな程度で大丈夫です。

2-2.お斎の用意

通夜振る舞いと違い、告別式での食事は席を決めてご用意する人数もはっきり決めて用意します。

食事以外にも香典返しを用意するなど食事以外でも喪主・遺族側では用意が多くなります。

香典返しを含めてお一人5,000円~10,000円前後になるでしょう。

この金額はアルコールやソフトドリンクなども含めての概算とお考えください。

お膳本体の金額は3,000円~7,000円位であり後は香典返しとドリンク代です。

お斎は精進落としとも言われているので、肉魚類はでず豆腐や野菜などをメインにお膳がでると考えている方もいらっしゃるでしょう。

確かにまだ、一部の地方ではそのような風習があります。

しかし、最近では通夜振る舞いではお寿司がでたりお斎でもお刺身は割と当たり前にお膳にでてきますのでそれほど気にされる方もいなくなってきています。

また、葬儀の規模によってはその他にテーブルの給仕をする、配膳スタッフの料金も発生します。

筆者の体験なのですが、「お斎」が15人以上ともなると喪主・遺族が食事中の采配を全てすることは事実上ほとんど無理です。

告別式が終わり、「お斎」に付く方をお席に誘導し配膳の準備をする。

コース料理などでは、お皿の上げ下げやドリンクの補充などもすべてお願いしないとやはり手が回らないものです。

5~6人くらいにお一人の割合で1時間1,500円~2,000円前後でお願いしました。

細かいことですが、このように周りのスタッフの方を手厚くして準備しておくと葬儀の段取りや皆様へのご挨拶などしなければならない事が多い喪主や遺族がずいぶんと助けられるものです。

お斎についての金額としてはお招きする人数分×12,000円位みておけば十分です。

内訳としてはお膳代・ドリンク代・香典返し・配膳スタッフ料金・式場の料金もこの程度見込んでおけば間に合うでしょう。

2-3.火葬場での食事

最後のお別れをして出棺をしご遺体を火葬場までお見送りします。

その後2時間前後斎場にて皆様にお待ちいただく場合に簡単な食事をご用意します。

告別式やお斎のあとなので本当に簡単なお茶やお菓子で終わることもあります。

また、直葬の場合は先にご案内したとおりこの場で「お斎」変わりにもなるばあいもあります。

一般的には通夜振る舞いよりも簡単な飲食となる場合がほとんどです。

人数にもよりますが、10,000円前後で簡単な軽食と飲み物や茶菓子で十分です。

この火葬場でお帰りになる方が多いので残った飲食はお持ち帰りいただく為の容器などもあらかじめ用意されておくと便利です。

3.葬儀の食事に招かれた場合のマナー

葬儀に参列するのであれば相応のマナーや服装も整える必要があります。

食事会である通夜振る舞いや「お斎」でも同じことです、服装やマナーそして「お斎」につく場合の香典の金額についてもご説明します。

3-1.必ず知っておきたい服装やマナー


出典元:http://memories-in-time.net/otsuya-manner/


通夜式の後に供される通夜振る舞いでは、余裕があれば告別式と同じ喪服が一般てきですが、会社帰りに駆けつけた様な方もおられると思います。

その場合は黒・グレーなどダークカラーのスーツを着用されてもマナー違反にはあたりません。

女性も同様です、喪服でなくてもダークグレーなどのスーツやワンピースでの参加も許されます。

ご遺族には一言「訃報を聞き駆けつけましたので」と一言付け加えても良いでしょう。

しかし、本葬である告別式では必ず喪服着用です。

亡くなってすぐの通夜式とは違い、告別式は少なくとも前日までには告知するものですその為告別式は喪服以外ではマナー違反となります。

火葬場での場面も当然、告別式に準じます「直葬」のように火葬場で全ての葬儀を行う場合のご葬儀でも喪服着用で参加となります。

3-2.「お斎」につくとき香典はどうするか?

「お斎」につくときの香典に包む金額については、それぞれのお立場の香典プラス食事代を上乗せして香典としてお出しします。

この場合は香典袋を2枚など用意する必要はありません。

具体的な金額の詳細は後述しますが最低でも5,000円から10,000円を香典に

プラスして包むのが大体の相場です。

3-3.葬儀の食事は断れるか?

*通夜振る舞いの場合

お通夜の場合は夜で、仕事帰り駆けつけられた方もいるでしょう。

また、通夜振る舞いはお一人お一人のお膳も付くことがほとんどありません。

お通夜が終わった後ご遺族へご挨拶後に失礼する旨をお伝えすれば十分です。

この時のご挨拶としては

「突然の訃報に驚きましたお悔やみ申し上げます、今夜はお参りにて失礼させていだきます。

多くの方にご挨拶するご遺族に長々と挨拶するのはかえってご迷惑な場合もありますので簡単なご挨拶のみで大丈夫です。

ほとんどの場合通夜振る舞いは町内の親しい方やお身内がほとんどですし夜ということもあり1時間前後ですぐ終わります。

*告別式後のお斎の場合

あらかじめご遺族から「お斎におつきください」と頼まれた時点で出席できるか残念ながらお断りするかをはっきり伝えられたほうが良いでしょう。

お通夜や火葬場での大人数でざっくりした用意とは違い、「お斎」となるとお膳を人数分遺族側が用意します。

そのため、はっきりしない状況ではご遺族にもご迷惑です。

どうしてもお斎にはつけない場合はその旨はっきりとお断りしてもマナー違反にはなりません。

そのときのお断りとしては

「お声がけいただきましてありがとうございます。

しかし、本葬後所用があり残念ですが「お斎」にはつけません。

告別式のみの参列になります、よろしくお願い致します。

と丁寧にご遺族にお伝えしましょう。

ご遺族の心配りに感謝とやむを得ない事情ということを正直にお伝えしてお参りには必ず参列することを言えばご遺族に失礼にあたることはありません。

また、遠方からの参列で帰りの飛行機や列車時間のために途中退席がわかっていればその旨もお伝えしましょう。

4.葬儀の食事での挨拶など

出典:photo ac


喪主やご遺族にとって大変な葬儀準備に加えて悩ますのがこの参列いただいた方へのご挨拶でしょう。

実例をご紹介しながらご説明します。

4-1.通夜やお斎は挨拶は異なるか?

ご挨拶の内容に大きな差はありません。

また、葬儀の食事である通夜振る舞いやお斎に誘うのはほとんど葬儀場のスタッフの方が進行する上で皆様へご案内します。

お通夜が終わり参列された皆様へご挨拶が終わった喪主・ご遺族が通夜振る舞いのお席につき一言ご挨拶をします。

葬儀での挨拶はまず、ご参列いただいた皆様への感謝の言葉からはじめるのがマナーです。

そして、挨拶された後は来ていただいた方お一人お一人にご挨拶、飲み物をお酌するなど言葉・態度にて感謝の意を伝えます。

挨拶だけして終わりとはせず、必ずお席でご挨拶回りをしましょう。

4-2.葬儀シーンごとの挨拶について

*通夜振る舞いでの挨拶

通夜式の最後には司会より明日以降の本葬の場所や時間また、通夜振る舞いの席のご用意などを必ず案内をして貰えます。

その通夜振る舞いに参加された方への喪主の挨拶の一例をご案内しますね。

「本日はご多忙の中亡き祖父の為にかくも多くの方のご参列をいただきましてありがとうございます。

皆様のおかげでお通夜も無事終わり亡き祖父の為にお集まりの皆様に心ばかりですが通夜振る舞いのお席をご用意いたしました。

亡き祖父を偲びお時間の許す限りお召し上がりください。

なお、明日の告別式は同じこの会場で
10時から出棺は13時の予定でございます、明日以降のご参列もよろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。

多忙の仲、駆けつけていただいた方への感謝の言葉と明日以降のご案内を簡潔にのべてのご挨拶となります。

*告別式後の「お斎」の場合

葬儀のご挨拶の中でもこの告別式の後での挨拶が最も正式なものとなります。

告別式後のお斎での挨拶の一例をご案内します。

「本日は亡き祖父のためにかくも多くの方々にお集まりいただきましてまことにありがとうございます。

無事告別式も皆様のお力添えのおかげで無事終わりました、多くの方にお集まりいただきまして亡き祖父も大変喜んでいることと思います。

今後は残された遺族で力を合わせてがんばっていきたいと思います。

お集まりの皆様には今後とも私ども家族にどうぞご助力いただきたく存じます。

また、これより心ばかりではありますが、皆様にはお膳を用意をさせていただいております。

お忙しい事とは存知ますが是非故人を忍びお時間の許す限りお付き合いくださいませ。

本日は誠に有り難うございました。

このようなご挨拶の後食事をはじめていただきます。

喪主やご遺族は僧侶をはじめ皆様に再度、ご挨拶をしてお席を回ります。

お一人お一人に感謝の言葉をお伝えしましょう。

一例として

「本日は遠方よりお越しいただきましてありがとうございました。

お時間の許す限り
お召し上がりください」

このようなご挨拶で十分です。

*斎場での最後のご挨拶

告別式から出棺、斎場までお付き合いくださった方はほぼ丸一日を費やしていただいた方です。

感謝を込めてご挨拶をしましょう。

「本日はお忙しい中最後までお付き合いいただきありがとうございました。

不慣れな部分もあったかと思いますが皆様のお力添えのおかげで無事葬儀を終えることができました。

亡き祖父に変わりまして御礼申し上げます。

本日は誠にありがとうございました」

最後はお一人お一人に出口にて感謝を込めてお見送りしましょう。

4-3.食事会での参列者のマナー

 通夜振る舞いやお斎などに参列する際に参加する場合のマナーについてですがアルコール類が必ず置いてある物ですが、控えめにしましょう。

また、大声でお話することなどもマナー違反です。

そして通夜振る舞いもお斎も会場の時間が区切られています、長時間飲食を続けるのはご迷惑になります。

通夜振る舞いでは配膳スタッフの方はあまりいらっしゃらない場合もあります、周りの状況ををみて気の置けない間柄ならご迷惑にならない程度にお皿をだしたりなどお手伝いをされても良いでしょう。

あくまで故人を偲ぶための場であることを忘れず、控えめな態度で協力できるところはお手伝いするのがよいでしょう。

5.葬儀の食事会で意外に悩む席順の決め方


出典元:http://www.hanezawaya.com/sougi/step.html


お食事を供する場合洋式スタイルでのテーブルやまた和式のお座敷ではどの様におお席を決めておけばよいでしょうか?

上座や下座また家族と親しい友人や身内をどの場所へお席を設けるべきなのかわからない場合も多いと思います。

葬儀を、少人数の家族葬と30人以上の一般葬儀また社葬などに分けてご案内しましょう。

5-1.家族葬の場合

家族葬は10人から20人前後の比較的少人数のご葬儀です。

その場合のお席ですが和式で座を設ける場合は1番の上座は僧侶です。

入口から奥の上座である僧侶の隣に喪主・ご遺族・ご親戚と続きます。

また友人・同僚・近所の方が向かい側に座ります。

ご近所も呼ばず本当に近親者のみであれば僧侶、喪主そのご遺族は実子や親御さんなど1親等などつながりの濃い方からお席を設けます。

5-2.一般葬儀の場合

少人数の家族葬と違いかなり人数の多い一般葬儀の場合でも基本的な並びは同じです。

しかし、このような数十人単位でお斎におよびするとお座敷よりも葬儀場でのテーブル席を設けられる場合が多く見られます。

この場合の席の決め方をご案内しますね。

この場合はやはり入口から遠く奥の上座に僧侶のお席を設けます。

大体一つの丸テーブルに5人前後座りますので同じテーブルの席では僧侶・喪主・近親者となります。

後はご親戚の方のテーブルや友人の方のテーブルとそのお立場によりお席を分けていきます。

ただ、僧侶の席は特別としてもその他のお席は実際のところそれほど厳重なルールはありません。

ご友人やご親戚でもお親しい場合は同じテーブルにして上げるなどはよく見かける場面です。

5-3.社葬の場合

ご家族と親類やご友人がほとんどの家族葬や一般葬儀と違い、故人の社会的お立場より社葬が行われる場合があります。

社葬の場合はその会社の総務の方などで手配がほとんどですが喪主や身内の方の付くお席も配慮が必要になります。

一般に社葬の場合は正面に祭壇が置かれ向かって奥になる左側を僧侶席と喪主とご遺族がまた右側を親族が並びます。

宗派等にもよりますが社葬を行うレベルのご葬儀ならばおよびする僧侶もお一人ではなく2人から3人になる場合もあると思います。

当然、大人数だとお斎もテーブル席やビュッフェスタイルになるはずです。

その場合は僧侶のお席をお一つご用意されるとよいでしょう。

お身内である喪主が身内と親族のお席やテーブルを決めて、取引関係や社内は会社の方にお任せするのが一般的です。

人数が多くなれば手配は喪主と総務、また葬儀場の打ち合わせなどが必要になります。

ご相談しながら進めていってくださいね。

6.葬儀の食事が終わり退出するときの挨拶マナー<

出典元:http://last-cleaning.com/reciprocal-funeral-present-5425


ご親戚など遠方から駆けつけられた方も中にはいらっしゃることだと思います。

帰りの帰社時間や今後の予定などのため、途中退席される方もいらっしゃることでしょう。

退席される場合はあらかじめご遺族あるいは葬儀場のスタッフの方に一言お伝えをいただいた方が丁寧だと思います。

なぜなら食事をして終わりということにはならず香典返しあるいは場所によっては残ったお食事をお持ち帰りいただくご用意もあるからです。

このような途中退席の場合の失礼にならないご挨拶をご案内いたしますね。

6-1.最後までいられず途中退席するとき

遠方からの参加やご自身の都合でどうしても最後まで入ることができず退席をしなければいけない場合もあります。

その時の具体的なご挨拶例をご説明します。

「お斎の途中ではありますが、所用にてこれにて退席をさせていただきます。

御祖父様ご逝去と続く葬儀とでさぞお疲れの事と存じます。

くれぐれもご自愛くださいませ。

最後までお付き合いできず申し訳ありません。

途中退席する場合はやむをえませんが、必ずご遺族にご挨拶をして退席するがマナーです。

また、突発的な所用でなくあらかじめ退席がわかっているのなら事前にお伝えしましょう。

途中退席の場合、お膳の一部お持ち帰りいただくためのご用意もあります。

また退席の場合は、周りの方にも一言ご挨拶をされると丁寧な印象です。

6-2.喪主や家族の見送りの挨拶

*通夜式での見送りのご挨拶

通夜振る舞いでは参加された皆様のご都合で退席されます、夜行われる為にそれほど長くいらっしゃる方はお身内以外はほとんどいないでしょう。

通夜振る舞いでのお見送りでのご挨拶としては

「本日はご参列いただきまして、誠にありがとうございました。

明日告別式は
10時よりこの葬儀場で行います」というご案内と「お斎」についていただきたい方にはその旨をお一人お一人に伝えてお返事をいただきましょう。

*告別式後の「お斎」の見送りのご挨拶

告別式では本葬の後、出棺し斎場へのお見送りと最後のお別れと進む場合が一般的です。

斎場でのご挨拶であれば皆様ご一同に挨拶の口上を述べて終わりになりますが場合により途中でお帰りになる方もいるでしょう。

その場合のお見送りのご挨拶としては

「本日は亡き祖父のために遠方よりお越しいただきまして誠にありがとうございました、ささやかではありますが香典返しの品でございます。

駅までタクシーでお送りいたします、ご参列いただきありがとうございました。

とご挨拶してお見送りします。

ご親戚ではるばる遠方から来られて、駅への道のりなど土地不案内な方がほとんどです。

途中退席などあらかじめ伝えている方には、このように帰りのタクシーなども手配をされると喜ばれると思います。

葬儀場にあらかじめ伝えておくと、決めた時間にタクシーを用意ししてもらえるので便利です。

6-3.お持ち帰りする食事や香典返し

お斎も時間が限られているために、全ていただけない場合もあります、その場合は葬儀場のスタッフに声をかけてお膳を持ち帰りの容器に入れて持って帰っていただきます。

また、それと同時にお斎に参加された方へは香典返しの品と呼ばれる香典返しをお持ち帰りいただきます。

予算としてはお一人1,000円~3,000円程度です。

葬儀場ではこのような香典返しのカタログがあり、500円~10,000円まで幅広い金額の香典返しを揃えています。

最近の傾向としてはお品物だとかさばるのでカタログをお渡しする事が多くなってきました。

今までは喪主が予算を見込んで香典返しを決めていましたが、参列された方の好きな物をお渡ししたいまたお帰りに嵩張るお荷物だとご迷惑をおかけするという配慮がこのようなカタログギフトの流行となったようです。

これは予算ごとに3,000円~20,000円前後まで金額に応じたカタログを一冊お渡しします。

参列された方はお帰りになってからゆっくりご自分のお好きな物を頼めるというシステムです。

後日カタログギフトの会社から喪主へ料金の請求が来ることになります。

6-4.僧侶にお出しする食事とマナー

あらかじめ葬儀場へ依頼し通夜式が始まる30分以上前に僧侶が葬儀場に到着される様にタクシーを手配していただきます。

到着された僧侶には通夜式が始まる前に僧侶控え室に到着後お膳をお出しします。

これは通夜振る舞いとは全く別物です。

僧侶の都合で配車の手配やお膳不要なら、あらかじめ僧侶より申し入れがあるはずですその場合は御車代とお膳代としてお布施とは別に僧侶にお渡しします、金額としては御車代とお膳代の両方併せて10,000円位です。

7.葬儀の食事にでるときの金額の相場とは



出典元:photo AC
 

ご紹介してきました葬儀の食事のマナーや内容、予算などをお伝えしてきました。

こんどは参列される方が「お斎」につく場合どの程度の香典を包めば良いのでしょうか?

ご親族と友人・知人とに分けてご説明します。

7-1.近しい親族の場合

亡くなられた方の関係で親・祖父母・義理の親・兄弟姉妹と義理の兄弟姉妹

などごく近しいご親族の場合は30,000円~100,000円となります。

叔父叔母・従兄弟など親戚関係は20,000円~30,000円ですがこれはあくまで

一例で以前葬儀がありお互いがどれくらいいただいているか過去帳を見てみましょう。

一般的マナーの原則としてはいただいた金額をお返しするまたは、少ない分は供花などで金額をプラスしてバランスをとります。

そして、近しいお身内なら間違いなく「お斎」に付くことになるのでこの金額にお一人当たり10,000円前後加算して香典としてお渡しします。

7-2.友人・知人の場合

ご友人や町内の方の場合ですがかなり親しいご友人であれば20,000円~30,000円位です。

ご町内の方であれば5,000円あたりが目安となります。

お斎には親しいご友人であればお声がかかることもあるでしょう、その場合はやはりお一人当たり10,000円余りお包みするのが相場ですね。

親しいご友人同士でご相談されても良いと思います。

まとめ


出典元:http://www.good-manner.jp/?p=154

いかがでしたでしょうか?
今回は葬儀での食事について様々な角度よりご案内を致しました。

喪主・遺族側よりのご挨拶や通夜振る舞いやお斎の用意、また参加される方のマナーや失礼にならないお断りの言葉など社会人ならいざというとき知っておいたほうが良いですよね。

簡単にまとめると通夜振る舞いや斎場での軽食は来た方全てにお出しする物で「お斎」はあらかじめご遺族よりお願いされた方のみ供される食事です。

参列するかたが持参される香典にプラスしなければならないのはこの「お斎」だけと考えて大丈夫です。

葬儀でのマナーと共に供される食事の意味・内容を一連の流れとして捉えて皆様のご参考にしていただければ幸いです。

葬儀に参列した際に、遺族の方から品物を渡されることがあるかと思いますが、その品物がどういった名前で、どのような意味があるものなのかご存知ですか?

自分が参列する側であれば知識がなくても困ることはないかもしれませんが、逆の立場だったらと考えると知識がないことに不安を感じる人も多いはずです。

葬儀会館などで葬儀を行う場合、通常は葬儀会館で用意をしてもらえる物ですが、知識がない故に相場よりも高い品物をすすめられてしまうかも!?

そのため、遺族は故人の冥福を祈ることだけでなく弔問客へのお礼の気持ちを伝えることも忘れてはいけません。

今回はそんなお礼の基本をご紹介。

もしもの時に余裕をもった大人の対応に努めることができるよう今から準備をしておきましょう。

-- この記事の目次 --
1.葬儀返礼品とは??
2.知っておきたい返礼品の種類
3.返礼品の相場について
4.葬儀返礼品はどこで買えるのか
5.葬儀返礼品のお礼状について
6.葬儀返礼品に関するよくある質問
7.知っておきたい葬儀返礼品の豆知識
まとめ

1.葬儀返礼品とは??


出典元:http://katelynkaneracing.com/okuteki.php

葬儀返礼品とは、葬儀に参列してくださった方にお礼の気持ちとして、お礼状と一緒に渡す品物です。

お礼には種類があり、うっかり混同させてしまうと弔問客から非常識だと思われかねません。

  今は昔ほど「きっちりと」という感じではありませんが、それでも基本を押さえておいて損はありません。

 

1-1.葬儀返礼品と香典返しの違い


出典元:http://www.ringbell.co.jp/kouden/content03.html

葬儀返礼品と香典返しの違いはご存知ですか? どちらも返礼品なのですが、お礼の意味が違います。

  ・葬儀返礼品 葬儀に参列してくださった方全員にお渡しする返礼品です。

  ・香典返し 香典返しは、香典を包んでくださった方にお渡しする返礼品です。

香典返しを渡すタイミングとして一般的なのは、忌明け(49日)に渡す方法ですが、最近は当日にその場で渡す「即日返し(当日返し)」をされる方も増えています。

  以上のことから、香典を持って葬儀に参列してくださった方には、葬儀返礼品と香典返し両方を返礼品としてお渡しする必要があります。

 

1-2.葬儀返礼品を渡すタイミング

葬儀返礼品を渡すタイミングは2パターンに分けられます。

どちらも一長一短です。

受付の人数や品物のサイズによって決めるのが良いでしょう。

  ・受付の際に返礼品を渡してしまう 受付で返礼品を渡してしまえば、渡し漏れることはありませんが、用意しておいた返礼品が足りなくなってしまう可能性がありますし、参列者が返礼品を持って葬儀に臨まないといけないので、邪魔になってしまう可能性があります。

  ・受付で交換券を渡しておき、葬儀の帰りに返礼品と引き換えてもらう 帰り際に渡すので、葬儀の際に邪魔にらないというメリットがありますが、返礼品の渡し漏れる可能性があります。

 

1-3.返礼品の渡し方

返礼品はお礼状と一緒に渡しましょう。

通常は清めの塩も一緒に渡しますが、宗教によっては塩を添えない場合もありますので、注意してくださいね。

葬儀返礼品とお礼状は足りなくなって渡せなかったなどということがないよう余裕持った数を準備しておきましょう。

2.知っておきたい返礼品の種類


出典元:http://last-cleaning.com/reciprocal-funeral-present-5425

葬儀に関わる返礼品には場面によって種類があります。

地域によって必須であったり、最近は省略しても失礼に当たらないものもあるので、一概に全ての返礼品が必要とは言えませんが、知識として持っておくだけで、いざというときに慌てずに済みますよね。

この地域で葬儀をすることを踏まえ、必要となってくる返礼品の詳細や省略しても失礼に当たらない返礼品などは、お願いする葬儀会館などで聞くと良いでしょう。

 

2-1.通夜返礼品

通夜振舞いには出席せずに帰る方へ渡す返礼品です。

通夜振舞いに出席される方は通夜振舞いが返礼品の役割になりますので、別途返礼品を用意する必要はありませんでしたが、最近は通夜振舞いに出席したかどうかに関わらず、返礼品を渡すことも増えています。

 

2-2.会葬返礼品

香典の有無に関係なく、葬儀や告別式などの参列者全てに渡す返礼品です。

葬儀の参列者に渡すのは葬儀返礼品です。

 

2-3.香典返し

香典を頂いた方に渡す返礼品です。

直接手渡したり、郵送で送ります。

3.返礼品の相場について


出典元:https://www.pakutaso.com/

葬儀の際にはあらゆる場面で返礼品が必要となります。

弔問に訪れる人数が多ければそれだけ費用もかかりますから、相場の金額について知りたいという方は多いのではないでしょうか。

また、どのような品物を選べば良いのかもご紹介します。

 

3-1.通夜返礼品の相場と内容

返礼品は持ち運びに便利で日持ちする物がベスト! 日常生活で利用できるものが喜ばれ、以下の内容が一般的です。

  ・コーヒー、紅茶 ・お茶 ・海苔 ・羊かん ・タオル ・ハンカチ   最近は、クオカードや図書カードを選ぶ方も増えています。

持ち帰るのにかさばらないですし、自分が好きなものを買えることから喜ばれる場合が多いかと思いますが、年代によっては使い方が分からないなどで困る方もいらっしゃるかもしれませんね。

お礼の品ですから、弔問に訪れた全ての方に喜んで頂きたいものですが、何が嬉しいかは人それぞれですし、年代によっても違ってくるものです。

そのため、食べ物や日用品といった貰っても困らない無難な品物を選ぶことが多いということです。

相場は、500円~1,000円程度とされています。

 

3-2.会葬返礼品の相場と内容

もともとは「通夜返礼品」と「会葬返礼品」は区別していました。

しかし、現在では弔問に訪れた方に、通夜返礼品と同じ品物をお礼状とともに渡すのが一般的となっています。

そのため、相場、品物ともに通夜返礼品と同じ条件となります。

  返礼品選びを迷う場合は、葬儀会館などの担当者に相談するのはもちろんですが、葬儀を経験したことのある家族や友人に話を聞いてみるのもおすすめですよ。

 

3-3.香典返しの相場と内容

香典返しの相場は、頂いた香典金額の2分の1~3分の1程度とされています。

定番の品物は「通夜返礼品」や「会葬返礼品」と同様で、お茶や海苔、タオルといった日用品を選ぶ方が多いようですが、香典返しとして何を贈るかは、いつ香典返しを渡すかによって決めた方がいいかもしれません。

  香典返しは四十九日の法要後に渡すのが一般的です。

香典返しを持って訪問したり、郵送するといった方法がありますが、いずれにしても相手方に持ち帰ってもらう訳ではありませんから、大きさや重さを気遣う必要はなく、品物のレパートリーが広がります。

  また、相手によって個別に品物を選ぶことができるのもメリットですが、最近は葬儀の当日に、2,500円~3,000円程度の品物を渡す「即日返し」が増えています。

  これは、葬儀の準備の際に他の返礼品と併せて準備できることから遺族の負担が減りますし、葬儀の当日に渡せるので、香典返しの渡し忘れを防ぐことができるというメリットがあります。

  通常、香典の金額は、故人が親族であれば、10,000円〜100,000円程度、知人友人であれば3,000円〜10,000円程度が相場とされていますので、2,500円~3,000円程度の品物を用意しておけば、香典を頂いたほとんどの方に2分の1~3分1程度のお礼を葬儀当日に渡すことができてしまいます。

  しかし、香典の金額に関係なく、一律で2,500円~3,000円程度の品物を渡すことになりますから、高額な香典を頂いた場合は、別途、四十九日の法要後にも香典返しを送りましょう。

  例:即日返しで渡した香典返しが3,000円、頂いた香典が20,000円であった場合 7,000円~10,000円程度の品物が適当といえます。

既に即日返しで3,000円分の香典返しをしているので、四十九日の法要後に渡す香典返しには4,000円~7,000円程度の品物を選びます。

 

3-4.その他の返礼品と相場


出典元:https://giftnomori.com

・身内への返礼品

必ずしも必要という訳ではありませんが、親族へは2,000円~3,000円程度の相場よりも高い品物を葬儀返礼品として渡す方もいます。

特に家族葬の場合は、参列者が親族と関係性の深い知人や友人のみの少人数で執り行われますので、葬儀返礼品は相場よりも少し高い品物を用意する方と、葬儀返礼品はあえて用意しない代わりに、香典返しの際は、葬儀返礼品の分をプラスした金額で品物を送るという方に分かれるようです。

また、家族葬の場合は故人にちなんだ料理や返礼品を遺族が用意することもあります。

  ・お手伝いいただいた方へのお礼 当日、お手伝いいただいた方へお礼の気持ちはお返ししましょう。

自分たちのために時間を割いて葬儀が滞りなく進行するようお手伝いをしてくださるのはとてもありがたいことですよね。

高い品物でなくても構いません。

1,000円程度のお菓子などが相場とされています。

4.葬儀返礼品はどこで買えるのか


出典元:http://osoushiki-blog.com/

葬儀に参列してくださったお客様に渡すお礼の品はどういった所で購入することができるのかご存知でしょうか。

「なるべく効率的に良いものを選びたい」「値段の比較をして良い品物を安く買いたい」「自分の目で見て良いと思ったものを贈りたい」など、返礼品に対する考え方や思いは人それぞれです。

知っていれば状況や遺族の意向に沿って使い分けることができますし、よりお客様に喜ばれる品を用意することができるかもしれませんね。

 

4-1.葬儀会館で用意してもらう


出典元:http://www.seiten.co.jp/facility/kasou.html

葬儀返礼品は、お願いした葬儀会館などで準備してもらうのが一般的です。

その地域において必要な情報とともに選ぶことができますので、葬儀の知識に不安がある方はやはりお任せしやすいですよね。

ここで注意しなければならないのは、予算をしっかりと伝えるということです。

こちらから予算を伝えなくても担当者が聞いてくれれば良いのですが、予算の摺り合わせができていないことで、相場より高額な品物をおすすめされてしまうことがあります。

  相手はプロですから、高額でもその商品を選ぶメリットを上手に説明すると思います。

不安な気持ちでいっぱいの状況です。

普段なら断れる話も「そんなにすすめてくれるなら・・・」と決めてしまう方も多いのではないでしょうか。

  担当者が本当に良い品であるからと善意ですすめてくる場合もあるとは思いますが、売り上げを上げるためだけに高い商品をすすめてくる悪質な担当者がいることを忘れてはいけません。

予算は事前に伝えておき、予算の中でより弔問客に喜んでもらえる品を探したいですよね。

 

4-2.インターネットで探す


出典元:http://variouslines.com/very-convenient-reverse-transmission-talk-landline-number-is-available-on-the-mobile-phone.html

インターネットで探すメリットとしては、やはり安くて良い物を探せたり、選べるレパートリーが多いというところにあると思います。

同じ品物を買うなら安い方がいいですものね。

しかし、葬儀の準備とは別に動かなければならないので、多少手間はかかります。

また、相談できる人がいないので、自己判断で購入しなければならないのが不安なところです。

  自分で探すことに不安を感じている方は葬儀会館で注意点などの話を聞き、それを参考にして品物を選ぶのが良いのではないでしょうか。

 

4-3.進物店やデパートで探す

お近くの進物店やデパートで探すというのも方法の一つです。

店員さんと実際の商品を見ながら選べるのがメリットですよね。

また、それぞれの商品に対してより知識や情報をもっているのは進物店やデパートではないでしょうか。

返礼品にはこだわりたい!!という方は、一度足を運んでみては?

5.葬儀返礼品のお礼状について


出典元:http://okouden-okaeshi.net

かしこまってお礼状を書く機会なんてなかなかありません。

お礼状ってどんなもの?何を書けばいいの?という方は是非参考にしてみてください。

 

5-1.お礼状とは?

葬儀返礼品と一緒に必ず「お礼状」も同封されているものです。

お礼状とは、感謝の気持ちを書いたお礼のお手紙です。

日常生活でお礼を伝える場面はたくさんあると思います。

例えば、結婚祝いを頂いた時のお礼や出産祝い、進学祝いなどがありますよね。

そんな時どのような手段でお礼を伝えていますか? 電話でお礼を伝えて終わりという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

特に普段会えない方だったりすると直接声を聞きたいと思いますし、相手方にも電話は喜ばれると思います。

しかし、電話でのお礼はあくまでも略式で、別途ハガキやお手紙でお礼状を送るのがマナーなんです。

弔問客へのお礼も品物を渡すだけではなく、文字でしっかりと伝えたいですよね。

 

5-2.お礼状の基本

「文章を考えるのが苦手・・・」という方でも大丈夫!! 葬儀会館などで決まった定型文を用意している場合がほとんどです。

いくつかパターンがあると思いますので、その中から自分の気持ちに一番近い物を選びましょう。

定型文を参考にして、自分なりの一文を追加してみたり、定型文をベースに少し文章を変えてみたりするのも良いですね。

インターネットでも参考になる定型文を検索することもできますし、葬儀会館などの担当者に相談したり、作った文章に問題ないか読んでもらうのも一つの方法です。

 

5-3.お礼状例

葬儀会館などで用意されている定型文を利用するのは、もちろん何の問題もなく、一般的です。

しかし、定型文なのでどの葬儀でも似たような文章が綴られているお礼状になってしまいがちです。

  オリジナリティのあるお礼状を作成したいという方は、オリジナル礼状にしてみてはいかがでしょうか。

オリジナル礼状というのは、故人との思い出や、趣味、人柄などをお礼状に綴りますので、葬儀に参列してくださった方達と一緒に故人を偲ぶことができますね。

文章は自分で作成してもいいですし、葬儀会館で作成してもらえる場合もあります。

興味のある方はオリジナル礼状を作成してもらえるのか、葬儀会館に問い合わせてみてください。

  葬儀をお願いすればサービスとして無料で作成してくれるという葬儀会館もあれば、追加料金で作成してくれるという場合もありますので、問い合わせた際にはオリジナル礼状の作成に別途料金がかかるのかも確認してくださいね。

6.葬儀返礼品に関するよくある質問


出典元:http://osoushiki-blog.com/

最近は返礼品が簡略化さるなど、常識も変わりつつあります。

何を簡略化して良くて、何が悪いのかつい混乱してしまいますよね。

そんな葬儀返礼品についてよくある質問をまとめました。

 

6-1.葬儀返礼品は弔問客によって金額や内容を変えるべき?

葬儀返礼品は葬儀に参列してくださった方へのお礼ですから、基本的には弔問客によって金額や内容を変える必要はありません。

もちろん、絶対ダメ!ということではありませんが、弔問客によって葬儀返礼品を変えるのは遺族の負担が大きいですし、時間的にも用意するのは難しいと思います。

特定の方だけ違う品物を渡すというのも、他の弔問客に差別されていると思われる可能性もありますから、同じものを用意した方が無難です。

生前故人が大変お世話になったなど、特別な理由がある場合は、葬儀返礼品ではなくて香典返しで少し良い物を選ぶなどで対応するのはいかがでしょうか。

 

6-2.葬儀返礼品って必ず必要なの?

最近では、葬儀返礼品は不要という風潮があることは事実です。

葬儀返礼品は必ず渡さないといけないという決まりがある訳ではありません。

あくまでもお礼なので、気持ちなんです。

ですから、特別な理由がない限り、葬儀に参列してくださった方へはしっかりお礼をしたいですよね。

  また、香典や供物、供花を辞退するケースも増えています。

もちろん辞退することが悪いということではありませんが、これも故人と縁がある方が故人に向けた気持ちなんです。

そう考えると、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます。

」と受け取りたいですね。

  香典や供物、供花を辞退する場合は、せめて故人のために足を運んでくださった方に返礼品とお礼状は渡した方が良いのではないかと思います。

香典に関しては、他にも「頂いた香典は福祉や医療関係団体に寄付をする」という方が多くいます。

その場合は、葬儀の受付所にお香典は寄付させていただくことを明記しておき、葬儀返礼品は渡しましょう。

そして、四十九日の法要後に寄付させていただいた旨のお礼状を送りましょう。

 

6-3.後返しをする場合、葬儀返礼品は用意しなくても良い?

葬儀返礼品は用意しましょう。

後返しをすることと、葬儀返礼品を渡すことは全く別のことです。

後返しは、四十九日の法要後に香典返しをすることです。

一律で葬儀返礼品は用意しないということであれば良いとは思いますが、全員が香典持参とは限らないですし、香典を頂いた方にだけ葬儀返礼品を渡さないというのは変な話です。

葬儀返礼品を用意するのであれば、香典の有無関係なく葬儀返礼品をお礼状とともに渡しましょう。

 

6-4.生花や弔電に返礼品は必要なの?

・生花の場合

親族には、基本的に生花への返礼品は必要ありません。

しかし、故人の友人や知人などから香典とは別に生花を頂いた場合には、香典返しの品物の予算を少し高く設定してお返しすると良いでしょう。

例えば、香典金額が10,000円、生花が15,000円程度だった場合、香典のみであれば香典返しは3,000円~5,000円ですが、これに生花のお礼をプラスして、7,000円~10,000円程度の品物が金額的に妥当と言えます。

  ・弔電の場合

弔電についてはお礼の品物を贈る方はあまりいらっしゃらない様です。

ただし、頂いたご厚情に感謝していることはしっかりと伝えるべきです。

葬儀の後に必ずお礼状を贈りましょう。

 

6-5.香典返しを受け取ったら返事は必要?

一般的には香典返しを受け取っても返事はしません。

香典返しを受け取って、そのお礼状を出すということは「不祝儀が繰り返される、長引く、後を引く」という考え方がありますので、昔から避けられています。

どうしても声をかけたい場合は、お礼状ではなくお見舞状という形式でお手紙を出してみてはいかがでしょうか。

後返しで香典返しを行った後の遺族は葬儀の慌ただしさから解放されます。

落ち着いた途端にしみじみと悲しさや寂しさを感じている方がきっと多いはずです。

そんな時に心のこもったお見舞状もらったらきっと喜ばれるのではないでしょうか。

  お手紙が苦手な方は電話で遺族を力づけてあげましょう。

その際に、「ご丁寧に頂戴いたしました」や「恐れ入ります」といったお礼を述べることができるとより良いですね。

7.知っておきたい葬儀返礼品の豆知識


出典元:http://osoushiki-blog.com/

葬儀返礼品について知るにあたり、知っておいた方が良い豆知識をご紹介します。

憶えなくても大丈夫!そういえば、こんなこと聞いたことあるな程度でも、きっといざという時に役に立つはずなので、頭の片隅にでも置いておいてください。

 

7-1.「即日返し(当日返し)」「後返し」について

これは、いつ香典返しをするのかということです。

  ・即日返し(当日返し)
葬儀や告別式当日に香典返しをすることです。

2,500円から3,000円程度の品物を用意しておいて、葬儀後に渡します。

ただし、葬儀に何名の方が足を運んでくださるのか、何名香典を持ってこられる方いるのかを事前に知ることはできません。

故人に届いた年賀状などで、ある程度予想することはできるかもしれませんが、足りなくなるということは絶対に避けたいので、多めに用意しなければなりません。

これは、葬儀返礼品にも同じことが言えます。

しかし、葬儀返礼品の相場は500円~1,000円程度であるのに対し、香典返しの相場は2,500円から3,000円程度であることから、葬儀返礼品の3倍~5倍のお値段です。

香典返しを予想人数よりも多く用意するということは、それだけ費用もかさむということです。

しかも、香典は一人一つは限らないんです! 会社関係の方などは部署で一括して香典を包むことが多いので、一度にたくさんの香典返しの品物が必要になります。

余らせることが前提なので、残った品物が無駄になってしまうこともある代わりに、遺族の負担は少なくて済みます。

  ・後返し

四十九日の法要後に香典返しをすることです。

これは、頂いた香典に対して個別にお返しができるので、無駄はありません。

香典の金額よって品物を選ぶこともできます。

しかし、頂いたお香典に住所の記載がなく、香典返しをどこに送れば良いのか分からないというのはよくあることです。

不可抗力ではありますが、お礼ができないのは気がかりですよね。

また、香典返しを郵送にする場合、送料がかかるので即日返しよりもコストは高くなります。

    即日返し(当日返し)、後返しどちらにもメリット・デメリットがありますし、どちらが良いというものではありません。

もちろん、葬儀の形態や香典返しの品物によってどちらを選ぶのかを決めてもいいですし、遺族の気持ち的な面で決めてもいいと思います。

「家族が亡くなって精神的に辛いときは、余計な出費があったとしても、作業に追われるより故人のことを考えていたい」や、「何もしないと故人のことばかりを考えてしまうから、できるだけ忙しくしていたい」「少し気持ちも落ち着いてきた四十九日の法要後にゆっくりお礼を決めたい」など、その時になったらどのような気持ちになるか分からないものです。

  心を込めてお礼はしたいですが、それは遺族が無理をするということではありません。

遺族ができる範囲で感謝の気持ちを伝えることができればいいのです。

 

7-2.最近の返礼品事情

最近は若い人を中心に葬儀に関することの簡略化が広まってきています。

返礼品不要論もその流れにあると言えます。

簡略化には賛否両論があります。

確かに、葬儀は準備から終わってもやらなければならないことや考えなければならないことが膨大で、精神的に参っている遺族には負担が大きいのでしょう。

葬儀も以前は、親族だけでなく故人の知人や友人にも参列してもらう一般葬が主流でしたが、今は家族葬や直葬を選ぶ方も多くいます。

葬儀は規模が小さければそれだけ遺族の肉体的、精神的、金銭的負担が軽くなります。

故人が何を望んでいるかにもよりますが、「身内だけで静かに・・・」という葬儀を希望していたのであれば、それを叶えることで遺族の負担は少しで済みます。

返礼品も今は通夜返礼品と会葬返礼品を区別しないのが主流になっています。

故人だって残した家族に無理をさせたくないという思いはあるはずです。

金銭的に苦しいのに借金をしてまで豪華な一般葬を執り行って欲しいなどとは思っていないでしょう。

  しかし、昔ながらの葬儀に慣れている方の感覚だと、当然出席する気だった葬儀が直葬だったり、せめて香典だけでも・・・と思っていたら香典を辞退されてしまったりなどでは腑に落ちない気持ちになってしまいますよね。

縁のある故人だからこそ最後を見送りたいという気持ちでいてくれるのですから、その気持ちを全く汲めないというのも寂しいことです。

もちろん、前提にあるのは故人と遺族の意向ですが、故人と縁のある方からの気持ちはありがたく頂いても良いのではないでしょうか。

 

7-3.カタログギフトについて

最近は結婚式の影響もあってか、葬儀返礼品や香典返しにカタログギフトを贈る方が増えているそうです。

確かに、カタログギフトなら好きなものを選べるので、お礼としては相手のことを考えたとても良い品物だと思います。

ただし、カタログギフトは持って帰るのには少々重たいのと、ご年配の方は申し込み方が分からなかったなどで無駄になってしまう可能性があるというデメリットがあります。

また、葬儀返礼品としてカタログギフトを選ぶ場合、相場の金額よりも高くなる可能性があります。

比較的若い方への香典返し(後返し)であれば、相場の金額でカタログギフトを用意することができますし、品物を弔問客に持って帰ってもらう訳ではないので、ピッタリかもしれないですね。

お礼の品を決める際にはカタログギフトも選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

まとめ


出典元:http://osoushiki-blog.com/

返礼品に限らず、葬儀全般は宗教・宗派、地域によって何を普通とするかは様々ですので、絶対にこれが正しいということではありませんが、基本と最近の主流を知ることは無駄にはなりません。

知っているということは、もしもの時に心に少しだけ余裕が生まれます。

また、一般的な知識を持っていることで、葬儀会館などの担当者との打ち合わせにもきっと役立つはずです。

  葬儀は、つい葬儀を執り行うことに気持ちが寄ってしまうものですが、葬儀に参列してくださった方へのお礼をどのように考えるかも遺族にとってはとても大切なことです。

もしもの時に、少しの知識を持っていることで何が分からないのかや何に疑問を持っているのかが初めて見えてくるため、ぜひご参考にしてください。

知人の葬儀に出席したことはあっても、自分が葬儀の「喪主」になることを想像した人は少ないのではないでしょうか。

喪主の役目が突然やってきて、何から手を付けてよいのか焦ってしまうことも多々あると思います。

喪主には大きく分けて4つの役割があり、その役割を理解することで喪主の仕事をスムーズに行うことができます。

最近ではきょうだいの数が減って、自分の両親の葬儀で喪主を務めなければならない人が増えています。

そこで今回は、喪主の決め方や仕事を時系列でくわしく紹介しました。また、喪主が行うあいさつの例文も紹介します。

このページを読んで、葬儀というたった一度の別れの時間を、納得のできるものにしていただけたらと思います。

-- この記事の目次 --
1.喪主とは?その役割を知ろう
2.喪主は誰がなるべき?
3.喪主の仕事とは?①~危篤から通夜まで~
4.喪主の仕事とは?②~通夜~
5.喪主の仕事とは?③~葬儀告別式から火葬終了まで~
6.喪主の仕事とは?④~葬儀後から法要まで~
7.喪主のあいさつ例をご紹介!
まとめ


1.喪主とは?その役割を知ろう


出典元:https://www.photo-ac.com/

1.1.喪主とは?

喪主とは、「遺族の代表」として通夜や葬儀を執り行う人の事を言います。

かといって、もちろんすべての仕事を喪主が行うわけではありません。

葬儀社や僧侶への対応をし、お手伝いしていただける係を取りまとめて、会葬者には代表として挨拶をする…つまり葬儀の最高責任者であるといえます。

 

z1.2.喪主の役割は主に4つ!

  喪主の役割は、主に次の4つです。

  ①葬儀社を選ぶ ②葬儀全体を監督する ③様々な場面で挨拶をする ④宗教者・弔問客の対応   これらの役割をふまえて、喪主の仕事を詳しく説明していきます。

 

1.3.喪主と施主は何が違うの?

葬儀に出席すると、喪主以外にも「施主」という言葉を耳にすることがあります。

施主と喪主は、どのような違いがあるのでしょうか。

  施主とは、「布施する主」という意味で、「葬儀の費用を受け持つ人」のことです。

ほとんどの場合は、喪主と施主は同じ人で兼任する場合が多いです。

  しかし、たとえば喪主が未成年であったり、高齢だったりして支払い能力がない場合に親族の誰かが施主となって金銭面をサポートします。

社葬の場合、喪主は遺族ですが、施主は会社となります。

  また、「喪主」とよばれるのは喪に服している間だけで、忌明けの法要からは喪主だった人は「施主」とよばれるようになるなど、時の経過によって呼び名が変わることもあります。

2.喪主は誰がなるべき?


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2.1.故人の遺言がある場合

喪主を誰がやるかは法律で決まっているわけではありません。

なので、まずは故人の希望を優先しましょう。

故人が生前から「この人を喪主にしたい」と思う人がいれば、その人を喪主にするのがよいでしょう。

 

2.2.最近の傾向とは?

昔は家督を継ぐ人(お墓を守る人)が喪主になる風習がありました。

そのため、父親が無くなると、長男が喪主を務めることが普通でした。

しかし、最近ではそのような意識が弱くなってきています。

  最近の傾向としては一番近くで寄り添った配偶者や、同居して最期までお世話をしていた子供や孫が喪主になります。

故人と「縁の深い人」が喪主を務めることが多くなってきています。

 

2.3.血縁関係が深い方を優先する

配偶者が最も縁が深いものの、高齢や病気などの理由で喪主を務めることができない場合があると思います。

その場合は、血縁関係の深い方が優先されます。

  配偶者以外で、血縁関係が深い順番は、   ①長男 ②次男以降の直系の男子 ③長女 ④長女以降の直系の女子 ⑤故人の両親 ⑥故人の兄弟姉妹   となります。

 

2.4.共同で喪主を務めることも

喪主は複数で務めても問題ありません。

例えば親が亡くなった場合、きょうだい全員で喪主を務めたり、配偶者と子供が共同で喪主になってもよいのです。

いずれにせよ、家族の状況や考え方は様々なので、だれが一番適切かを話し合って決めるとよいでしょう。

3.喪主の仕事とは?①~危篤から通夜まで~


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3.1.事前に喪主が決まっていたら

①事前相談で葬儀社選びを開始しよう 家族の死が近づいているとき、葬儀準備はなかなかしづらいものかもしれません。

しかし、よい葬儀を行うためには、葬儀社選びがとても重要になります。

もちろん、葬儀費用も大切な条件です。

  できれば葬儀社への事前相談をし、じっくりと選ぶことをオススメします。

見積もりを取るときは、人数や祭壇のランクなど同じ条件で取ることがポイントです。

  ②必要な葬儀費用の事前準備をしよう 見積もりが出れば、葬儀費用を事前に準備しておくことができます。

故人が死亡後、金融機関がその事実を知った時点で故人の預貯金が凍結されます。

  もしも、故人本人が自分の葬儀費用を用意していた場合には、できれば亡くなる前にその分のお金を喪主か施主の口座に移動しておくとよいでしょう。

一般葬であれば200万円、小規模な葬儀であれば100万円程を目安に準備しておくとよいです。

  葬儀社へ支払うお金は後日支払えばよいですが、宗教者へのお礼や係への心付けなどは葬儀当日に現金が必要になりますで、注意してください。

 

3.2.危篤を告げられた時の対応は?

医師に危篤を告げられたら、まずはその場にいない家族に連絡をとりましょう。

仕事や家庭の事情もありますので、遠方の場合は特に早めに声をかけることが大切です。

その時に、病院の住所、来てほしいタイミング、連絡先などを正確に伝えるようにします。

 

3.3.臨終後の喪主の仕事とは?

①死亡診断書を医師からもらう 医師が死亡を確認したら、死亡診断書をもらいます。

死亡診断書は、その後の手続きに必要な書類です。

故人名、住所、生年月日などの記入事項に間違いがないかを確認しましょう。

  ②葬儀社に連絡をし、遺体を搬送する 病室でご臨終を迎えた場合、遺体は安置室に搬送され、安置されます。

安置する場所は、自宅、葬儀場、火葬場などその家族によって様々です。

  この遺体搬送は、葬儀社にお願いすれば有料になることがありますので、葬儀社がきまっている場合は、搬送前に葬儀社に連絡しましょう。

  ③葬儀社が決まっていない場合は葬儀社を選ぶ 一般的には、病院側からはできるだけ早くご遺体を搬送するように言われます。

その時にまだ葬儀社が決まっていない場合は、とりあえず病院から紹介された葬儀社に遺体を搬送してもらうのも良いでしょう。

  しかしそのあとには、その葬儀社には一度お引き取りいただきましょう。

多少時間と労力はかかりますが、周りの人の意見をまとめて、葬儀社選びを始めてください。

少なくとも3社くらいは、同条件で見積もりを取り、内容を確認することをオススメします   ④自宅に遺体を安置する時の準備 葬儀場や火葬場で安置する場合は葬儀社がやってくれますが、自宅で安置する場合は、次のような準備をしましょう。

  ・安置する場所の確保と清掃 ・布団、枕を用意する ・遺体の腐敗を防ぐため部屋の温度は低めに保つ ・枕元に小さな祭壇を作る(葬儀社が枕飾り、守り刀、神棚封じなどの用意をしてくれます)   ⑤菩提寺がある場合は、枕経の依頼と戒名の相談を 菩提寺がある場合は、遺体を安置したら僧侶に連絡をして、遺体の枕元でお経をあげてもらいます。

これを「枕経」といいます。

  戒名は通夜の前に授かるのが一般的なので、枕経の際に戒名について相談するとよいでしょう。

ただし菩提寺がなく、葬儀は仏式で行うがお墓は民営の霊園など無宗教を希望する場合は、戒名をつけなくてもかまいません。

生前の名前(俗名)のまま葬儀をし、埋葬が可能です。

  戒名料は通常は葬儀の時にまとめて払う「お布施」に含まれています。

戒名には位があり、位が高い戒名を授かった場合は、戒名料も増します。

戒名の形式や呼び名は宗派によって異なるため、お寺と相談してください。

 

3.4.お葬式の準備に取り掛かろう!

①葬儀の日程調整をする 葬儀をするためには、家族や親族の都合や僧侶・葬儀場・火葬場のスケジュールを合わせる必要があります。

喪主が中心となってスケジュールを確認して、無理のない日程で調整しましょう。

  ②死亡届の記入・提出 死亡届は、亡くなってから7日以内に市町村役場へ提出する義務があります。

死亡届を提出すると、火葬許可証が交付されるため、葬儀の前日までには死亡届を役所に提出する必要があります。

  死亡届の記入は喪主や遺族が行いますが、役所への提出は葬儀社が代行することも可能です。

死亡届の際に死亡診断書を一緒に提出しますが、死亡診断書は保険会社や年金などの手続きにも必要になるため、数枚コピーを用意しておくと便利です。

  ③葬儀の規模や祭壇など、葬儀に関する一切を決める まずはあげたい葬儀をイメージしましょう。

会葬者の人数によって一般葬か家族葬にするか、または儀式を減らして一日葬や直葬にするのかなどで葬儀の規模が決まります。

また、宗教を介した葬儀にするかどうかも決定します。

  祭壇や棺の種類やランクはとても豊富です。

出てきた見積もりをもとに、葬儀の段取りや細かい備品の種類まで決めていきます。

  ④遺影選び 遺影用の写真は、故人とのお別れの時に使用する大切な写真です。

故人らしさが出ている写真を選ぶとよいでしょう。

  また、遺影用の写真は大きく拡大するため、ぼけていない写真を選びましょう。

若い頃の写真を選んでも問題ありません。

病気で亡くなった場合は、元気な頃の写真を選んだ方が、故人らしさが表れているかもしれません。

  ⑤香典返しの品物や会葬礼状の準備 会葬礼状や返礼品は、予想される会葬者の人数よりも多少多めに用意しておくとよいでしょう。

  香典をもらう場合は、香典返しをします。

香典返しには、葬儀の時に一律の品物をお返しする「即日返し」と、四十九日法要をめどにお返しする「あと返し」があります。

住んでいる地域の風習にもよりますが、最近では葬儀後の手間を省くために「即日返し」が一般的になっています。

  ただし、高額の香典(2万円以上)を頂いた場合は、即日返しだけでなく、後日改めてお返しをするのが礼儀です。

  喪主も香典を払うのかという質問をよく耳にします。

喪主や喪主の配偶者は、一般的には香典を払いません。

ただし、喪主でも供花を用意することはあります。

  ⑥通夜ぶるまい、精進落としの人数を把握する 通夜ぶるまいでは、お寿司やオードブルなどの大皿料理が一般的で、会葬者の3分の2程度の量を用意するとよいといわれています。

精進落としでは会席膳が基本で、親族やごく親しい友人のみが出席することが多いため、事前に確認して人数を把握するようにしましょう。

  ⑦お布施など現金の準備 現在では、通夜の前に僧侶にご挨拶に行く際にお布施を渡すことが多いです。

それまでに用意をしておきましょう。

お布施の他にも、僧侶へのお車代や心付けなど、現金が必要になる場合があるため、現金は多めに用意し、それぞれに使う包み袋も準備します。

  ⑧死亡通知をだす 死亡通知は、葬儀のスケジュールなど細かいことが決まった後に出しましょう。

中心的な人物に連絡をとり、広めてもらうようにしましょう。

  亡くなった方の名前、死亡時刻、葬儀の日程を正確に伝えます。

その時に、香典辞退や葬儀の規模、宗教なども伝えておくと親切です。

  ⑨遠方からくる親戚の宿泊場所を用意する 親族が多い場合は、喪主が一人ずつ対応することは難しいため、親族の連絡係を決めて対応を任せます。

  葬儀場で宿泊ができる場合もあるので確認し、無理ならビジネスホテルなどを予約します。

宿泊費を誰が支払うかを相談し、もしも親族が負担するならば、香典返しを多めにするなどして感謝の気持ちを伝えます。

  ⑩供花のとりまとめ 供花とは、葬儀の時に故人の供養のために会場に供えられる花の事です。

花輪、かご、プランターなど形式は様々で、故人と親しい関係だった方から送られてきたり、親族が用意します。

  供花は故人との関係が深い人から順に、祭壇の中央近くから並べていくのがマナーです。

供花を頂いた方にもお礼は必須なので、名前と連絡先を必ず控えるようにしましょう。

また、左右の数のバランスが合わない時などは、喪主自ら供花を用意することもあります。

  ⑪通夜における役割分担を決める 喪主の仕事はとても多いため、周囲の助けを借りることが大切です。

受付係や会計係、賄い係などの係をお願いして、仕事の分担をしましょう。

4.喪主の仕事とは?②~通夜~


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4.1.通夜が始まる前にすること

①礼状や供花に誤字がないか確認する 喪主と親族は通夜が始まる2時間前に集合し、会葬礼状や供花の名前に誤りがないかを確認します。

また、親族分の供花・供物代をこの時に集金するとよいです。

  ②お手伝いへのあいさつ 「本日はありがとうございます。

よろしくお願いします。

」と声をかけましょう。

  ③僧侶へのあいさつ、お布施を渡す 一般的には通夜の30分前くらいに僧侶が到着します。

喪主にとっては弔問客もいて忙しい時間帯ですが、丁寧にあいさつをしましょう。

この時に、お布施を渡すのが一般的です。

  ④香典や芳名帳の受取人を確認する お金に関わることなので、誰が香典を受け取り、管理するかをきちんと確認しましょう。

 

4.2.通夜の流れと喪主の仕事をご紹介!

①早めに着席をして開式を待つ 遺族、親族は開式20分前くらいには着席します。

故人と血縁関係が深い順に着席します。

  ②焼香は喪主から順番に 焼香は喪主から始め、血縁関係が深い順から行うため、席次の順番が焼香の順番になります。

  ③通夜ぶるまいがない場合はお礼のあいさつを 焼香が終わり、通夜ぶるまいがある場合は、式場担当者の誘導で通夜ぶるまいの会場へ移動します。

  通夜ぶるまいがない場合は、喪主が参列者に対して簡単なあいさつをします。

通夜への弔問のお礼、故人に対する厚情への感謝、翌日の葬儀の案内をふまえて、手短に述べます。

 

4.3.通夜ぶるまいで感謝を伝えよう

通夜の後に、故人への供養と参列者への感謝を表すために飲食をふるまうことを「通夜ぶるまい」と言います。

通夜ぶるまいの終了時には、喪主があいさつをします。

弔問のお礼、最期の様子、遺族の心情、今後の葬儀の日程案内などをふまえるとよいでしょう。

  僧侶が通夜ぶるまいを辞退する時には、お礼のあいさつとともに、お膳代やお車代、会葬礼状、返礼品を渡して見送ります。

   

4.4.通夜後にすること

①葬儀の準備と打ち合わせ 会葬礼状や返礼品の追加や、余った供花をどうするかなど、細かいことまで打ち合わせをします。

また、葬儀で弔電を読む場合は、その順番や名前を確認します。

受付係などの係は、通夜と同様、葬儀の時もお願いしましょう。

  ②出棺以降の役割分担を決める 出棺をするときには、一般的には喪主が位牌を持ち、遺族が遺影写真、花束、遺骨箱などを持ちます。

棺を霊柩車に載せるときに手を貸してくれる人も含め、役割を決めておきましょう。

そのほか、火葬場への移動車両を出してくれる人や、精進落としの時の乾杯をお願いする人などのも決めておくとスムーズです。

  ③精進落としの人数の確認 精進落としは、会席膳が一般的なので、きちんと人数を確認しておきましょう。

この時、お手伝いしていただいた方や僧侶の食事をどうするかも確認します。

5.喪主の仕事とは?③~葬儀告別式から火葬終了まで~


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5.1.葬儀告別式が始まる前にすること

通夜終了時から変更があったことは速やかに葬儀社に報告をします。

通夜の時と同様、お手伝いや僧侶にあいさつをします。

 

5.2.葬儀告別式の流れと喪主の仕事は?

①葬儀告別式は時間どおりの進行を 着席の時間や焼香の順番は通夜の時と同様です。

その後に火葬の時間が決まっているため、遅れないように進行することが必要です。

  ②最後の対面を行う 告別式が終了したら、棺の中に生花を1人1輪ずつ入れる「別れの花」という儀式が行われます。

生花には供花が使用されることが多いです。

生花を入れる順番は、遺族、親族、会葬者の順で行います。

  その後、燃えるものであれば棺の中に故人の思い出の品を入れてもかまいません。

故人と最期のお別れをして、棺のふたを閉じます。

  ③喪主が遺族代表のあいさつを行う 出棺前に、喪主が位牌を持ち、遺族が遺影、花束、遺骨箱をもって会葬者の前に一列に並びます。

そのあとに、喪主が遺族代表としてあいさつをします。

あいさつの例文は7.で紹介します。

  ④火葬場へ向かうまでの段取りを行う 棺を霊柩車に載せたら、火葬場に移動します。

火葬場に向かうときには、一般的には位牌を持った喪主が霊柩車に乗り、そのあとのハイヤーかタクシーに僧侶と遺影を持った遺族がのります。

そのあとマイクロバスに乗った親族や関係者が同乗します。

  火葬場への持ち物は、位牌、遺影、骨壺、運転手への心付け、火葬許可証、数珠、貴重品、待ち時間の時のお茶菓子、飲料などです。

 

5.3.火葬と精進落としでの喪主の仕事とは?

①待ち時間にはお茶を用意する 仮祭壇に位牌、遺影をおいて僧侶による読経と焼香を終えた後、火葬が始まります。

火葬は約2時間かかりますので、その間は控室で待ちます。

喪主は、待ち時間に食べるためのお茶やお菓子を用意します。

  ②骨上げをして、埋葬許可証をもらう 火葬が終わった後に、故人の骨を骨壺に入れる儀式を「骨上げ」といいます。

その後火葬場から埋葬許可証をもらいますが、この書類は納骨をするときに必要になるため、骨壺を入れる白木の箱に一緒に入れて渡されることが多いようです。

  ③喪主が骨壺を持ち帰る 骨壺は、喪主が持ち帰りますので、位牌は他の遺族に持ってもらいます。

  ④初七日法要はその日のうちに 式場にもどったら、あと飾りに骨壺を安置し、還骨法要と初七日法要を行います。

初七日法要とは、本来亡くなった日を含めて7日目に行う法要ですが、最近では遺族の負担や僧侶の予定を考慮して、葬儀当日に行われることが多いです。

  ⑤精進落としで親族や僧侶をもてなす 初七日法要まで終わったら、葬儀を無事終えられたお礼と感謝をこめて、お世話になった方に会席膳の料理でおもてなしをします。

これを「精進落とし」といいます。

  精進落としが始まるとき、葬儀施行の関係者に対してのお礼や、宴席の案内をふまえて喪主が挨拶を述べます。

  ⑧香典管理をした人と、香典の合計額を確認する 式場から帰るときには、喪主がそれぞれの係から香典、芳名帳、香典帳、弔電、弔辞などを受け取ります。

香典を受け取るときには、その場で会計係と一緒に合計金額を確認しましょう。

6.喪主の仕事とは?④~葬儀後から法要まで~


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6.1.葬儀後すぐにすることとは?

①葬儀費用の清算 葬儀の数日後に、葬儀社から請求書が届きますので、内約までしっかりと確認しましょう。

間違いがなければ遅くても一週間以内に支払うようにしましょう。

  ②弔問客への対応 自宅に弔問客が訪れた場合は、1人1人丁寧に対応しましょう。

弔問客にお渡しする会葬礼状や返礼品も、事前にいくつか自宅に用意しておくと安心です。

  ③お世話になった方へのあいさつ これまでの感謝をこめて、葬儀の時にお手伝いをしてくれた人や、勤務先、介護施設、病院、ご近所へ喪主自らあいさつに行きます。

  ④香典返し 香典を即日返しした場合でも、高額の香典を頂いた方には、後日あらためて香典返しをしましょう。

その時には、あいさつ状も添えるようにします。

  ⑤遺品整理と形見分け 遺品整理は、忌明け後に行うことが多いです。

高価な遺品は喪主だからといって勝手にもらわず、相続権のある遺族と話し合って形見分けをしないと、後々のトラブルの原因になるため、気を付けましょう。

 

6.2.四十九日法要の準備をしよう!

①日程を決め、出欠を確認する 法要とは、故人の冥福を祈って行う追善供養のことです。

故人が無くなった日を1日目として7日ごとに行うのが本来ですが、大変なのでふつうは初七日法要と四十九日法要以外は省略します。

  四十九日法要が終わると「忌明け」となります。

四十九日法要後には、百か日、一周忌、二周忌と年忌法要がつづきますが、一般的には三周忌までは親族を招いて行うことが多いです。

その都度、喪主(施主)は親族や僧侶の予定を確認しながら日程を決め、命日をさけてそれより少し前に行うようにしましょう。

  ②位牌の準備と仏壇の購入 四十九日法要までに用意するものとして、「本位牌」があります。

葬儀のときは白木の位牌が使われますが、四十九日以降は漆塗りの本位牌に変わります。

仏壇を買う場合は、置く場所を決めてからライフスタイルに適したものを購入しましょう。

  ③お墓の準備と考え方 先祖代々のお墓に入る場合は、四十九日法要が終わったら納骨する場合が多いため、墓誌や墓碑に戒名、没年月日、享年などを入れましょう。

四十九日法要の時に納骨する場合は、墓石店に日程の確認をします。

  菩提寺がなく、新たにお墓を購入する場合は、交通アクセスやその後の管理のことも十分に考慮することが大切です。

管理の継続が難しそうなら安易に購入せず、一代限りのお墓や永久供養をしてくれるお墓、納骨堂などの選択肢も考えるようにしましょう。

  ④会食・引き出物・お布施の準備をする 人数を確認して、法要後の会食場所と引き出物の手配をします。

 

6.3.四十九日法要の流れと喪主の仕事をご紹介!

①四十九日法要に必要な物 会場に行くときは、次の物を忘れずに用意しましょう。

  ・葬儀の時に使用した白木の位牌 ・漆塗りの本位牌 ・遺骨 ・遺影 ・お花(本堂用とお墓用) ・お線香 ・お布施・心付け・会食代用の現金   ②あいさつをする 法要では、僧侶による読経と参列者の焼香後、白木の位牌から本位牌へ魂を移す「入魂供養」が行われます。

僧侶による法話を行った後にお墓参りをし、納骨を行います。

法要後の会食で、施主があいさつをします。

(法要では喪主を施主と呼びます)   ③お布施・心づけを渡す 納骨の為に来ていただいた墓石店の方に心付けとして約5,000円を渡します。

僧侶へのお布施は、一般的には葬儀の時に渡したお布施の1割と言われています。

葬儀の時に30万円としたら3万円が相場です。

7.喪主のあいさつの例をご紹介!


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7.1.通夜ぶるまいでのあいさつ

各々の儀式に参加していただくことを、通夜では「弔問」、葬儀告別式では「会葬」、法要では「参会」といいますので、使い分けるとよいです。

通夜ぶるまいのあいさつでは、本日のお礼とともに今後の葬儀告別式へのお力添えのお願いとご案内をします。

  ①開始時のあいさつ 本日はお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございました。

おかげをもちまして、通夜の儀式も滞りなく行うことができました。

故人もさぞかし喜んでいることでしょう。

故人に成り代わりまして、御礼申し上げます。

  別室にささやかではございますが、軽いお食事を用意しておりますので、父の思い出話でもなさりながら、召し上がっていただければ幸いです。

  なお、明日の葬儀告別式は○○時より、こちらで執り行います。

お時間が許すようでしたら、ぜひご列席を賜りたいと存じます。

本日はありがとうございました。

  ②終了時のあいさつ 本日は突然のことにも関わらず、夜遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。

皆様がたにお集まりいただきましたことは、故人にとって、何よりの供養になったことと存じます。

父の若い頃のお話なども伺い、私が知らない故人の一面を見た気がいたしまして、うれしく感じております。

  さて、皆様方には十分なおふるまいもできませんでしたが、皆様もお疲れかと思いますので、このあたりで終了とさせていただきたいと存じます。

明日は、○○時より、こちらで葬儀告別式を執り行います。

よろしければ、ご参集ください。

  足元が暗くなっておりますので、お気をつけてお帰り下さい。

本日は、ありがとうございました。

 

7.2.葬儀告別式の会葬客へのあいさつ

告別式にはさまざまな立場の方が参列するため、挨拶は公的なものであることを意識します。

会葬者へのお礼や生前のご厚意への感謝、最期の様子や遺族の心情などをふまえてあいさつを述べます。

  本日はお忙しい中、ご会葬、ご焼香を賜り誠にありがとうございました。

母は○○歳にして周りが驚くほど元気でしたが、亡くなる3日ほど前からベットにいる時間が長くなり、〇月〇日、家族に見守られながら眠るように亡くなりました。

  母は、どんなに辛いことがあっても笑いながら生きてきた、強く温かい人でした。

子供や孫も母のことが大好きで、いつも慕っておりました。

今も母への感謝の気持ちでいっぱいです。

  皆さまには、生前に母が大変お世話になりました。

母に変わりまして、お礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

   

7.3.精進落とし開始のあいさつ

葬儀が無事終了したことの報告と、喪主側からお世話になった僧侶や関係者への感謝の気持ちを伝えます。

  皆さま、本日は誠にありがとうございました。

ご住職さまはじめ、お世話をしていただいた皆さまのおかげで、葬儀一切、無事終了することができました。

最後まで温かいご心配をいただきまして、あらためて厚く御礼申し上げます。

  父を失い、これから寂しくなりますが、私ども残された家族で力を合わせて頑張ってまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  誠にささやかではございますが、お食事を用意いたしましたので、ごゆっくりとお召し上がりくださいませ。

本日は、ありがとうございました。

 

7.4.四十九日法要後の会食でのあいさつ

法要に参会していただいたお礼と、遺族のその後の報告を交えてあいさつをします。

  本日は母○○の四十九日法要のためにお集まりいただきまして誠にありがとうございます。

おかげさまを持ちまして、無事納骨をすませることができました。

皆さまのご厚情に、母もさぞ喜んでいることと思います。

  早いもので、あれから1カ月がたちました。

葬儀が終わり静かな日常に戻ると、母との思い出がふと胸をよぎり、涙があふれてきます。

もうこの世で母に会うことはありませんが、母から教わったやさしさを胸に刻み、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

  本日は心ばかりのお食事を用意しまいたので、召し上がっていただきながら亡き母の思い出話などお聞かせいただければ幸いです。

本日はありがとうございました。

まとめ


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喪主は、葬儀の間だけでなく、危篤の連絡から法要の段取りまで、とても多くの仕事があることがわかりました。

そして、最近では家督をつぐ長男に限らず、故人の最も近しい人が喪主になることもわかりました。

  自分にとってとても大切な家族が亡くなったとき、これらの仕事を手際よく行うことはなかなか難しいと思います。

ですので、故人がまだ元気なうちから、希望する葬儀のかたちや費用、葬儀社の候補、お墓のことなどを事前に話し合っておくことが大切です。

  そして、自分一人で抱え込まず、親戚の方や知人の力も借りて仕事を分担してください。

こちらで紹介した喪主マニュアルも、必ず仕事のお役に立てると思います。

  自分が喪主となり、その手で故人を送ることができることを、「故人が残してくれた最後のプレゼント」だと考えて、素敵な葬儀をひらいてください。

親しい人の葬儀は急に発生します。葬儀には弔いの気持ちを込めて香典袋を持参しましょう。

しかし、書き方のマナーはいざ書くとなると分からないものです。会社での参列と個人での参列、宗教や宗派などによって、表書きの内容は様々です。
 
神式の葬儀に「御仏前」の香典を持参してしまうなど、マナーに反したことをしてしまうと、先方の方にも、故人にも失礼なことになってしまいます。ここではシーン別の香典袋への表書きの書き方のマナーをご紹介します。

礼儀にかなった、きちんとした知識を持つことでいざという時にも慌てることなく準備をすることができます。もしもの時にはぜひ、参考にして下さい。

-- この記事の目次 --
1.そもそも香典とは
2.宗教によって違うのか?
3.仏教の宗派によって違いは?
4.葬儀の種類によって違いはあるのか
5.個人や会社で出す場合
6.法要の時期による違い
7.持参出来ない場合の記入方法
8.表書き以外で書く所は?
9.マナーや注意点
まとめ

 

1.そもそも香典とは


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香典とは、故人の霊前にお香‘(線香・抹香)やお花の代わりにお供えする金品のことを指して言う言葉です。

元々はお香やお花を御霊前に備えて故人の霊を慰めていたのですが、時代の移り変わりと共に現代では、代わりに金品を供える様になりました。

香典を入れる袋のことを香典袋または不祝儀袋と言い、通夜または葬式・葬儀に参列する際に渡します。

葬儀は思いがけず発生する出来事ですので、地域での金銭の援助と言う相互扶助の意味合いも持つ習慣と言われています。

香典を頂いた遺族は忌明け(仏式では四十九日の法要が終わった後、神式では五十日祭を終えた後)に香典を頂いた人に対して香典返しを送るなどのお返しをします。

香典は御仏前や御霊前と共に名前を記入する「表袋」とお金を入れ、中に入れた金額と氏名、住所、郵便番号を記入する「中袋」に分かれています。

表袋は水引きと言う白と黒の飾りがついていることが多く、かさばることも多いので、香典の管理は中袋でされることが少なくありません。

香典袋に使われる水引きは固結びをすることが決まりです。

これは、お葬式という良くないことが二度と無いようにという意味合いが込められているのです。

1-1.いつ書くの

香典は通夜や葬儀のどちらかに持参します。

急な連絡の場合でも葬儀の日取りまでは数日あることが多いので、前日までに余裕をもって記入する様にします。

また、薄墨などを使って書くこともあるので、出来るだけ落ち着ける時間を選んで書くのが良いでしょう。

連絡の不手際などで、外出先から急遽向かうことになってしまったなど余程時間がない場合などを除いては外出先での記入は避けた方が良いでしょう。

1-2.どこで書く

一般的には個人や家族などでの参列であれば、自宅での記入が、会社や団体などでの参列であれば、事務所や代表者の落ち着ける場所で記入しましょう。

墨や筆を使用する場合は、そうした物の準備や後片付けが容易にできる場所が良いのではないでしょうか?通夜やお葬式などの葬儀会場での記入はマナーの点からも参列者で混み合うと言う点からもおすすめできません。

1-3.誰が書く

香典袋に記入する人物に関しては特に決まりがある訳ではありませんが、香典の表書きは宗教や宗派などにより書き方が違ってきます。

その為、個人の宗教に合わせて記入することが必要になります。

また、京都など、地域により独特の決まりがあることもあります。

そう言った意味では、個人の住む地域や宗教宗派などについて知識のある人物が記入するのが最適と言えます。

しかし、代わりの人が代筆する場合もあると思います。

その場合は、訃報を受けた時点で故人の宗教や宗派を聞いて記入出来れば最良です。

1-4.筆記用具の種類

香典の表書きを記入する筆記用具は本来、四十九日の法要までは薄墨と筆を使用するのが正式なものとされています。

しかし、準備などの手間もかかることもあり、普通の濃度の墨汁やコンビニなどでも容易に入手か可能な筆ペンなども使われています。

特に時間がない、筆の扱いに慣れていないなどの場合はサインペンなどでの記入や筆記用具が手元にない状況ではボールペンなどでの記入も仕方がないでしょう。

しかし、いずれの場合も使用する色は黒色でなければなりません。

印刷清みの香典袋も一般的に出回っており、薄墨の様に薄い色でプリントされた物や濃い色で印刷された物など、様々な種類があります。

印刷の色に合わせて、黒色のプリントには黒色で記入するなど、見た目を合わせると言うことも出来れば行いたい物です。

他にも最近は手間を省き、見た目を美しくできる慶弔印と言うはんこも発売されています。

1-5.印刷やプリントは可能か

昔は表袋、中袋共、白い奉書紙などに手書きを行い、白と黒の水引きを結び切りの方法で結ぶなど、手作業で行ったものですが、現在では、手間をかけない様に、御霊前や御仏前といった表書きと水引きまで印刷された物がコンビニなどでも発売されています。

そうした物を利用するのも、手間を省いたり、書き間違いを防ぐ意味でも良いかもしれません。

また、水引きや御霊前の言葉が白色用紙に印刷された物から高級和紙に双銀の実物の水引きがついている物まで様々な種類があります。

中に包む金額の大小で香典袋を豪華な見映えの物に変えるなどすると、後でご遺族が香典の整理作業の時に多少作業がしやすいかもしれません。

また、逆にいたずらに袋を豪華にすることはしない方が良いのではないでしょうか?ただ、前述の通り、宗教や宗派により、表書きが違ってきますので、選ぶ際はその点だけを間違えない様にしましょう。

2.宗教によって違うのか?


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香典の表書きは信ずる宗教や宗派により、違ってきます。

宗教の教義的な側面も関わってきますので、間違えない様にすることが大切です。

2-1.仏式の場合

葬儀の内容が仏式の場合、香典の表書きは表袋の上段に「御霊前」「御香典」「御香料」などと記入します。

(まれに「ご香料」と記入する場合もあります。

)下 段には参列者の名前をフルネームで記入します。

水引きは白黒または双銀の物で結びきりの物を使用します。

包みを白地を使用しますが、蓮の花などがデザインされた物も発売されています。

後述しますが、浄土真宗や禅宗など、宗派により、仏様に対しての考え方や教義に違いがあり、上田の表書きにもそうした違いが現れてきます。

可能であれば、訃報の知らせを受けた時に宗教や宗派まで確認できれば迷うことが無くなります。

2-2.神式の場合

葬儀の内容が神式の場合は表書きは表袋の上段に「御神前」「御玉串料」「御榊料」などを記入します。

また「御霊前」の記載も使用できます。

包みは白地で双白、双銀、白と黒のいずれかの結び切りの物を使用します。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

2-3.キリスト教徒の場合

葬儀の内容がキリスト教式の場合は用紙は白の無地の物か、十字架や百合がデザインされた物を使います。

表書きは表袋の上段に「お花料」と記入します。

宗派がカトリック教の場合は表袋の上段に「「御ミサ料」と記入します。

水引きやあわじ結びの飾りなどは必要ありません。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

2-4.イスラム教徒の場合

葬儀の内容がイスラム教の場合は、香典などの習慣があるわけではありません。

亡くなったご遺体はすぐに土葬にしなければならない為、祭壇を設けての葬儀などは執り行われません。

日本の香典は葬儀にかかる出費を地域や近親者などで相互扶助すると言う一面も持ち合わせています。

イスラム教では、簡素に執り行われる為、大きな費用がかかる事もありません。

ですから、そういう意味においても、香典の様な制度は必要がないのです。

もし、親しい人でイスラム教徒の方が亡くなってしまい、香典の代わりのものを差し上げたい場合は、白地の封筒に記入せず、「お花でも」と手渡しする位が良いのではないでしょうか。

3.仏教の宗派によって違いは?


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仏教では教義により、故人は死後49日目までは霊魂として、50日目からは仏になるとされています。

そのため、四十九日までは御霊前、四十九日の法要が終了した後は、御仏前(または御佛前)という表記を香典袋の上部に記入します。

3-1.浄土真宗

仏教の宗派が浄土真宗の場合は表書きは表袋の上段に「御仏前」と記入します。

浄土真宗のの教義においては「往生即成仏」という考え方があり、他の仏教において言われる「四十九日 」の法要を過ぎると仏様になる、と言う考えがありません。

その為「御霊前」と香典袋の表書きには記載しないのです。

表書きの下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

3-2.禅宗

禅宗と言う宗派には臨済宗(りんざいしゅう)と曹洞宗(そうとうしゅう)、黄檗宗(おうばくしゅう)が含まれます。

仏教の宗派が禅宗の場合は表書きは表袋の上段に「御仏前」と記入します。

教義上、浄土という考え方がない為、亡くなると即成仏となるとされている為です。

表書きの下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

3-3.他の宗派

仏教の宗派が浄土真宗や禅宗以外の場合は故人がお亡くなりになってから四十九日の法要が済むまでは表書きは表袋の上段に「御霊前」と記入します。

四十九日の法要が済んだ後は表袋の上段に「御仏前」と記入します。

表書きの下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

3-4.宗派が分からない場合

故人の宗派が分からない場合はどの宗派でも使える表記として、表書きは表袋の上段に「お香典」または、「御香奠(香典)」「御香資」「御供物料」などと記載するのが良いでしょう。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

4.葬儀の種類によって違いはあるのか


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時代によって葬儀の方法も多様化しています。

特定の宗教を持たない無宗教の葬儀や音楽葬などの自由葬、火葬のみを行う直送などの場合はどうなるのでしょうか。

以下にまとめてみました。

4-1.無宗教葬

近年は特定の宗教を持たない人も増えてきている様です。

また、お寺との付き合いがなくなった。

儀式化した葬儀は行いたくない…などの理由で無宗教葬などを希望する人も出てきています。

無宗教である為、一般の葬儀のしきたりや手順にはまらない進行もある様です。

葬儀の内容が、そうした無宗教葬の場合は、表書きの記入は「お花料」「御霊前」「御香典」などと記入するのが良いでしょう。



下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは一般的な葬儀で使用する物か、白色無地の封筒などでも良いでしょう。

水引きなどは無くてもかまいません。

また、香典なども故人や御遺族の意思で受け取らない場合もあり「ご厚志お断りします」等の一文が通知の際に書かれることもありますので、何か、参列に際しての指示があれば、それに従う様にしましょう。

4-2.音楽葬やおわかれ会などの自由葬

故人の好きだった音楽を流して自由な形式で行われることが多いのが音楽葬です。

こうした音楽葬や形式ばらない、故人とのお別れをするお別れ会なども含めた自由葬を希望する人もいます。

葬儀の内容が、そうした自由葬の場合は、表書きの記入は「お花料」「御霊前」「御香典」などと記入するのが良いでしょう。



下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは一般的な葬儀で使用する物か、白色無地の封筒などでも良いでしょう。

水引きなどは無くてもかまいません。

また、「ご厚志お断りします」などの一文が通知の際に書かれていた場合は、故人や御遺族の意思で香典なども受け取らないと言う意思表示になります。

他に何か、参列に際しての指示があれば、それに従う様にしましょう。

4-3.散骨や自然葬

散骨や樹木の下に埋葬をする自然葬を行う人もいます。

葬儀の「葬」という文字が使われていますが、これは、遺骨の埋葬方法を指していることが多く、故人を弔う為の葬儀は別途行うこともあります。

もし、散骨や自然葬などに際して別途、葬儀の日程や場所の通知があった場合には表書きの記入は無宗教などの葬儀で使用可能な「お花料」「御霊前」「御香典」などと記入するのが良いでしょう。



下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは一般的な葬儀で使用する物か、白色無地の封筒などでも良いでしょう。

水引きなどは無くてもかまいません。

また、「ご厚志お断りします」などの一文が通知の際に書かれていた場合は、故人や御遺族の意思で香典なども受け取らないと言う意思表示になります。

他に何か、参列に際しての指示があれば、それに従う様にしましょう。

4-4.直送など葬儀の無い場合

故人とのお別れに、儀式としての葬儀を行わずに、火葬を行うシンプルなお別れが直葬を呼ばれる方法です。

家族や近親者のみで行う場合や、親しい友人を招いてお別れの時間を設けるなど、ご遺族や故人の遺志により様々です。

そうした場面に招待された場合には、表書きの記入は無宗教などの葬儀で使用可能な「お花料」「御霊前」「御香典」などと記入するのが良いでしょう。



下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは一般的な葬儀で使用する物か、白色無地の封筒などでも良いでしょう。

水引きなどは無くてもかまいません。

また、「ご厚志お断りします」などの一文が通知の際に書かれていた場合は、故人や御遺族の意思で香典なども受け取らないと言う意思表示になります。

他に何か、参列に際しての指示があれば、それに従う様にしましょう。

5.個人や会社で出す場合


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葬儀は個人の知り合いであることもあれば、夫婦などで共通した知り合いである事もあるでしょう。

また、会社の取引先など仕事上の付き合いや参加している段代などで参列する事などもあります。

その場合には、故人とどういう関係があったのかが分かる様に記載をする場合もあります。

5-1.個人で出す場合

葬儀の際に個人で香典を持参する場合は、香典袋の下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

香典を入れる包みや水引きに有無、上段に記入する言葉などは宗教や宗派の合わせて選ぶ様にします。

5-2.夫婦や複数で出す場合

葬儀の際に夫婦や連名などで香典を持参する場合は、夫婦の場合であれば、夫の名前だけでもかまいませんし、夫婦のどちらも故人にお付き合いがあったり、お世話になっていたりした場合などは、夫の名前を中央に書き、左側に妻の名前を記入します。

複数で香典を持参する場合は、表袋の下段に名前を記入する際に、参列者が2名ならば並べて、3名ならば、1名を中央に書き、両側に2名を書きます。

4名以上になる場合は、代表者1名を記入し、他3名などとするとよいでしょう。

香典を入れる包みや水引きに有無、上段に記入する言葉などは宗教や宗派の合わせて選ぶ様にします。

5-3.団体で出す場合

葬儀の際に故人が所属していた団体で香典を持参する場合は、香典袋の下段に○○団体 一同と記入します。

香典を入れる包みや水引きに有無、上段に記入する言葉などは宗教や宗派の合わせて選ぶ様にします。

5-4.会社で出す場合

故人が関係があった会社として葬儀に参列する場合は、会社名と代表取締役の名前を記入します。

中央に代表取締役の名前を書き、右側に会社の名前をを記入します。

複数の名前を記入する場合は右側に会社の名前を記入し、役職の高い順番に右から書いて行きます。

4名以上など、人数が多い場合は他3名などと記入します。

部署でまとめて香典を出す場合には「○○株式会社 営業部一同」などと記入すると良いでしょう。

香典を入れる包みや水引きに有無、上段に記入する言葉などは宗教や宗派の合わせて選ぶ様にします。

会社としての葬儀への参列は団体で行くことも多く、また会社としての参列の際の香典料は経費として処理することが大半です。

御遺族に無用な負担をかけない様に中袋の裏面に「香典のお返しなどのお気遣いは無用に願います」などの一筆を記載する様にしましょう。

6.法要の時期による違い


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仏教では亡くなってから49日までの間に7日ごとに法要が行われます。

近親者以外が参列するのは、最初の7日目である「初七日」と忌明けの日とされる49日目である「四十九日」です。

浄土真宗以外の仏教の教義では四十九日の法要までは個人は霊のままでおりこの世であの世へ行く準備をする期間とされています。

四十九日の法要が明けた後、仏様になるとされています。

浄土真宗では教義により、亡くなってすぐに仏様になるとされているのです。

神式でも決められた年数ごとに法要を行うのが一般的です。

6-1.初七日

初七日の法要で香典袋の表書きは「御霊前」を記入します。

(但し浄土真宗では「御仏前」)「御佛前」「御供物料」「御香料」などと記入します。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは白地、水引きは白黒が一般的ですが、双銀などでも大丈夫です初七日の法要は、本来は故人が亡くなってから7日目に行われるのですが、遺族や知人などの参拝者の日程に配慮をするためか、故人のご遺体が火葬場から戻ってきてから遺骨を迎える還骨勤行と言う儀式と併せて行われる事もある様です。

6-2.四十九日

四十九日の法要では香典袋の表書きは「御霊前」を記入します。

(但し浄土真宗では「御仏前」)「御佛前」「御供物料」「御香料」などと記入します。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは白地、水引きは白黒が一般的ですが、双銀などでも大丈夫です。

6-3.新盆

仏式で故人が亡くなって最初に迎えるお盆のことを新盆(または初盆)と言います。

新盆の法要に参列する場合は、香典袋の表書きは仏式では「御仏前」を記入します。

神式ではお盆という考え方はありませんが、初めてのお盆を新盆として祖先をお祭りすることがあります。

その場合には香典袋の表書きには「御玉串料」「御神前」と記入します。

宗教や宗派に関係なく用いられるのは「御供物料」です。

仏式、神式とも包みは白で、水引きに関しては、一般的には、双銀・黒白、藍銀、を用います関西では黄銀・黄白となります。

6-4.一周忌

仏式では、一周忌にの法要では香典袋の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」「御香料」などと記入します。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは白地、水引きは四十九日の法要の後は双銀、藍銀、黄白の結び切りのものを用います。

神式では一周忌を一年祭(いちねんさい)と呼びます。

香典袋の表書きは「玉串料」「供花料」「供物料」などを記入します。

水引きは白と黒の結び切りの物を使用します。

6-5.三周忌

仏式では、三周忌にの法要では香典袋の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」「御香料」などと記入します。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

包みは白地、水引きは四十九日の法要の後は双銀、藍銀、黄白の結び切りのものを用います。

神式では三周忌を三年祭(さんねんさい)と呼びます。

香典袋の表書きは「玉串料」「供花料」「供物料」などを記入します。

水引きは白と黒の結び切りの物を使用します。

6-6.それ以降

仏式では、三周忌以降の法要は七回忌,十三回忌,十七回忌,二十三回忌,二十七回忌,三十三回忌,三十七回忌,四十三回忌,五十回忌までありますが、三周忌以降は親族での法要になりますので、参列する必要はありません。

神式では三年祭の後は、五年祭が執り行われます。

五年祭以降は二十年祭・三十年祭・四十年祭・五十年祭と行われますが、近親者で行うのが一般的ですので、出席の必要はありません。

また、五年祭の香典の書き方などは三年祭と変わりません。

6-7.キリスト教

キリスト教では仏式や神式などの様に年ごとに弔うという習慣がありません。

ただ、亡くなって一周年に関しては、追悼ミサなどが行われることがあります。

その場合の表書きは表袋の上段に「お花料」と記入します。

宗派がカトリック教の場合は表袋の上段に「「御ミサ料」と記入します。

水引きやあわじ結びの飾りなどは必要ありません。

下段には参列者の名前をフルネームで記入します。

7.持参出来ない場合の記入方法


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遠方の為や、当日どうしても都合がつかない場合で、故人に哀悼の意を表したい場合は郵送や代理人に依頼して渡してもらう方法や後日、故人の遺影に直接持参するという方法があります。

7-1.郵送

葬儀や法要などに都合がつかず参列出来ない場合は、葬儀であれば、弔電を打ち、法要であればお詫びの手紙を書き、香典を送る様にします。

郵送する時期により表書きは変わってきます。

仏教では四十九日前までは御霊前、四十九日の法要以後は御佛前など、また、神式は「御神前」「御玉串料」「御榊料」キリスト教式の場合は「お花料」カトリックの場合「は御ミサ料」などが一般的です。

この様に宗教により変わってきますので、送る前に確認する必要があります。

神式やキリスト教式では「御霊前」でも可能ですので、困った場合はこの記載でも良いでしょう。

7-2.代理人に依頼して渡す

葬儀や法要に出席できない場合に、代理人に香典を渡し、出席を依頼することがあります。

その場合は、香典の表書きは表袋の上段には宗教や宗派に応じて「御霊前」等を記入し、下段には参列できない本人の名前をフルネームで記入します。

表袋や中袋に代理人の名前を記入してしまうと、後日、香典の整理に御遺族が混乱することになるので注意しましょう。

包みや水引きなどの装飾は宗教や宗派に合わせて用意する様にします。

7-3.後日持参する場合

葬儀や法要に出席できない場合は、後日落ち着いてからお悔やみにご訪問することも考えられます。

香典の表書きは表袋の上段には宗教や宗派に応じて「御霊前」等を記入し、下段には参列できない本人の名前をフルネームで記入します。

8.表書き以外で書く所は?


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香典袋は水引きなどがついた表袋とお金を入れる中袋に分かれています。

表袋には参列者の氏名のみを記入しますが、中袋にはお供えした金額の他、名前や住所を記入することが必要です。

これは喪主の側から香典返しを送付する際に用いられることが多く、参列者名簿の不備を補う為でもあります。

8-1.金額

香典の中袋には金額を記入しますが、その際の金額は漢数字を使い記入します。

壱 弐 参 四 五 六 七 八 九 百 阡 萬 円 圓 金の数字を使い、例えば中に入れる金額が「10、000円」であれば「金 壱萬円」と記入し、「15、000円」であれば「弐萬五阡円」と記入する様にします。

8-2.中袋

中袋のには表面に金額を漢数字を使って記入します。

中袋に金額欄がある場合はその場所に記入し、無い場合は、中央に記入する様にします。

8-3.裏書き

中袋の裏側には左下部分に郵便番号と住所、氏名を記入します。

香典は遺族側が参列者から預かった後、後日落ち着いてから香典開きと言う作業を行います。

香典の中身と参列者の確認を行う為、表袋と中袋に分けて複数人で行う作業です。

その為、香典の表袋だけでなく、中袋にも氏名が書いてある必要があります。

また、香典返しを発送する際の住所の確認にもなるので、住所も忘れずに記入する様にしましょう。

9.マナーや注意点


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9-1.書いては行けない書き方

表書きでは、「御佛前」や「御玉串料」「お花料」と言った、宗教や宗派による書き方や包みや水引きの選び方を間違えない様にすることが大切です。

もし、どうしても判断がつかない場合は宗教や宗派を問わずに使えるとされている「御霊前」を使用しておけば、大きな間違いにはなりません。

中袋の書き方では、氏名、郵便番号、住所、金額を忘れずに書く事が大切です。

表袋、中袋共に文字の色は黒色以外を使用しない様にしましょう。

表袋は宗派上の決まりやマナー、中袋は葬儀後に、香典の整理をする作業に関わる人たちが間違ったり迷ったりしない様にと言う気配りの為のものです。

9-2.中袋がない場合はどうしたらいいか

香典袋に中袋がない場合、そのまま包んでも問題はありません。

もしどうしても気になる場合は半紙などに包んだ上で外袋で包むと良いでしょう。

その場合でも、香典返しの為の氏名や郵便番号、住所は必要です。

外袋の裏に書くなどして、御遺族が香典の整理を行う際に困らない様にしましょう。

9-3.香典を持参しない場合はあるのか?

一般的に葬儀は費用がかかるものです。

香典はそうした場合の金銭援助の相互扶助としての意味合いもあるのですが、自由葬やお別れ会、直葬など費用のかからない葬儀も出てきています。

宗教上、香典の習慣がなかったり、故人や御遺族の意思で香典が不要との通知があった場合などは、香典を持参せずに参列してお別れをすることになります。

まとめ


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昔と比べて葬儀も幾分様変わりしてきていると思います。

従来の仏式や神式、キリスト教式などの宗教にのっとった葬儀の他に、音楽葬やお別れ会、火葬だけを主に行う直葬など、個人や御遺族のの宗教観や好みに合わせた葬儀も行われるなど多様化してきています。

香典袋の記入一つにしても、昔は白い奉書紙に薄墨で全て記載する方法が一般的であったのが、水引きや御霊前の言葉などた印刷された用紙に筆ペンやマジックペン、はんこでの記載でも気にしない風潮になって来ています。

もちろん、地域による風習や様式の違いはありますが、これからも少しずつ変わっていくのかもしれません。

しかし、方法は変わっても、故人を弔うと言う気持ちはいつの時代もかわりません。

葬儀も香典も亡くなってしまった、身内や知人への哀悼や経緯の気持ちを表す為の儀式の一部です。

遺族や周囲への気遣いの気持ちを忘れずに望むことが一番大切であると言えるのではないでしょうか?マナーを守って気持ちのいいお見送りの場にしたいですね。

お布施という言葉は聞いたことがあっても、いざ払うときにいくら払えば良いのかは明確にされていませんよね。でも払わなければならない。じゃあ、いくら払えばいいんでしょうか?

ならばと勇気を出して聞いてみても、「お気持ちで…」などと言われてしまいます。金額の大小の問題ではないはずなのに、なぜか多く払わなければいけない気がしてしまって迷いますよね。

大体の相場というものはおおよそ決まっていますが、人により、そして地域により相場は異なる場合があります。そこで今回は、お布施にまつわるさまざまな疑問とその答えを詳しく紹介致します。

不幸ごとはいつ起こるものか予測はつかないもの。このページをご一読いただきしっかりお布施について知っていただけたら幸いです。

-- この記事の目次 --
1.お布施とは?
2.お布施の相場ってどれくらい?
3.お布施の渡し方やタイミングって?
4.お布施の書き方って?
5.お布施は何回渡せばいいものなの?
6.知っておきたいお布施のマナー…わからないではすまされない!
まとめ
 

1.お布施とは?


出典:https://www.pakutaso.com/20111135320post-898.html


一般的な意味では葬式や法事の時にお坊さんにお渡しする心づけのことを指しますが、本来は仏教の教えの中にある、六波羅蜜という修行法の中の一つのことです。

1-1.お布施の名前の由来、どこからきたのか?

もともとは、仏様やお坊さん、あるいは貧しい人に対して衣食を与えること、転じて仏教の修行において欲望や自我を捨てることの実践がお布施でした。

語源はサンスクリット語の「ダーナ(檀那)」で、「清浄な心で人に法を教えたり、施しをする」という意味です。

1-2.六波羅蜜とは?  

仏教における六つの徳目のことを言います。

六つの徳目を実行することで、煩悩が消えて悟りの世界に到達することができるという教えです。

布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六つがあります。

布施とは見返りを求めない応分の施しをさせていただくことを言います。

欲望を抑えて完全に清浄な気持ちで恵みを施すことが必要です。

持戒は道徳や法律など、守らなければならない高度な常識を持ち、その時々に応じて瞬時に自らを戒めることです。

忍辱はどのような辱めをうけても堪え忍ぶことができれば自らが他の存在に生かされて居る事がわかり、すべての人の心を己と同じように感じる御仏の心を学べるという考え方のことです。

精進とは、常に努力をすることです。

人間の人生は有限です。

日々誠心誠意尽くすことが必要です。

  禅定とは、冷静に第三者の立場で己を見つめ、自己反省をすることを言います。

智慧とは、正しい判断力を持ち、貪りや怒り、愚痴などに心を囚われることなく物事の本質を見極めるということです。

1-3.三施って?

お布施には三種類の意味があり、それらを指して三施と言います。

具体的には財施・法施・無畏施の三種類です。

財施とは金銭・衣服・食料などを施すことです。

このときに勿体ないと思う心、貪る心、惜しむ心、恩に着せるような心を起こさせないことが大事です。

法施とは金銭や物を施すことではなく、お釈迦様の教えを説いたり、他人の為に読経をすることなどを言います。

無畏施とは畏怖を取り除く、色々な恐怖や不安を取り除き、穏やかな心を与えることです。

葬儀や法要の時にお坊さんにお渡しするお布施はこの中の財施にあたります。

2.お布施の相場ってどれくらい?


出典:https://www.pakutaso.com/20160407098post-7534.html

なかなかはっきりと明言されることの少ないお布施の相場、葬儀という性質上、核家族化の進む日本では余計に知りづらくなっています。

地域や家によってもかなりの違いが出てきますがそれも含めて説明していこうと思います。

2-1.通夜~葬儀のお布施、戒名料と読経料

葬儀のお布施は一般的に戒名料と読経料も含まれます。

金額の相場ですが大体20万円以上~というのが相場なようです(地域やお寺によっても異なりますが)
この金額は一日分だけではなくお通夜から葬儀、告別式までのすべての読経料を含みます。

戒名料を含めると25万~50万円くらいが最も多いラインのようです。

ただしそれはどのような戒名をつけるかにより異なってきます。

あくまでも一例なのですが、例えば ======= ○○信士、○○信女+読経料…25万円~50万円くらい ○○居士、○○大姉+読経料…40万円~80万円くらい △△院○○信士、△△院○○信女+読経料…70万円~くらい(地域によっては50万~) △△院○○居士、△△院○○大姉+読経料…100万円~くらい(地域によっては60万~) ======= のようになることが多いようです。

とはいえ、地域やお寺、宗派などによって違いは生じますので、
心配な場合は予約をする際にお寺に聞いて見られると良いかと思います。

戒名とは仏門に入った証であり、戒律を守るしるしとして与えられるものなので、お寺にお墓がある場合は戒名があることが前提となります。

またこれとは別にお坊さんにお膳料(通夜振舞いや精進落としをお坊さんが欠席された場合にお渡しするもの、5千円~2万円)やお車代(車やバイクなどお坊さん自身の運転で来られた場合、5千円~1万円)をお渡しすることもあります。

 

2-2.四十九日や法要などのお布施、読経料

法要の際のお布施や読経料は3万円~くらいが相場となります。

四十九日に合わせてお墓の開眼供養などをしていただく場合にはまた別途三万ほどかかることがあります。

203,全国のお布施相場、地域によっても違う?

相場は地域差もあるようで、全国平均は50万円前後、首都圏では20万円~80万円と言われています。

お布施の相場は葬儀社から紹介のある寺よりも先祖代々お世話になっている菩提寺の方が高く、核家族化が進んでいて菩提寺から離れている地方出身者が多い首都圏では全国平均よりも少ない金額をお寺に支払うところも多いようです。

中部地方は冠婚葬祭にお金を掛けることで有名であり、それに伴って葬儀での読経や戒名も位の高いものを選ぶ傾向があります。

したがってお布施の相場も高くなり、40~80万円前後と言われています。

中国・四国地方の相場は他と比べて安めで20~40万円前後と言われています。

北海道では30万~45万前後、九州では30万~50万前後と、地域によってだいぶ差があります。

もしも自分が育ってきたところと違う場所で式を行うことになった場合、お布施の金額に対する意識の違いで困ったことになる可能性もありますから、そのような場合は葬儀社や親族の方に確認するなど、念のために地域的な相場を一度確認しておいた方が良いと思います。

3.お布施の渡し方やタイミングって?


出典:https://www.pakutaso.com/20131020277post-3343.html

お布施をいつどのようにお渡ししたらいいのか、わからないこともあると思います。

基本的には葬儀の式が始まる前、お坊さんにご挨拶をする際かまたは読経終了後に挨拶やお礼を一言添えてお渡しすると良いでしょう。

ただし、お坊さんが法要後の会食に参加される時には食事の後にお渡しする方が良いです。

挨拶例:「本日は心の籠ったお勤めをしていただき、ありがとうございます。

おかげさまで無事葬儀を執り行うことができました。

些少ではございますが、お礼でございます。

どうぞお収めくださいませ。

どうか今後ともよろしくお願いいたします」

3-1.葬儀でお布施を渡すとき

葬儀の場合、大抵は葬儀社の方が葬儀が始まる前にお坊さんがいらっしゃったことを知らせてくださる場合がほとんどです。

菩提寺でお坊様との関係が深い場合は自分たちに連絡や対応が回ってくることもあります。

その際は「今日は○○(故人)のためにお勤めをよろしくお願いいたします」など一言を添えると良いと思います。

3-2.法事・法要でお布施を渡すとき

法事法要の前後でお寺などで受付がある場合はそちらでお布施をお渡ししましょう。

個人の法要の場合、お坊さんにご挨拶をすることがやはり法事法要の前後にあると思います。

その際に、一言「今日は○○(故人)の○回忌のため、どうぞよろしくお願いいたします」など添えて渡すと良いでしょう。

3-3.お布施の渡し方

さて、ただ一言に渡すといっても、実はお布施はお坊さんに直接手渡しをしてはいけないものです。

ではどうやって渡すかというと、切手盆と呼ばれる小さなお盆に載せる方法と、ふくさに包んでお渡しする方法があります。

4.お布施の書き方って?


出典:https://www.pakutaso.com/20111032277post-703.html

袋は白い封筒を使うこと。

二重封筒は「不幸ごとが重なる」イメージを連想させてしまうのでNGです。

本来は奉書紙に包むのが正式です。

黒い墨を使って表書きをするのを忘れずに。

薄墨は使ってはいけません。

4-1.お坊さんにお布施を渡すときの注意点

渡す際はお坊さんの側から見て正面になるように上下逆でお渡ししましょう。

切手盆に載せてお渡しする場合は注意する点は上下逆にすることくらいなのですが、ふくさに包んでお渡しする場合にはいくつか注意点が増えます。

ふくさの色と包み方です。

弔事の際のふくさの色は「紺、灰青、深緑、灰緑、うぐいす、グレー、紫」という落ち着いた色味のものが好ましいとされています。

紫ならば慶弔双方で使用できる色なので、一枚あると便利だと思います。

お布施をふくさに包む際の包み方としては、つめがあるばあいは左側につめがくるようにふくさを開き、中央に不祝儀袋を置きます。

次にふくさの右側→下側→上側→左側と折り込んでつめで止めます。

ちょうどダイヤモンド型に包むようなイメージだと考えると覚えやすいです。

4-2.表書きと下段の書き方

表書きは「御布施」「お布施」「御経料」などとし、表書きの文字は薄墨ではなく黒い墨で書くこと。

下段には○○家と施主の家の名前を記すか、または施主の氏名を書きます。

4-3.お車代とお膳料の準備も忘れずに…!

ついつい渡しそびれがちなのがお車代やお膳料です。

自分側が車を手配した時や、お坊さんがお食事まで召し上がられるときは渡さなくても構わないものです。

慌ただしさも相まって忘れがちになりそうですが、お坊様がご自分の車やバイクなどで来てくださったときにお渡しするのはマナー。

感謝を込めて忘れないようにしましょう。

5.お布施は何回渡せばいいものなの?


出典:https://www.pakutaso.com/20151208343103.html

一番金額が大きくなりがちなのは戒名料を含む葬儀の際ですが、法要はそれ一回だけではなく、四十九日や一周忌、三回忌なども含みます。

その際にも当然供養として読経していただくごとにお渡しする必要があります。

(浄土真宗の場合は一周忌や三回忌、七回忌といった法要が、考え方の差異によりそのような名目では行われませんが、法事ごとがないわけではありません)

5-1.葬儀の時~戒名料、読経料を含む

葬儀の時には大抵の場合、読経料だけではなく戒名料も含まれます。

お経をあげていただく機会としては、 枕経…故人を安置した時にあげていただくお経。

通夜の直前に行ったり、場合によっては省略する地域もあります。

通夜…通夜の際にあげていただくお経。

葬儀…葬儀の際にあげていただくお経。

釜前…葬儀を終えて火葬場で、炉に入る前にあげていただくお経。

還骨法要…火葬が済み、収骨する前にあげていただくお経。

初七日…亡くなってから七日目にあげていただくお経。

近年では日にちを待たずに繰り上げて葬儀や告別式の際にあげる地域が増えています。

遺族や弔問してくださる方のスケ
ジュールにあわせて、還骨法要の際に初七日のお経をあげていただくケースが多く見られるようです。

の六回で(地域や宗派により回数には違いがあるようですが)これらの費用をまとめて葬儀の際に渡すことの方が今は多いようです。

これに加えて戒名料が加わります。

以下はあくまでも目安としてですが、戒名料は宗派や地域によっても変動してきます。

宗派での目安の一例を挙げると、
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浄土宗…
○○信士、○○信女 30~40万円
    
○○居士、○○大姉 50~60万円
    
△△院○○信士、△△院○○信女 70万円~
真言宗、


天台宗…
○○信士、○○信女 30~50万円
    
○○居士、○○大姉 50~70万円
    
△△院○○信士、△△院○○信女 80万円~
    
△△院○○居士、△△院○○大姉 100万円~


日蓮宗…
△△院○○信士、△△院○○信女 30万円~50万円
    
△△院○○居士、△△院○○大姉 
100万円~


浄土真宗…
浄土真宗においては戒名と言わずに法名と言います。

また法名の形も他とは異なります。

釋○○または釋尼○○ 20万円~   
△△院釋○○、または△△院釋尼○○ 50万円~

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また、本山では男女の差別をする釋と釋尼の区別をしない方針を出していますが、(男女等しくどちらも仏弟子であるという観点からです)これはまだ末寺では慣習的に行われています。

西本願寺系、つまり本願寺系では女性にも釋を用いることが多くなってきています。

浄土真宗の法名は院号付きでも6文字と短いのが特徴となります。

また、浄土真宗での死後の考え方の特徴として、故人が死後、霊や魂になっているとは考えず、死後宇宙に遍満している如来や仏になったのだという考え方があります。

よって基本的には追善供養(一周忌、三回忌、七回忌)を行うという考え方がありません。

霊になってどこかを彷徨うということがないためです。

正確には浄土真宗においても法事を行っていますが追善供養のためではありません。

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臨済宗…
○○信士、○○信女 30~50万円
    
○○居士、○○大姉 50~80万円
    
△△院○○居士、△△院○○大姉 100万円~


曹洞宗…
○○信士、○○信女 30万円~
    
○○居士、○○大姉 50~70万円
    
△△院○○信士、△△院○○信女 100万円~
    
△△院○○居士、△△院○○大姉 100万円~

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5-2.四十九日~納骨の際の読経料も含む

四十九日のお布施は奉書紙や白い封筒に入れ、3~10万円を包むのが主なところですが、お寺との関係によっては20万円以上包む場合もあるようです。

四十九日と納骨式(自宅に安置していた遺骨をお寺のお墓に納める式)を合わせて5万円ほどを包む人が多いようです。

5-3.法事法要~一周忌、三回忌など

亡くなってからちょうど一年目の同月同日の祥月命日を一周忌、三年目の祥月命日を三回忌と言います。

一周忌には親族以外にも知人・友人などを招いて行います。

法要の際にお坊さんによる読経の後に焼香が行われ、最後に食事が振舞われます。

この食事を御斎(おとき)と呼びます。

御斎はお坊さんや参列してくださった方々へのお礼の気持ちを込めたお膳であると同時に、故人を偲ぶための行事でもあります。

お布施の金額としては3万~5万円、これに御斎の金額(三千円~一万円)や、引き出物、葬儀場を借りて行うならその分の金額が別途必要となってきます。

6.知っておきたいお布施のマナー…わからないではすまされない!



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お布施には色々なマナーがあります。

まず弔事の際には不祝儀袋には薄墨で名前を書くのが礼儀ですが、お布施に関してはお坊さんに対するお礼という意味を持つために、黒い墨で名前を書くのが正しいです。

お礼の気持ちを示すために、心を込めて丁寧に書きましょう。

そのためお布施の外袋に封筒を使う場合、使うのは弔事用の封筒ではなく真っ白い一重の封筒と決まっています。

封筒が一重なのは弔事がこれ一度限りという気持ちを込めるためです。

二重の封筒がNGなのは、二重=重なる、繰り返すという意味合いがあるからです。

気をつけましょう。

6-1.お坊さんにお渡しするときの言葉

お坊さんにお渡しするときの言葉は、葬儀の前に手渡す場合は「お忙しい中、早速ご足労いただきまして有難うございます。

私どもはなにぶん不慣れでございますので、ご指導宜しくお願い致します。

本日は○○(故人)のために、お勤めをよろしくお願いいたします。

葬儀の後にお布施をお渡しするときの言葉は、「ご多用のところ、大変ご丁寧なお勤めを賜り、誠に有難うございました。

おかげさまで、無事に葬儀を執り行うことができました。

こちらはお布施でございます。

どうぞお納めくださいませ」などが例として挙げられると思います。

6-2.お布施の包み方

お布施はお札がむき出しの状態でお渡ししたり、お財布から直にお渡ししてはいけません。

必ず何かにお包みして渡しましょう。

・オススメ1 半紙の中包みに入れたお札を奉書紙で上包みする方法です。

・オススメ2 お札を熨斗袋に入れる方法です。

水引は双銀の水引か黒白の水引を使いましょう。

・オススメ3 お札を熨斗袋に入れる方法です。

水引は双銀の水引か黒白の水引を使いましょう。

  また、若干の略式にはなりますが無地の白封筒にお札を入れてお渡ししても良いようです。

なお、お布施のお札についてなのですが、旧札よりは新札の方が良いとされています。

まとめ


出典:https://www.pakutaso.com/20170139031post-10218.html

お布施とは、単なる葬式や法事の際にお渡しするお坊さんへのお礼という意味に留まるものではなく、仏教のお布施の中の六波羅蜜という修行法の中の一つにあたります。

仏教の修行において欲望や自我を捨てることの実践として、仏様やお坊さん、貧しい人に衣食を施しをすることがお布施なのです。

語源はサンスクリット語の「ダーナ(檀那)」で、「清浄な心で人に法を教えたり、施しをする」という意味です。

本来のお布施には三種類の意味があり、財施、法施、無畏施と言います。

それらをまとめて三施といいます。

財施とは、財物・衣類・食物などを施すことです。

このときに寄進するのを勿体ないと思う心、貪る心、惜しむ心、恩に着せるような心を起こさないようにしなければいけません。

なぜならばお布施は、施す人にとって、物質界への執着を取り除き功徳を積む機会
となりうることだからです。

法施とは金銭や物を施すことではなく、お釈迦様の教えを説いたり、他人の為に読経をすることなどを言います。

お布施を受け取る側…お坊さん側にとっては、お布施を受け取ることにより法施をして、お布施を渡す側に財施の修行をする機会を与えているということになります。

無畏施とは畏怖を取り除く、色々な恐怖や不安を取り除き、穏やかな心を与えることです。

根本として、ひとさまに喜んでいただくこと、それを実践して、人の喜びや悲しみを自分の喜び、自分の悲しみとする心に己を移していき、よりいっそうの精進をするという考え方があります。

というような考え方を踏まえた上で、お布施の相場について述べていきます。

基本となる考え方は文字通りのお気持ちなのですが、地域や宗派や考え方、場所や場合によってやはり金額の幅は出てきます。

お布施の相場は場所によっても一定ではなく、自分が慣れ親しんだ場所で葬儀を行うとも限りません。

そのため、そういった地域差などでお気持ちのすれ違いが起きてしまうととても悲しく、問題にもなりかねません。

そういった事態を避けるためにあえて金額に表わして説明していくと、 お布施の金銭的な相場は全国的に言えば、全国平均は50万円前後、首都圏では20万円~80万円前後、中部地方は地域的に高めで40~80万円前後、中国・四国地方の相場は他と比べて安めで20~40万円前後、北海道では30万~45万前後、九州では30万~50万前後…というような感じになります。

これに加えて、葬儀でのお布施の値段をばらつかせている要因の一つとして戒名料があります。

戒名には大きく分けて、信士・信女、居士・大姉、院付き信士・院付き信女、院付き居士・院付き大姉があり、地域や宗派やお寺によってそれぞれに値段は異なるものの、二、三十万~百万以上、という戒名ごと、宗派ごとによっての相場があるようです。

この戒名料は葬儀の際のお布施と一緒に支払うことが多くなってきています。

戒名とは仏門に入った証であり、戒律を守るしるしとして与えられるいわば仏門免許のような身分をあらわすものなので、お寺にお墓がある場合は戒名が授けられていることが前提となります。

お布施をお坊さんへ渡す時のタイミングについてですが、大抵の場合は葬儀の前、お坊さんがいらっしゃったことを葬儀社の方が知らせてくださると思います。

その際に今日は「本日は○○(故人)の為にお勤めをよろしくお願いいたします」などといった挨拶を添えることを忘れないようにしましょう。

また、お布施にはさまざまなマナーがあります。

まずお布施の外袋についてですが、お布施を半紙の中包みに入れたお札を奉書紙で上包みするやり方がもっとも正式とされています。

次に熨斗袋や真っ白な封筒に入れるやり方があります。

熨斗袋や封筒を使う際には真っ白な一重のものを選びましょう。

一重なのは弔事がこの一度限りだけであるという意味合いがあるためです。

次に、お坊さんにお渡しするときには二つの渡し方があります。

直接手渡したり、お札をそのままむき出しで渡すのはNGです。

一つは切手盆など小さなお盆に載せたままお布施の封筒をお渡しする(またはお坊さんの手の届く範囲にお盆を置く)こと、お坊さんの正面に正しい向きで提示がされるように向きは上下逆にしてお渡しすることです。

もう一つはふくさにお布施の封筒を包んでお渡しすることです。

このとき注意すべき点はふくさの色(紺、灰青、深緑、灰緑、うぐいす、グレー、紫という落ち着いた色が良いとされます。

紫は慶弔両方の場合に使えるので、一枚あると便利です)と、ふくさを弔事包み(お布施の封筒を中心に、ダイヤモンド型に包むように包む方法)にしたままお坊さんにお渡しすることです。

開いて中身だけ渡すことは失礼になるので気をつけましょう。

このように、葬儀のお布施に様々な注意点やマナーがあるのは、もともとがお布施は仏教の修行法の一つであるからです。

施主側はお布施をすることで修行をして徳を積み(財施)、お坊さん側はお経を読み仏教の考え方を多くの人に広め諭し(法施)、そうすることによって人の恐れや不安を無くす、取り除くこと(無畏施)ができるという修行の円環が成立します。

本来の意味での布施とは見返りを求めない応分の施しをさせていただくことを言い、欲望を抑えて完全に清浄な気持ちで恵みを施すことが必要になるものなので、突き詰めれば他人のため、社会のため、神仏のために自分ができうることを行っていくことをしていくということになります。

金銭だけに限った話ではなくなるのですね。

本来の意味での布施とは見返りを求めない応分の施しをさせていただくことを言い、欲望を抑えて完全に清浄な気持ちで恵みを施すことが必要になるものなので、突き詰めれば他人のため、社会のため、神仏のために自分ができうることを行っていくことをしていくということになります。

金銭だけに限った話ではなくなるのですね。

お釈迦さまの教えの中で、財力や智慧が無くても七施として七つの施し(布施)ができるというものがあります。

それは、優しい目つきですべてに接することであったり、いつも和やかに穏やかな顔つきで人に接することであったり、思いやりの籠もった言葉と態度を使うことであったり、人の嫌がる仕事でも喜んで気持ちよく実行したり、自分以外の者のために心を配って、心底から共に喜んだり共に悲しんだりすることであったり、人のために席を譲ることであったり、思いやりの心をもってすべての行動をすることだったりします。

それらの七つのお布施ならば特別な時でなくても日ごろから、いつでもどこでも誰に対してでも行うことができるものなので、心がけてみるのもよいと思います。

お布施とはもともとは、葬儀や法要の時だけの特別なものというわけでも、誰かにめぐむというものでさえなくて、当たり前に人に喜んでもらうことをするというただそれだけの、けれどもとても大切なことなのだと覚えておくと、ちょっとした時にでも心を引き締めて居ずまいを正すことができるようになってくるでしょう。

葬儀の場でのマナー、お布施などの実際の相場を知っておくのはもちろん、知識として知っておけば安心であるということもあるのですが、七施のようなことを知っておくのももしもの時だからこそ、いたずらに取り乱さず落ち着いてふるまえるようにするために必要なことだと思います。

合同葬と言う葬儀の形をご存知でしょうか? 近頃、会社と遺族が協力して故人の葬儀を営む、合同葬と言われる葬儀を行うことが増えています。

これは、社葬や会社主催のお別れ会とは、また違った形の葬儀です。会社に貢献された方や、長く勤めて取引先諸方とも深いお付き合いのあった方などが亡くなられた場合、普通の葬儀ではなかなか間に合わないことも多くあります。そういった場合に、ご遺族と相談しながら、会社規模で営まれるのが合同葬なのです。
合同葬にはいろいろな意味があり、その葬儀の内容も規模も様々です。複数の会社が共同で営む葬儀も合同葬ですし、災害や事故で多数の方が亡くなられた場合に営まれる、大規模な葬儀も合同葬と言います。

この記事では、会社が主な準備を担当しつつ、亡くなった方の遺族とともに葬儀を営む合同葬に限定して、準備すべきことやマナーについて解説します。

-- この記事の目次 --
1.合同葬とは
2.合同葬の営み方
3.いくらかかる?合同葬の費用
4.どうしてやるのか。合同葬の意義
5.社員として合同葬を準備する場合
6.取引先として合同葬に参列する際のマナー
7.合同葬の喪家としてのマナー
8.参列者が絶対言ってはいけない言動とは?
9.近年注目されている「家族葬」と「直葬」喪主の為の基礎知識
まとめ

 

1.合同葬とは


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例えば身内の誰かが亡くなった場合、家族は私的な交友はわかっていても、社会的な関係はわからなかったりします。

一方会社側は社会的な関係は分かっても、個人的な交友はわかりません。

故人が取引先や同業他社との繋がりが多い場合、遺族だけでは対処が難しく、かといって会社側としても、遺族の意向を無視してあちこちにお知らせするわけにもいきません。

この2つを同時に解決できるのが合同葬です。

ただし何でも誰でも合同葬になるわけではなく、そこには合同葬ならではのルールややり方があります。

1-1.合同葬が営まれる場合あれこれ

まず合同葬は遺族ではなく会社側から提案があるものです。

創業者や会長社長といった会社のトップ、もしくは会社に多大な貢献のあった役員などが、合同葬の対象になります。

業務中に亡くなった殉職者の場合もありますが、これはかなり特殊な例です。

その会社に勤めていれば、誰でも合同葬を営んでもらえるわけではないのです。

そもそも会社が合同葬を営むのは、取引先をはじめとした関係各所に、故人の訃報をお伝えするということが第一にあります。

会社に深く関わっている人ほど、知り合いも多く社会的関係も深いものです。

かといって会社での故人しか知らない場合、どんな葬儀を望んでいたか趣味は何だったかなど、仕事上の言動からは知りようがありません。

一方の遺族側は、親戚や友人や趣味嗜好などは把握していても、会社の関係までは十分に把握していない場合がほとんどでしょう。

合同葬が営まれるような方であれば、お知らせするだけでも大変な数になります。

個別に対応するのはほぼ無理でしょう。

このような会社側遺族側の双方のために、合同葬は営まれます。

会社側は遺族側によくお話を聞いて葬儀の準備ができますし、遺族側は会社側に葬儀の次第は任せつつ、参列者に応対することができます。

会社にとっても遺族にとっても、何より故人にとって一番良い形で見送ることができるのです。

1-2.合同葬と社葬の違い

会社が営む葬儀として、社葬と言うものもあります。

お別れ会を会社が企画することもありますね。

でも合同葬は、社葬やお別れ会とまったく違います。

社葬もお別れ会も、故人を荼毘に付すいわゆる「お葬式」は、もう終わっているのです。

遺族や親しい方々でのお葬式を終えた後で、あらためて会社としての葬儀や会を設けるのが、社葬でありお別れ会です。

故人の遺影はあっても、最後にお顔を見るようなことはできないのです。

合同葬は遺族と会社が一緒に営む「お葬式」です。

故人の亡骸が安置された祭壇があり、個人的な知り合いも仕事上の知り合いも、一緒に故人を見送ります。

遺族とは面識のないような人でも、故人と深い付き合い、長い付き合いの参列者がいるかもしれません。

社葬やお別れ会では最後に顔を見ることはできませんが、合同葬ならば直接お別れを言うことができます。

もちろん葬儀の流れによっては、直接顔を見ることはできない場合もあるでしょう。

参列者の数は一般の葬儀より大規模になりますし、遺族に無理も言えないこともあります。

それでも故人に目の前でお別れをしたいと思うような、そんな会社関係の方にとっては、合同葬は最後の機会になるのです。

1-3.合同葬は故人の宗教で見送るもの

社葬やお別れ会は、基本的に無宗教になります。

これはすでに葬儀は終わっているため、宗教色を無くして行うからです。

お骨葬になる場合が多いため、ホテルを利用することもでします。

ホテルではご遺体を安置することができないからです。

一方合同葬では遺族の意向によって、特定の宗教でお見送りします。

仏式の場合もキリスト教式の場合も神式の場合も、合同葬ならば可能です。

ただし式場は葬儀会館やセレモニーホールのような斎場になります。

2.合同葬の営み方

[caption id="attachment_1882" align="alignnone" width="386"] 出典元:http://photomaterial.net/b0070/[/caption] 合同葬自体はあくまで普通の葬儀と同じです。

ただ当然ですが、亡くなって数日のうちに、すべてをまとめてこなさなければなりません。

実際にどんなことが必要になるのか、あくまで例の1つとして挙げておきます。

2-1.合同葬の流れ

社内で重要なポジションにいる方が亡くなり、葬儀を合同葬とすることが提案されたとします。

最初に確認すべきは遺族の意向です。

静かに家族だけで見送りたいと思っている場合には、そもそも合同葬はできません。

その場合は後日社葬やお別れ会が開かれることになります。

遺族が合同葬に同意されたなら、役員会などで葬儀委員長を決めます。

喪主は弔問を受ける役目ですから、遺族が勤めます。

喪主は故人の妻や長男が多く勤めますが、葬儀委員長は社長や次期社長クラスの人物が勤めることが多いです。

喪主と葬儀委員長と葬儀社でよく話し合い、弔問客の人数や会場の規模などを決めていきます。

その間に遺族側は親戚や故人の友人知人に、会社側は取引先など関係者に、故人の訃報を通知します。

会社側は通知リストを作って、連絡に漏れの無いようにします。

新聞に訃報広告を出して、合同葬の日時を告知する場合もあります。

香典や供花をどうするのかについても決めておきます。

香典をいただけば香典返しが必要になり、供花をいただけば並べる順番についても考えなければなりません。

そのため会社関係では香典・供花とも辞退することも増えています。

どなたかに弔辞をお願いするのであれば、その方には別途依頼が必要になります。

来賓名簿を作り、席順と焼香の順番についても決めておきます。

こういったことについては葬儀社がプロですから、細かい段取りを教えてもらえます。

ただしいろいろな問い合わせは会社に来ます。

社内で担当部署または担当チームを決めておき、合同葬に関してはそちらに任せるようにするとスムーズでしょう。

細かいあれこれも多くありますが、会社にとっては踏ん張り時でもあります。

日時と場所、葬儀の形式が決まれば、あとは内外に失礼のないように葬儀を営むだけです。

通夜葬儀とも無事終えたなら、会葬御礼の広告を出すこともあります。

2-2.合同葬について事前に調べておきたいあれこれ

葬儀の準備を考えることは、縁起が悪いと思われることもあって、なかなかできることではありません。

けれど会社としては、最低限の用意をしておくべきです。

規定を設けておけば、何かあってもスムーズに動くことができます。

社内の連絡網の整備や、関係各社の連絡名簿を用意しておくだけでも、葬儀準備の慌ただしさは軽減されます。

一番いいのは、会社として社葬や合同葬について、社葬取扱規程などを整備しておくことです。

慶弔規定がある会社は多いのですが、社葬規定はなかなかありません。

これは後日の税金処理にも関係してきます。

慶弔規定があるのであれば、社葬規定も作っておくべきでしょう。

社内の緊急連絡網だけでなく、取引先などの会社関係の連絡網も整備しておくと便利です。

特にお付き合いに応じて優先順位を明確にしておけば、弔辞をお願いする場合や来賓の席順などでも困りません。

参列者の数も大まかに把握できますから、式場の選定や駐車場の準備にも役に立ちます。

社葬であれば時間的な余裕がありますが、合同葬では通常の葬儀と同じスピードで進めなければなりません。

事前準備は縁起が悪いことではなく、故人を見送るために大切なことなのです。

2-3.お通夜と葬儀を分けることも

遺族によっては、合同葬は有難いけれど静かに見送りたいという気持ちもあるかもしれません。

そんな時は、お通夜は遺族や親族のみ、葬儀は合同葬でといった提案もできます。

遺族の中でも、静かに見送りたい家族と、社会的立場も合わせて見送りたい家族で、意見が分かれることもあります。

お通夜を静かに済ませ、翌日の合同葬はたくさんの仕事関係者にも見送ってもらえば、遺族もですが、故人も嬉しいかもしれません。

3.いくらかかる?合同葬の費用


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一般の葬儀と違って、合同葬となると規模はかなり大きくなります。

規模が大きくなれば当然葬儀費用も大きくなりますが、会社負担であればかなりの部分が経費として認められます。

大雑把にではありますが、費用全般についてご説明します。

3-1.合同葬に充てられる経費について

法人税基本通達9-7-19に「法人が、その役員又は使用人が死亡したため社葬を行い、その費用を負担した場合において、その社葬を行うことが社会通念上相当と認められるときは、その負担した金額のうち社葬のために通常要すると認められる部分の金額は、その支出 した日の属する事業年度の損金の額に算入することができるものとする。

」と規定されています。

上記の規定により、故人の会社への貢献が認められて社葬を行うに相当するとされた場合、葬儀の費用は福利厚生費として処理することができます。

なのでたとえば社長の家族であっても、会社と無関係であれば社葬の対象にはなりません。

またあまりに過剰な葬儀費用の場合も、認められることが難しくなります。

葬儀費用の対象になるのは、領収書が明確に出されるものです。

僧侶へのお布施や戒名料は対象にならない場合が多いです。

葬儀後の初七日や四十九日といった法要の費用も、合同葬の費用としては認められません。

このあたりは遺族と十分に話し合い、どこまでを会社が受け持つのかはっきりさせておきましょう。

3-2.遺族と分担すべき役割

合同葬において、会社側はあくまで葬儀委員長=施主であって、喪主は遺族の誰かです。

施主は葬儀の全般を執り行い、喪主は参列者の弔問に礼を返す立場です。

どんな宗教でどんな宗派で葬儀を行うのかを決めるのは遺族です。

無宗教でという遺族もおられるかと思いますが、たいていはなんらかの宗教による葬儀になります。

そして宗教にかかわる費用は、会社ではなく遺族の負担になります。

戒名料や僧侶へのお礼などがそれにあたります。

これは仏教であれ神道であれキリスト教であれ変わりません。

3-3.香典の扱い

香典は本来税金が発生しない収入です。

一般の葬儀であればすべて遺族が管理し、遺族側で香典返しなどを手配します。

けれど合同葬でこれを行うと、会社関係への香典返しなどが膨大な数になったりします。

かといってすべて会社にとなると、収入として計上されてしまう可能性があるのです。

最近はこのあたりの煩雑さを回避するために、香典や供花も辞退することが増えています。

親族は身内として香典や供花をしますが、これは遺族が対応すればすみます。

こういったことも含めて、事前に税理士や葬儀社などに相談しつつ、社葬についての社内規定を決めておくことをおすすめします。

4.どうしてやるのか。

合同葬の意義


出典元:https://www.pakutaso.com/20130454098post-2609.html

合同葬は会社に長らく貢献してくれた故人を悼むという意味だけではなく、会社にとってもいろいろな意義があります。

葬儀に意義を求めることに複雑な感情を抱くこともあるかもしれません。

けれどこれは決して悪いことではないのです。

4-1.合同葬は企業の在り方と事業の承継を発信する場

例えば会社の社長が亡くなったとします。

それはとても悲しいことであると同時に、社員や取引先などの関係各社にとっては、「今後どうなるのか?」と不安になる状況でもあります。

合同葬はそういった不安を払拭できる場にもなります。

合同葬は3日~5日という、大変短い時間で葬儀を行わなければなりません。

次期社長と目される人物が施主となった場合、葬儀を的確に仕切って動揺を周囲に見せず、立派に合同葬を勤め上げたら、その人の評価が上がることはあっても、悪くなることはまずありません。

結果社員も関係各社も、「これからも大丈夫だ」と思えることになります。

高齢の方や長い病気の方であっても、人が亡くなるのは急なものです。

それを乗り切って「我が社は急な事態にも相応の対処ができます」「これからも全社一丸となってやっていきます」とアピールすることは、亡くなった方にも安心していただけることなのです。

4-2.合同葬で縁の深い取引先にもお別れの機会を

遺族が身内での葬儀を終え、しばらくしてから社葬やお別れ会を行う場合があります。

合同葬は遺族と会社が協力して葬儀を行います。

どちらが良いという問題ではありません。

年配の方の合同葬であった場合、長くお付き合いのある会社関係者が多くいることになります。

個人的な交友は無かったとしても、社会的な交友は相当に深くなります。

後日の社葬でもお別れ会でも、冥福を祈って別れを告げることはできます。

けれど合同葬では、故人の目の前でそれができます。

何が一番いいとは誰にも言えないことですが、目の前で最後のお別れができるというのは、長い付き合いであればあるほどありがたいことかも知れません。

合同葬はその機会を提供する場でもあります。

4-3.合同葬は遺族の負担を軽くする

会社で重要な立場にいるような人が亡くなると、一般の葬儀をするにも関係者の数はかなり多くなります。

会社とまったく切り離して家族葬という場合でもなければ、会社関係の参列者を把握するだけでも大変です。

合同葬であれば、遺族が連絡すべきは、親戚や友人知人のみになります。

悲しみをこらえて葬儀社と慌ただしい打ち合わせをする必要も、あれこれ準備に奔走する必要もありません。

葬儀について会社と葬儀社によくお願いをしておけば、あとはきちんと進めてもらえます。

家族が亡くなってそれだけでも大変な遺族にとって、葬儀の負担が軽くなることは、周囲が思う以上にありがたいことでしょう。

もちろん家族だけで密やかに見送りたいという遺族もおられるでしょうから、何が何でも合同葬をごり押しすることはできません。

それでも自分の家族が大勢の人に惜しまれれ悼まれながら見送ってもらえることは、遺族にとって大きな慰めになることもあります。

そのためには遺族の希望をきちんと聞いて、遺族の負担が少しでも軽くなるような葬儀に協力することが大切です。

5.社員として合同葬を準備する場合


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合同葬の責任者は葬儀委員長ですが、手足となって動くのは主に社員であると思います。

数百人が弔問に訪れるような葬儀では、会場や駐車場での案内なども、葬儀社だけでは手が足りなかったりします。

もしも社員として合同葬の担当チームとなった場合、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

5-1.合同葬は葬儀委員長を中心に動く

合同葬の葬儀委員長が誰になるかは、絶対的な決まりはありません。

多くは訃報を聞いた後の緊急役員会などで決まります。

葬儀委員長は葬儀全般の責任者ではありますが、細かい作業はおそらく葬儀担当チームの仕事になります。

具体的には関係各社への訃報の伝達、葬儀広告をだすならばその手配、葬儀社に連絡して打ち合わせ、もちろんその時点で遺族にはきちんとお話を聞かなければいけません。

おそらくはひっきりなしに近く、問い合わせの電話やメールなどが来るかと思われます。

それについても窓口をきちんと決めて、効率よくお返事できるようにしておきましょう。

香典・供花をどうするか、来賓名簿の作成や順番についてなど、できれば先に社葬規定でもって決めておきたいところです。

どうしても葬儀担当チームでは決められない問題、葬儀社でもわからない問題などは、葬儀委員長に判断を仰ぎます。

できるだけの筋道を作った上で、要所は葬儀委員長に判断してもらう形になります。

5-2.遺族と十分に打ち合わせる

合同葬は会社の葬儀ではありますが、遺族にとっての葬儀でもあります。

一番大切なのは、なんといっても遺族の気持ちです。

仏式での葬儀を望んでいる遺族に、無宗教式を押し付けるようなことは絶対にするべきではありません。

会社が葬儀の準備をしてくれることで、遺族はゆっくり故人とのお別れの時間が持てるでしょう。

それは遺族にとってとてもありがたいことではありますが、だから会社のやりたいような葬儀にしていいということではないのです。

その点で行き違いが起きないように、遺族の方にはしっかりお話を伺って、葬儀社も交えた3者でだいたいの流れを決めておくとよいでしょう。

5-3.合同葬に参列する一般社員の心得

合同葬には、全社員が参列する場合もありますが、各課の代表が参列するといった場合もあります。

これは何が正しいではなく、社員数や会場の規模などによって違います。

社員が参列する場合、制服のあるところなら制服で参列することもあります。

喪服であれば誰しも気を付けることなのですが、制服で参列する時、うっかり靴下や持ち物の色にまで気がいかないことがあります。

靴下やハンカチやバッグなど、葬儀にふさわしくなるよう注意しましょう。

葬儀を担当するのは担当チームの仕事ですが、参列した社員がやたら私語などしていては、担当者の努力も台無しになります。

自分自身も会社の1員である自覚を持って、通夜葬儀に参列しなければなりません。

一般社員の香典などについては、会社ごとに規定がある場合もあります。

個人的にどうすれば良いかは、上司など目上の方に相談しましょう。

6.取引先として合同葬に参列する際のマナー


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取引先の合同葬に参列するのは、会社のトップクラスの誰かが一般的です。

関係が深い会社であればあるほど、失礼のないように気を付けたいものです。

いくつかのポイントをピックアップしてみました。

6-1.合同葬に出席する場合

合同葬の連絡をもらったら、まず誰が参列するかを決めなくてはなりません。

故人とお付き合いの深い人がいれば、その人が参列することになりますが、会社としての付き合いであれば、故人と同格の役職の誰かが参列するのが基本です。

ただ葬儀というのは急なものであって、どうしても参列できない場合もあるでしょう。

そんな時は代理人を立てることになります。

代理人には必ず参列できなかった本人の名刺を持たせ、本人が参列できないことについて一言お詫びを告げるべきです。

葬儀に参列する際に出す名刺は、右上に「弔」の文字を入れておくか、左下の角を折って出します。

代理人の名刺は求められたら出しますが、右上の部分に「代」と入れておきましょう。

名刺だけではなく芳名帳にも記名します。

代理の場合は名刺の名前を記名したあと、小さく「代」と書いて自分の名前を書きます。

住所などは会社の住所になります。

6-2.合同葬での弔電やお悔み状

関係のある会社の合同葬に、代理人であっても参列しないことはまずありえません。

一般の葬儀であれば、参列した場合は弔電はいりませんが、合同葬や社葬では、参列していても弔電を打つ場合がほとんどです。

特に代理人を立てる場合には、弔電だけではなく、改めてお悔み状も送る方がよいでしょう。

弔電は葬儀の前日までに届くように手配しましょう。

本来は喪主宛てに送るものですが、合同葬の場合は宛て名は会社にします。

お悔み状は葬儀の後に、出席するはずだった本人から送ります。

6-3.合同葬での香典やお供物について合同葬で香典や供花をどうするかは、会社によって違ってきます。

社葬やお別れ会と違って、合同葬は宗教的な葬儀となります。

そのため、香典も供花も辞退される場合もあれば、仏式の「御香典」は使えない場合もあります。

香典や供花を辞退される場合は、たいてい合同葬の連絡と同時に知らされます。

もしも曖昧であったら、やはりきちんと確認することです。

香典・供花だけではなく、葬儀の宗教・宗派についても確認しておきましょう。

供花を手配する場合は、電話で注文するだけではなく、メールやFAXできちんと依頼したほうが無難です。

これは社名や名前の文字間違いを避けるためでもあります。

葬儀の前日には届くように手配します。

6-4.絶対ダメ!なマナー違反

合同葬に参列した時、自社の取引先など、見知った人が多いかもしれません。

久しぶりに会うようなこともあるかもしれませんが、あくまで葬儀の場ですから、歓談するような空気はタブーです。

名刺交換などは失礼の最たるものでもあります。

代理で出席した場合など、喪主や施主に挨拶することはあっても、参列者に名刺を渡す必要はありません。

故人を悼み見送るための場であることを忘れず、会社の代表として相応しい態度で参列しましょう。

7.合同葬の喪家としてのマナー


出典元:photo AC

合同葬が決まると、葬儀の準備や進行はほぼ会社と葬儀社の担当になります。

喪家として遺族の誰かが喪主となりますが、喪主として喪家として、どのように過ごすべきか考えてみましょう。

7-1.合同葬の喪主と施主の違い

葬儀には喪主と施主がいます。

喪主は喪家=遺族の誰かになります。

妻であったり息子や娘であったり、基本は縁続きの誰かです。

施主は喪家の誰かである必要はありません。

喪家を手助けして、葬儀全般を執り行う役をするのが施主です。

合同葬の場合は葬儀委員長=施主である場合がほとんどです。

もちろん会社によっては、故人=会長で喪主はその妻、施主=会長の息子である社長、などといった場合もあります。

喪主は血縁、施主は血縁の無い誰かと決まっているわけではありません。

あくまで喪家の代表が喪主、会社の代表が施主となるだけです。

7-2.合同葬での親族の位置

合同葬では、喪家を含めた親族は、ほぼ葬儀の準備にはかかわりません。

すべてをお願いして、自分たちはゆっくりと故人と別れを惜しむことができます。

一般の葬儀では、一般の香典・供花は辞退しても、親族からは受けるのが普通です。

ただ合同葬の場合はそのあたりが曖昧になります。

香典はいただくけれどすべて会社側が受け取って、その後も対応する場合もあります。

親族のみ喪家が対応する場合もあるでしょう。

いずれにしても、合同葬を提案された時点で、何をどのように進めていくか、十分に話し合う必要があります。

どうしてもやりたくないことを、我慢する必要はありません。

そのかわり、会社側の都合をすべて無視することもできません。

親族の立場としては、喪主と施主が十分に話し合ったことを受け入れて、決まったことに従ってお見送りをするのが一番です。

7-3.合同葬における会社の部分と家庭の部分

家族にとって、家庭での故人の顔を知っていても、会社での故人の顔はわからない場合がほとんどです。

合同葬になると、それまで知らなかった、会社での故人の顔を見ることもあるでしょう。

合同葬の規模は会社ごとに違いますが、一般の葬儀より数倍もしくはもっと多くの参列者が予想されます。

故人はそれだけの仕事を、社会的に為しとげたということが、合同葬によって遺族にも伝わります。

遺族の意思で故人の好きだったものを葬儀に取り入れれば、会社関係者には意外な一面が見られることでしょう。

合同葬はその両方を活かすことができる葬儀形式なのです。

まとめ


出典元:http://photomaterial.net/a0019/


日本人の多くは、社会的にかなりの地位にある人でも、大掛かりな葬儀をしようとはなかなか思いません。

それは謙譲の気持ちではありますが、お別れを言えなかった人にとっては、やはり寂しいものです。

家族に家族の繋がりがあるように、社会には社会の繋がりがあります。

豪華絢爛な葬儀など必要ないかもしれませんが、家族にも会社関係者にも、別れを告げて旅立ちたいと、何より亡くなった本人が思っているかもしれません。

そんな故人の思いをかなえるために、合同葬という葬儀が年々増えているのではないでしょうか。

人間誰しも死ぬことは避けられないものです。

しかし自分ではなく家族や大切な人の死となると、その人たちが大切であればあるほど、考えたくないものですよね?

それでもいつかは生じるお葬式、お葬式自体は葬儀社で行うことができます。

ご遺族の方、来場してくださる弔問客の皆様にも、喪失の悲しみ以上の悲しみを増やさず、精神的な負担を減らす手助けというのは、実はほんのちょっとしたマナーや注意すべき点を知っていることで可能になります。

今回は突然の事態の時にも思いやりとマナーを守って執り行いや参列がつつがなく終わるように、弔問客への対応と弔問客側が守るべきマナー等全般を詳しくご紹介いたします。

きちんと知ることで危急の際にも取り乱すことなくお葬式を終わらせ、大切な人が居なくなった悲しみは癒えぬまでもせめてそっと悲しみに寄りそうことはできます。

このページを読んで弔問客への対処や弔問客側からの心遣いを覚えていただけたら幸いです。

-- この記事の目次 --
 
1.そもそも弔問客とは?
2.弔問客への対応とマナーって?もしもの時に困らないために…
3.弔問客側が知っておくべきマナーとは?節度と思いやりある対応を忘れずに
4.通夜振舞いの時弔問客の方々を誘導すべき?
5.見られています…!弔問客が斎場での立ち居振る舞いなどで気を付けるべきところ
6.喪主側が弔問客に対してお返しする言葉やご挨拶など知っておくと良い点
7.弔問客側がご遺族やご親戚の方々に対してお掛けする言葉やご挨拶など知っておくと良い点
まとめ

1.そもそも弔問客とは?


出典:https://www.pakutaso.com/20111134314post-872.html

 広く知られている意味としては、弔問客とはお葬式などの弔事に参列される方々の事だと思われているようです。

しかしそれだけではどうも漠然としていると疑問に思いませんか?もう少し具体的に見ていきましょう。

1.1お葬式に来られる人という意味だけじゃない?

一口に弔問と言っても、お葬式に来られる人のみを弔問というわけではありません。

お通夜に来られる方も、後日喪家の方に弔問に訪れられる方も皆弔問客と言います。

では次で意味を定義づけてみます。

1.2意外と広い?弔問客の意味

詳しく言うと故人を悼み別れを惜しむお通夜や故人との最後のお別れを偲び御弔いをする告別式に参列される参列者のうち、故人のご家族やご親戚などを除いた方々のことを言います。

1.3後日弔問に来てくださる方々も含む理由!

お葬式以外でも故人の死を悼み、後日訪れてお悔やみを述べに来てくださる方々のことも含みます。

例えば一周忌の法要などに来てくださる方々も弔問客に入りますがこれはなぜかというと、もともと弔問という言葉に人の死を悼み、訪れてお悔やみを述べるという意味があるためです。

弔問客はそれをする人、という意味になるのでこのような広い意味合いを含みます。

これから述べていくのはお通夜や御葬儀や告別式に来られる弔問客についての内容が多いですが、後日弔問に来てくださる弔問客の方への対応にもやはりマナーがあるため後ほど述べます。

2.弔問客への対応とマナーって?もしもの時に困らないために…

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出典:https://www.pakutaso.com/20160900271post-9104.html

弔問客への対応をする必要性が出てくるのは大切な人を亡くした際であるために、ほとんどの場合が事前の準備もままならない中悲しみに耐えながら執り行うということになりがちです。

大切な方のことを思えばどうしようもなく切なく辛い気持ちはわき上がってきてしまいがちですが、弔問客の方々も忙しい中、時には遠路はるばる故人のための弔問に駆けつけてくださることを思えば、辛いときこそ毅然として節度を守った応対をしていきたいものですね。

2.1故人を悼んでくれる方への感謝の気持ちを大切に…!

忘れてはいけないのは弔問客の方々というのは忙しい中、時には遠方から故人を悼むために訪れてくださっているという点です。

とりわけ亡くなった当日のお通夜に参列してくださる弔問客の方に対しては必ず、そのことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

2.2喪主・ご遺族側がすべき格好について

喪主やご遺族側がするべき服装については、弔問客が着る喪服よりも格上でなくてはならないという暗黙の決まりがあります。

男性ならば和装の場合は黒羽二重の染め抜き五つ紋付き羽織とお対の長着、黒かグレーの半襟、黒か白の羽織紐に地味な角帯、仙台平か博多平の袴、足袋は黒か白、畳表の草履、鼻緒は黒か白というのが最も正式な礼装となります。

洋装ならばモーニングコートに黒のネクタイ、細い縞模様のズボン、白のハンカチーフ、黒い靴下に黒の革靴が最も正式な礼装とされています。

女性の場合は和装の場合は黒無地に染め抜き五つ紋付き、白の半襟、黒の輪子か絞りの帯揚げ、 黒の帯に白の足袋、黒の草履が最も正式な礼装となります。

洋装ならば黒い長袖のフォーマルドレス、バッグや財布等は黒か金具や装飾品がついていないもの、黒のストッキングに黒い靴というのが最も正式な礼装とされています。

ただし最近では和服を着る方の減少に伴い、略礼装という黒を基調とした服装を着用する方が多いようです。

略礼装とは、男性であればブラックスーツやダークスーツ、シャツは白無地、ネクタイは黒で結び下げ、靴下は黒無地に光沢のないシンプルな革靴。

女性であれば黒や濃いグレーのアンサンブルスーツ、バッグや小物は装飾品のないもの、黒及び肌色系のストッキング、黒系のパンプスもしくは革靴、ブーツやサンダルは駄目です。

男女ともに共通することですが特に身に着けるものや足元(靴や履きものの色や酒類、女性ならアクセサリーの有無やバッグなどの色)については注意が薄れがちなので特に気をつけましょう。

2.3後日訪ねて来られる弔問客のお迎え方

お通夜や告別式、葬儀の日取りはなにぶん突然です。

日にちや予測がつくような性質のものではないため、お仕事の都合ややむを得ない事情などで後日家の方に訪れてくださる弔問客の方もいらっしゃいます。

そのため、お葬式が終わった後も気を緩めず家の部屋を片付けましょう。

そして玄関や門灯を明るくして弔問客を待ちましょう。

このとき本来ならば扉を開けて待つのがマナーです。

なぜなら、弔問客に対してはご遺族の方が玄関に出迎えることをしない決まりがあるからです。

理由は、喪に服しているため、過度に弔問客に関わるのを遠慮するという意味合いからのものです。

同じ理由で玄関先でお悔やみの挨拶を述べられる方に対してはその場で弔問を受けます。

生前のご厚誼についての感謝を忘れずに述べましょう。

その際、故人との対面をお願いすることはマナー違反ではありませんが、家に無理に上がっていただいたりする必要はありませんし、お茶菓子などを出して接待をする必要もありません。

お帰りになられる際に無理に引き止めてはいけませんし、お見送りをする必要もありません。

すべて、喪主側は喪に服しているのだからという理由に由来しています。

ただし、できうるならば名簿は準備しておいて氏名・住所・連絡先などは記入していただいておいた方が良いでしょう。

お香典やお菓子、お線香などを持参してきてくださった方へ、四十九日が過ぎた後に返礼品をお渡しするのが習わしなのですが、その際にどなたにどのようなものをお返しすればよいかという参考になるためです。

後日弔問客を迎える時の服装に関しては、お葬式の際のように喪服を着る必要はありませんが、身だしなみを整え、略式の喪装に見えるような、男性・女性ともに地味な色・デザインのスーツやワンピースなどを選んで着ると良いかと思われます。

2.4挨拶などで避けた方が良い忌み言葉の例とその理由

葬式などの場で使ってはいけない忌み言葉があります。

口に出した言葉が現実になるという言霊信仰の考え方が日本には潜在的に存在しているのですが、その考え方からすると、葬式という不幸ごとが重なる、または直接死を連想させる意味合いを持つものが忌み言葉となります。

具体例としては、かさねがさね・たびたび・またまた・ふたたび・しばしば・よくよく・返す返す・重々・再々・くれぐれも・なお・引き続き・追って・続く・急死・自殺・4、9などの数字(死、苦を連想させるため)などです。

3.弔問客側が知っておくべきマナーとは?節度と思いやりある対応を忘れずに


出典:http://www.ashinari.com/2013/04/21-377960.php?category=266

訃報が届くのは突然です。

あらかじめ準備しておくことはできません。

まずは落ち着いてお悔やみの言葉を述べましょう。

詳しくは後述しますが、死因をあれこれと問いただしたり、長く話をしたりはやめましょう。

徒にご遺族の方の心を傷つけてしまうことになりかねないためです。

次に、告別式への参加は時間をできうる限り調整して参列をするとしてお通夜に参加するかどうか迷うことがあると思います。

喪主の方から通知を受けたならできうる限り出席をしましょう。

スケジュールや仕事などの関係でどうしても無理な時は電話などで一報を入れお悔やみを述べた上で後日喪家にお伺いするほうがより丁重です。

⒊1弔問客側が知っておくべきマナーとは?

訃報が届くのは突然です。

あらかじめ準備しておくことはできません。

まずは落ち着いてお悔やみの言葉を述べましょう。

詳しくは後述しますが、死因をあれこれと問いただしたり、長く話をしたりはやめましょう。

徒にご遺族の方の心を傷つけてしまうことになりかねないためです。

次に、告別式への参加は時間をできうる限り調整して参列をするとしてお通夜に参加するかどうか迷うことがあると思います。

喪主の方から通知を受けたならできうる限り出席をしましょう。

スケジュールや仕事などの関係でどうしても無理な時は電話などで一報を入れお悔やみを述べた上で後日喪家にお伺いするほうがより丁重です。

3.2お悔やみの言葉と、迅速に確認しておくべき4つの点

お悔やみの言葉は、故人の死を悼み遺族の悲しみを慰め労わるものが基本です。

例として「この度はご愁傷様です。

謹んでお悔やみを申し上げます」があげられます。

また、忌み言葉の使用は避けましょう。

迅速に確認しておくべきこととして①故人の名前と自分との関係(代理で聞くときなど関係をしっかりと把握しておかないと混乱してしまいます)②通夜・葬儀・告別式の日時場所(参列・弔電などを打つ時に必要になるためです)③喪主(弔電を打つ時に必要になります)④宗旨(仏式・キリスト教式・神式などにより香典の書き方が異なってくるため、わかる場合は確認しておいた方が良いです)

3.2知らないと恥をかく?服装について見落としがちな3つの点

弔問時の服装はいつ弔問に伺うかで変わってきます。

お通夜の前の弔問に伺う場合は ①派手ではない平服で伺うのが原則です。

喪服は着て行ってはいけません。

なぜならお通夜の前=ご遺族側も故人の死を予測していなくて混乱していることがよくあり準備が整っていないものですので、喪服を着て行ってしまうと故人の死を予測していた、待っていたというような誤解を生みかねない(香典も同じ理由でNGです、通夜か葬式か告別式の際に持参しましょう)
②喪主よりも格の高い服装をしていってはならないというマナーにも違反することにもなってしまいます。

なお
、派手ではない平服とは言ってもジーパンやジャージなどはやめておいた方が良いでしょう。

女性の場合は化粧は控えめにして、アクセサリ類は外しておくのがマナーとなります。

指輪などが石付きの場合はあらかじめ内側に回転させておいて石を隠しておくのが礼儀です。

③通夜の時の服装は男性はグレーや黒や紺色の無地のスーツ、ネクタイは黒が良いでしょう。

もしも喪服で参列する際には上下黒のスーツ、ネクタイも黒、靴下や靴も黒です。

靴下や靴の色はつい慌てていると忘れがちです。

黒でないものを選ぶと斎場で恥ずかしい思いをすることになってしまいますから気をつけましょう。

女性は黒やグレー、紺色などのスーツや地味で装飾や露出の少ないワンピースなどを着ましょう。

男性と同様に靴には気をつけましょう。

かかとが浮いて見える靴やサンダルなどは避けましょう。

ストッキングは肌色か黒。

ただし冬場の黒タイツは避けた方が無難です。

バッグや靴も黒です。

急がず焦らず確認をしてから出かけましょう。

3.3たった一言があるだけで悲しみを気遣うことができる…突然の悲しみに響く気遣い

必ずしも大げさに述べる必要はないささやかな一言で構わないのですが、心中お察しいたします、本当にお体をお大事にしてください等、暖かな一言が染みる場合があります。

ただし後述いたしますが、安易な慰めの言葉は逆にご遺族のお心を傷つける事があるので注意しましょう。

元気づけるというよりも、そっと寄り添う、心を込めて控えめに言う、ただそれだけの一言でご遺族を励ましも、喪失の痛みを和らげることもできるようになるものです。

4.通夜振舞いの時弔問客の方々を誘導すべき?


出典:photo ac

そもそもお葬式や通夜自体、そう何度もあるものではありません。

そのため、お通夜の際の振舞いの時に弔問客の方をどう誘導するべきかそれとも誘導しないべきか、迷うこともあると思います。

4-1.通夜振舞いとはなんでしょう?

  通夜振舞いとはお坊様による読経と弔問客の焼香の後、弔問客に対して食事(精進料理やお寿司お菓子などが出されることが多いです。

人数の予想がしにくいので料理は大皿に盛られて出されます)や飲み物を供して故人のことを偲ぶ場のことを言います。

お酒が出されることもありますが、大抵は静かに語りあかす場ですので、嗜む程度にしておくのがマナーです。

大抵1~2時間で散会し、そのあとはご遺族やご親族の方々が故人を見守る時間となります。

4.2弔問客をどのように誘導したらよいでしょう?一声かけてみてください!

弔問客の方々に「別室に席を設けましたので、故人を偲びながらお召し上がりください」と一声かけて誘導すると良いかと思われます。

遠慮される方や地域性などにより細かい点は異なりますが、これもまた、お気持ち一つです。

葬儀社の担当の方と相談をしながら、どういう流れにするか決めましょう。

4.3弔問客の誘導を避けるべき場合

地域性などで通夜振舞いをしない、しても親族までに限られるというような決まりがある場合は避けるのも一つのやり方です。

人数が多すぎる、少なすぎるような場合も同じくです。

弔問客の人数を予測すること以上に通夜振舞いに残られる方の人数の予測は難しいものです。

臨機応変に考えるものだと思って準備をすることを心がけましょう。

5.見られています…!弔問客が斎場での立ち居振る舞いなどで気を付けるべきところ


出典:https://www.pakutaso.com/20130143028post-2360.html

意外と立ち居振る舞いは見られていたりするものです。

お葬式はどうしても感情が噴出しやすい場となりやすいので、余計に立ち居振る舞いには気をつけなければなりません。

故人を静かに悼むのはむしろ自然なことですが、過度に泣いたり怒ったりは場の空気を乱す振舞いになることがあります。

ハンカチでそっと涙を拭いたりする程度に堪えましょう。

貴方が悲しみに耐えているとき、隣の方も同じように悲しみに耐えているのです。

5.1喪主側やご遺族との長話はNG!弔問客全員に平等な接し方をするのが喪主側のマナーです

次に、喪主側やご遺族と長く話し込んではいけないことが挙げられます。

弔問客として訪れる中にも色々な方がおられると思います。

例えば、ご遺族やご親戚と親しい方、ご友人、遠方から訪れてくださった何年かぶりに会う方…色々かと思われます。

悲しみが深いのもあいまって、親しい喪主やご遺族の方々と個人的につい長々と話し込んでしまいたい気持ちはあるでしょう。

けれど、それはしてはいけません。

なぜなら、弔問に訪れてくださるすべての弔問客それぞれに平等な形で感謝の気持ちを持って接するのがご遺族とご親族の方の守るべき節度だからです。

これはご遺族の方だけでなく親族の方も共通して注意すべき大事なことです。

5.2死因について問いただすのもマナー違反です、プライバシーは尊重しましょう

注意する点として、喪主やご遺族の方々とお話をする際のことがいくつかあげられます。

まずは、故人の詳しい死因を聞かないことです。

ご遺族やご親戚の方とお話をする中でどのような理由で故人が亡くなったのかが話題に上がることもあると思います。

一見すると聞きたくなっても仕方ないことのように思われます。

しかしながら、故人の死因や経緯についてはプライバシーにあたる、慎重な取り扱いを必要とする情報なので、親族間などごく限られた相手だけが知り得る内容となります。

多数の方々がいらっしゃるところで聞きただしたり、しつこくくどくどと問い詰めるようなことは控えましょう。

5.3斎場で騒ぎすぎないように気をつけましょう

たくさんの弔問客が集まる場合、自分たちは大きな声で話していなくても、かなりな音量で周りに聞こえていたりすることがあります。

大抵の場合斎場内はある程度の防音設備などが施されていることがほとんどですが、それにも限りはあるので、近隣の方々にご迷惑をおかけしないように自覚してお話は控えめにしましょう。

6.喪主側が弔問客に対してお返しする言葉やご挨拶など知っておくと良い点


出典:https://www.pakutaso.com/20111154313post-868.html

大切な人を失う悲しみが大きすぎて、とっさにどう返すべきかわからなくなる、やるせない精神状態だと思います。

しかしながらそんな時でも、弔問客の方々に対する言葉には誠意と感謝を込めてお応えいたしましょう。

6.1弔問客の方々に来場してくださった感謝の気持ちと生前のご厚誼に対する感謝を込めましょう

忙しい中時間を必死に作って来てくださっている弔問客の方へ、来てくださった感謝の気持ちと故人の生前へのご厚誼に対する感謝を込めてご挨拶をしましょう。

悲しみが強くどうしても言葉が出てこないときは目礼や深く頭を下げての一礼でも良い場合もありますが、やはり直接お悔やみを言われたような場合にはきちんとした挨拶をお返ししたいところです。

6.2挨拶の具体例二種

「本日はお忙しい中、遠路はるばるお運びくださいまして、誠に有り難うございます。

生前に故人が賜りました数々のご厚誼に対しましても、故人に成り代わりまして心より御礼申し上げます。

このように大勢の方にお見送りいただき、さぞかし故人も喜んでいることと存じます。

遺された私どもは未熟者ではございますが、今後とも故人同様ご指導ご鞭撻のほど賜りますようお願い申し上げます」
「本日はご多用中のところおいでいただき、たくさんのお心遣いをいただきまして心より感謝しております。

故人も、皆さまのご厚情に感謝して安らかな眠りにつけるものと信じております。

本当にありがとうございました」

6.3心がけておくべき、「喪に服する」ということ

「喪に服する」という考え方によって、必要以上に弔問客の方々に深く関わらないようにするというしきたりがあります。

喪家にて弔問客をお迎えするときにも特に顕著なのですが、斎場においても、遺族や親戚は祭壇の横にいて自ら弔問客の方に挨拶をしに行ったりができない、もしくは目礼で済ますということがあるのもこれらのしきたりに由来します。

一年間は喪に服すということで年賀状を出せなかったりすることは知っている人も多いと思いますが、基本にあるのは喪に服して身を慎み過ごすという考え方です。

場所によっては四十九日は賑やかなところにも行かずに過ごすなどよりいっそうの厳しい習わしがある場所もあります。

喪に服しているからと言って、消極的になる必要はありませんが、とりわけ葬儀やそのあとの弔問を受ける期間は喪に服しているのであり、きちんと弔問客の方とは距離をおくことを念頭において応対をする必要があることを心にとめておきましょう。

そうすれば自ずと礼儀を踏み越えることも少なくなるはずです。

7.弔問客側がご遺族やご親戚の方々に対してお掛けする言葉やご挨拶など知っておくと良い点


出典:https://www.pakutaso.com/20150301069post-1.html

弔問の際、ご遺族ご親戚の方々にどうお声を掛けていいかわからない…と思うことがあると思います。

無理をせずともいいのです。

ただ心を込めてお悔やみを申し上げればそれだけで十分に気持ちは伝わり、染み入ります。

7.1お悔やみの言葉を過不足なく述べることの大事さ

お悔やみの言葉は覚えてしまえば難しい言い回しでもなく、喪主側とあまり長く話し込んではいけないという性質上簡潔に述べることが求められるため、短めのものが多いです。

短くともご遺族の力になれるような言葉を自然に口にできると良いですね。

  

7.2挨拶の具体例

「この度は、まことにご愁傷様でございます。

心からお悔やみ申し上げます。

7.3安易な励ましは控えましょう。

時として深く傷つけてしまうことも。

お葬式の現場で避けた方が良いものとしては遺族に対する安易な慰めの言葉があげられます。

それは時として忌み言葉よりも深くご遺族の心を追い込み、傷をつけてしまうことがあります。

例としては「がんばってください」「元気を出してください」「○○さんの分も長く生きてください」などです。

つい口にしてしまいがちな言葉なのですが、頑張りたくても元気を出したくても、すぐに元気を出すことはできません。

大切な人を喪うということはどうしようもなく悲しいものなのです。

○○さんの分も長く生きてくださいと言うのは、○○さんが早死にしたようで失礼だとも取れてしまいますので、人によっては怒らせてしまうかもしれません。

それよりも「この度はご愁傷様です。

心からお悔やみを申し上げます」というご遺族の悲しみにそっと寄り添うような言葉の方が思いやりになるのだということを覚えておきましょう。

まとめ


出典:photo ac

弔問客とは、人の死を悼み、葬式や喪家に訪れてお悔やみを述べる客人の事です。

喪主側と弔問客側、どちらも突然なるものです。

しかし、そのあとにこなさなければならない数々の出来事が皆立て込みがちの今日明日明後日、という具合に詰まっているものですから、慌ただしくさえあります。

大切な人を喪った悲しみを十分に消化する時間もないままにお通夜葬儀告別式と進む場合がほとんどでしょう。

それでも時間を作り、故人を悼むために集まり、式をして弔問客をお迎えする以上は、喪主側も弔問客側もマナーを守り、お互いに失礼のないように配慮をしつつそっと慰めあって故人の思い出を胸にまた強く明日を生きていくものなのだと思います。

喪主やご遺族側には服装に関するマナー(弔問客側より格上の改まった礼装である必要があること)や喪に服する=弔問客への必要以上の接触を慎む必要がある葬儀や喪家での接客マナー、(不幸が)繰り返す意味合いを持つので使ってはいけない忌み言葉等があることについて見てきましたが、どれも大事な習わしでありそれぞれの理由があります。

喪に服する考え方はハレやケガレの観念と関わっていますし(ハレ=おめでたいこと、慶事、ケガレ=おめでたくないこと、弔事)忌み言葉を弔事の席で口にしてはいけないのは、口にした言葉が現実になる力を持つという言霊信仰という考え方が根底にあると言えます。

普段はあまり表には出てこない事柄ですが、弔問客と弔事との関わりを考える上ではそれらのしきたりを踏まえた上で気をつけておく必要があるでしょう。

人への思いやりを大事に節度を保ち、悲しくともその悲しみに寄り添うような励ましをするためには、弔問客側にもマナーが必要になってきます。

突然の訃報にも取り乱さずに簡潔かつ丁重にお悔やみの言葉を述べ、故人と自分との関係、お通夜、葬儀、告別式の日時と場所、喪主は誰か、出来れば宗旨は何かなどを確認しておくと後々困りません。

弔問客側の服装についてですが、お通夜の前に伺うときは派手でない平服が原則です。

この際、喪服を着ていくのはNGです。

なぜならお通夜というのは予測が不可能なものであるはずな出来事なのに、喪服を着て参列してしまうとお通夜を待っていたと誤解されかねないためです。

平服と言ってもジーパンやジャージなどはやめておきましょう。

女性の場合は化粧を控えめにして、アクセサリ類は外しておくのがマナーです。

お通夜の際は男性は黒やグレーや紺色のスーツ、ネクタイや靴下。

靴も黒です。

喪服を着ていくときは上下とも黒のほうが良いでしょう。

女性の場合は男性と同じような黒や紺、グレーのスーツか地味な色味で露出の少ないワンピース、黒か肌色のストッキング、バッグや靴は黒です。

弔問客の斎場での振舞いは意外と見られているものです。

斎場での立ち居振る舞いは気をつけましょう。

弔問客全員への平等な接し方が喪主側のマナーですので、喪主側やご遺族、ご親族と長話するのはよろしくありません。

故人の死因について問いただすのもマナー違反です。

死因はプライベートな事柄に属することなためです。

斎場で騒ぎすぎないようにも気をつけましょう。

たくさんの弔問客が集う場所であれば、それほど大きくはない声でも近隣の方にご迷惑をかけてしまう恐れがあります。

NG事項と言えるほど明らかではないのですが、弔問客が気を付けた方が良いこととしては、安易な慰めの言葉を口にしないという注意事項があります。

「頑張ってください」「元気を出してください」「○○さんの分まで長く生きてください」などは、つい弔問客側が口にしてしまいがちな励ましの言葉ではあるのですが、場合によっては忌み言葉よりも深くご遺族の心を追い込み、深く傷つける事がありますので注意が必要です。

頑張りたくても元気を出したくても、大切な人を喪った悲しみは大きくなかなかに一朝一夕にそうできるものではないこと、できうるならば大仰な慰めの言葉よりもささやかでも簡潔でも心を込めた励ましの一言の方が遥かにご遺族の心に沁みたり、僅かながら悲しみを癒したりする役に立てるということを考えに入れておきましょう。

ご遺族の側も、弔問客の側も、どちらも思わぬことで大切な人を喪ったということについては同じです。

だからこそ、遺族の側は極力弔問客すべてに対して平等かつ慎重に、弔問客の側は故人を悼みご遺族を気遣う思いやりを示しつつ、つつがなく故人を送ることができるようにと、どちらへも配慮をしていく必要があります。

悲しみは簡単には消せませんが、できうる限り故人が心残りなく彼岸に赴けるような、そんな葬儀の流れであるように心がけ、思いやりを持って振舞うことが、弔問客側、遺族側両方にとって大事なことであるのを強く心に留めておきましょう。

     

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